パンの研究所「パンラボ」。
誌面では紹介しきれなかったパンのあれこれをご紹介します。
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
【新麦コレクション主催】一緒に、小麦の種をまこう【参加者募集!】

(写真はイメージです)

 

パンラボ・池田が理事長を務める「NPO法人新麦コレクション」主催、食と農の体験型プロジェクト!
人気ベーカリーシェフといっしょに小麦の種をまき、育て、製粉し、食べる!

 

「【種から種へ】第1回 一緒に、小麦の種をまこう」
《2018年10月21日(日)10:00〜15:00 恵泉女学園大学》

 

新しいプロジェクトの始動です!
みんなで種をまき、育て、製粉し、いっしょにパンを作るところまで行う体験・参加型イベント。
無農薬・無化学肥料で栽培。

収穫された小麦の一部をとっておき、翌年また種としてまき、自然の循環を実感します。
人気ベーカリーのシェフたちといっしょに農作業、昼食にはパンもご用意しております。


「【種から種へ】第1回 一緒に、小麦の種をまこう」のポイント!
1.  1年かけて小麦からパンがどんなふうにできあがるか体感!

パンはいつも食べているかど、その原料である小麦がどんなふうにできるかわかりませんよね?

いっしょに土に触れて、自然の中に身を置いて、食べ物ができる現場を体感しましょう!

 

2.「365日」杉窪章匡シェフや「カタネベーカリー」片根大輔シェフ参加! 昼食は両店のパン!
杉窪・片根の両人気シェフやパンラボ池田浩明も参加。

プロといっしょに小麦を育て、パンを作るというまたとない体験ができます。

昼食として「365日」「カタネベーカリー」の作ったパンもついています!

 

(小麦を栽培する畑)

3.東京とは思えない自然な風景!
恵泉女学園大学とNPO法人みどりのゆびが協働で管理している多摩丘陵の里山にある畑で行います。人工物などなにも見えない丘に囲まれた自然な場所。ここに小麦を植えることは、このうつくしい里山を保存することにも貢献します。

 

4.オーガニック界の第一人者が農業指導!
専門家の指導付きなので誰でも簡単に農業が楽しめます。
・澤登早苗先生
恵泉女学園大学大学院平和学研究所人間社会学部教授、教育農場長、農学博士
・ジョン・ムーアさん
Seeds of Life代表(元電通コピーライター、元パタゴニア日本支社代表)

 

●日時 10月21日(日)10時集合
●集合場所 恵泉女学園大学南野キャンパス河井道ラウンジ(東京都多摩市南野2−10—1)
*小雨決行、大雨順延。中止の場合は、朝、メールで通知
*順延の予備日時 10月27日(土)14時~16時
*電車利用の場合は、多摩センター駅より路線バス(所要時間約10分)をご利用いただく(日曜日のためスクールバスなし)。自動車の場合は駐車場は利用可。
詳細 http://www.keisen.ac.jp/about/campus/access/


●申し込み インターネットにて

https://tanekaratanehe1.peatix.com/
一般2700円(種持参の場合2500円) 会員2200円(種持参の場合2000円)

 

タイムスケジュール
9時30分 受付開始 
10時 畑へ移動 
10時10分 講義開始 澤登先⽣、ジョン・ムーアさん
10時30分 作業
11時30分 休憩(トイレ)
11時45分 作業
12時30分 お昼ご飯
終了15時(最長の場合。進行によって早く終わることもあり)

 

ぜひいっしょに小麦を育てましょう!

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gochisou × パンラボ コラボアイテム発売! 続報!

この秋、発表する、テキスタイルブランド「gochisou」とパンラボのコラボアイテム。

明日から「もみじ市」で先行販売されるアイテムの写真が、前日になってやっと送られてきました!(マジ話)

 

特別先行販売

10月13、14日「もみじ市」(今週の土日)

(昨日の記事、日付がまちがっておりました。申し訳ありません!)

@東京オーバル京王閣(※雨予報のため会場変更されております)

http://momijiichi.com/2018/

ビーバーブレッド ブース内で販売。

 

かわいいビーバー君のロゴでおなじみ、BERAVER BREADのパン(上の写真のパンです)をモチーフとしたテキスタイルから、下記のアイテムが作られ、今回先行販売されます!

 

・クラッチバッグ2種

・ビニールバッグ

・ハンカチ3種

・エプロン3種

 

11月16~18日にはTHE A.I.R BUILDING(日本橋)でgochisou×パンラボの展示販売会を行います。

こちらでは生地やアパレルの販売もします!

トークイベントやBEAVER BAR(BEAVER BREADプロデュースによる宴)もやりますのでぜひお越しください。

詳細は後日発表します!!

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gochisou × パンラボ コラボアイテム発売!

この秋、テキスタイルブランド「gochisou」とパンラボのコラボアイテムを発表します!

 

 

gochisouとは?

坂本あこさんが食をモチーフとしたうつくしいテキスタイルをデザイン。

洋服や雑貨をひとつひとつ手仕事で作っています。

https://www.gochisou-textile.com/

 

今回モチーフとしたのは、「BEAVER BREAD」!

ファウンダー割田健一が創立。

昨年オープンし、早くも人気を不動のものとした東日本橋のベーカリーです。

 

パンシェルジュでもあるパン好きモデルの山野ゆりさんとコラボバッグを製作!

山野さんはミューズとして、イメージブックのモデルを務める他、イベントにも登場します!

 

特別先行販売

10月13、14日「もみじ市」

@東京オーバル京王閣(※雨予報のため会場変更されております)

http://momijiichi.com/2018/

ビーバーブレッド ブース内で販売。

 

・クラッチバッグ2種

・ビニールバッグ

・ハンカチ3種

・エプロン3種

 

11月16~18日にはTHE A.I.R BUILDING(日本橋)でgochisou×パンラボの展示販売会を行います。

トークイベントや生地やアパレルの販売、BEAVER BAR(BEAVER BREADプロデュースによる宴)もやりますのでこちらもぜひお越しください。

詳細は後日発表します!!

 

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緊急メッセージ!世田谷パン祭りで食べる幻の古代小麦!

いよいよ月曜日(祝日です)に迫りました、「エンマーラボ 幻の古代小麦のパンを食べてみたい!」(試食付)。

 

昨日、興奮して書きました。

「やったな、アレックス」

とアメリカを代表するレストランの料理人たちがハイタッチするほど盛り上がった、伝説級のパンを再現すると!!

http://panlabo.jugem.jp/?eid=2169

 

エンマー小麦のことも知っていただきたいのですが、パンは食べ方が重要!

本によると、スライスしたパンに、スプーンいっぱいのリコッタチーズとオレンジマーマレードをのせて供すると、あっちのテーブルからもこっちのテーブルからもオーダーが入って、エンマー小麦が在庫切れになったとのこと。

この食べ方も再現します!

 

リコッタはすでに購入、マーマレードは当日、世田谷パン祭りにて極上のものを現地調達する予定でおります!!

 

「エンマーラボ 幻の古代小麦のパンを食べてみたい!」(試食付)
2018/10/08 (月) 
11:00 - 12:00 
IID世田谷ものづくり学校 1F 108教室

 

詳細・お申し込みは
https://peatix.com/event/433999/


パンはパーラー江古田の原田浩次さん特製!
飛び入りゲストもひょっとしたらいるかもしれません!

 

パンマーケットへ待たずに入れる優先入場券付きのチケットもあります!
前売り発売は本日水曜まで(当日券あり)。
お急ぎください!

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世田谷パン祭りでトークショー!「エンマーラボ 幻の古代小麦のパンを食べてみたい!」(試食付)

エンマー?
なんじゃこりゃという感じですが、いま私たちが食べているパン小麦(これも謎ワード)のご先祖様です。
いったい、この小麦がなんだっていうんでしょうか?

 

私、実はこういう本を出しております。
https://www.amazon.co.jp/パンソロジー-パンをめぐるはなし-池田-浩明/dp/4582632203

 

古今東西の、パンにまつわる名著・奇書のおもしろいところ(池田的に)を集めたアンソロジー本でして。
『食の未来のためのフィールドノート』(NTT出版)も含まれております。
ダン・バーバーさんという、アメリカを代表する料理人(食のアカデミー賞といわれるジェームズ・ビアード財団賞を受賞した)が書いた本です。

 

この中に、オーガニック全粒エンマーで作ったブリオッシュが登場します。
それは、こんなふうだったそうです。

 

「日頃は評価の厳しいコックたちが、このパンに強い印象を受けて(「やったな、アレックス」)、絶賛したのである」

 

「ブリオッシュは本当においしかった。一口ほおばると心がほっとするような味で、トーストされたナッツと湿った草の香りがアクセントを添える」

 

どうですか?
どんな味がするのか実際に食べてみたくないですか?

 

これを本当に作ってしまおう、というのが今回のイベント!

「エンマーラボ 幻の古代小麦のパンを食べてみたい!」(試食付)
2018/10/08 (月) 
11:00 - 12:00 
IID世田谷ものづくり学校 1F 108教室

 

世田谷パン祭りの会場で行います。
パンはなんと! パーラー江古田の原田浩次さんに作っていただきます!
飛び入りゲストもひょっとしたらいるかもしれません!

 

詳細・お申し込みは
https://peatix.com/event/433999/

 

パンマーケットへ待たずに入れる優先入場券付きのチケットもあります!
前売り発売は明日までです(当日券あり)。
お急ぎください!

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希望のりんごツアー2018秋

台風21号、北海道地震の被害に遭われた方へ、心よりお見舞い申し上げます。
1日も早い復興をお祈りしております。

 

「希望のりんご」陸前高田ツアー参加者募集のお知らせです。
震災のときパンをお配りしてからもう7年以上ものおつきあい。
いまでは里帰りするような感覚で年2回訪れるようになりました。

 

今回は、りんご収穫ツアー。
海の見える畑になった可憐な赤いりんごを、ぜひご自身の手で摘んでください。
そのおいしさは、一生ものの記憶となるでしょう。
翌日はBBQ。
地元の方と交流し、収穫したりんごを焼きりんごにしたり、ZOPF伊原靖友シェフが仕込んだ「巻きパン」を焼いたり。
そのほか、お祭り見物など楽しいイベントがいっぱいです。
はじめての方、大歓迎!
「新しいふるさと」へいっしょに里帰りしましょう。

  

 

詳細、お申込みはこちら
http://www.kibounoringo.com/event/post464.html

 

【日程】
2018年10月6日(土)〜7日(日)

 

【参加費】
大人26,000円(税込) 子供(小学生以下)18,000円(税込)
(一ノ関〜陸前高田の往復バス代、1日目昼食代、夕飯代、宿泊代、2日目朝食代、昼食代含む)
※往復新幹線代は含まれませんので、ご自宅から一ノ関までの往復交通費はご自身でご手配ください。
※なるべくお早めに指定券をお取りください。駅の窓口では1ヶ月前からの販売。JRえきねっとの事前予約ならさらに1週間前から予約できます。
※JR東日本より発売されている週末パス(JR窓口での事前購入が必要です)をご利用いただくと安くなります。特急券は別販売になります。例:東京⇔一ノ関往復 20,690円
※本ツアーには国内旅行傷害保険料金が含まれています。

 

【集合場所】
一ノ関駅東口出口(6日 10:30集合)

 

【宿泊先】
箱根山テラス(2名1室、相部屋でのご利用となります。)

 

【定員】
25名

 

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川越市内のパン屋10店舗で「新麦収穫祭 in 川越」開催!

(新麦で作ったエピ[麦の穂])。右から、ベーカリークレープ、リュネット、川越ベーカリー楽楽、ナンツカベーカリー)

 

パン用小麦のとれる町・川越。

大人気イベント「川越パンマルシェ」参加の10店舗が、8月24日の埼玉新麦解禁日に合わせ、川越でとれた新麦パンのフェアを行います。

 

川越と坂戸にまたがる地域で作られる原農場のハナマンテン。

東京近郊とは思えないほど広々とした畑があります。

会いにいける地元の小麦です。


川越パンマルシェのホームページ
https://www.facebook.com/kawagoebread/?hc_ref=SEARCH

 

 

★開催店舗
川越ベーカリー楽楽/サンドイッチパーラー楽楽
川越市元町2-10-13(菓子屋横丁) 
049-257-7200 
7:30〜17:00 
月+不定休
http://www.bakery-rakuraku.com/

 

善太郎
川越市松江町1-10-7
049-222-0683
11:00〜19:00
日月火休

 

ブレッドマン
川越市東田町16-1 1F    
049-247-3100
10:30〜19:00(売切れ終了、日曜は〜17:00)    
月休
https://www.facebook.com/BREADMAN-532450786824334/

 

ナンツカベーカリー
川越市南台2-2-1
049-215-7850
9:00〜18:00
日月休
https://www.facebook.com/NANTSUKA-BAKERY-1764313370458514/

すべてのパンに新麦を使用

 

WACCI
川越市新宿町6-27-43
049-248-8118
11:00〜18:00(売切れ終了)
日・第2第4月休
https://wacciboulangerie.wordpress.com/

 

パン工房クローバー
川越市砂967-2    
049-244-3278
7:00〜19:00    
火休

 

ブーランジェ リュネット
川越市砂新田2-8-11
049-292-9653
9:00〜18:00
月休
www.boulanger-lunettes.com/

 

ベーカリー クレープ
川越市大字砂931-7
049-244-7045
日祝休
http://ameblo.jp/kurepuken/

 

handmadebakery_nikori

川越市仙波町3丁目8-5
049-226-2580(ニコパン)
10:00〜18:30
日月休

https://www.instagram.com/handmadebakery_nicori/?hl=ja

 

BAKELIKE 0044
川越市的場北1-12-8
080-6805-0044
10:00〜19:00
日月休
http://bakelike0044.jimdo.com/

 

8月24日〜31日、散歩に出かけるなら、ぜひ川越へ!

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第18回チャリティー講習会募集のお知らせ

東日本大震災の復興支援を目的に、2011年より、山豊シェフ(元Gerard Mulot)の呼びかけで行われてきた行われてきた「チャリティー製パン講習会」。
第18回目は「平成30年7月豪雨」の被災者への応援として開催される。
伊原靖友シェフ(ZOPF)、井上克哉シェフ(Auvergne)とともに、先日名古屋にオープンした話題の新店「涼太郎」の渡邊涼太郎シェフが登場。

大いに期待できそうだ。

 

1 実行委員及び講師
渡邊 涼太郎氏(涼太郎オーナーシェフ)赤ワインパン/全粒粉100%バターロール他
山 豊 氏(元 Gerard Mulotシェフ  )バゲット/セーグルフリュイ/フリュイルージュ他
井上 克哉 氏(Auvergneオーナーシェフ )デニッシュ食パン
伊原 靖友 氏(ZOPF オーナーシェフ  )昼食


2 日時・場所
平成30年10月3日(水)10時〜16時30分(9時30分受付開始)
日清製粉株式会社 小網町ビル加工技術センター
〒103-8544 東京都中央区日本橋小網町19−12
※お車でのご来場はご遠慮ください。鉄道など公共交通機関のご利用をお願い申し上げます。

 

3 会費
受講の方 7,000円(お一人当たり) *昼食付です
メディアの方 2,000円(昼食代として)
*受講料は「赤十字」に寄付する予定です。
講習会では個別領収書は発行致しませんのでご理解賜りますようお願い致します。

 

4 定員
70名 ※定員となり次第締切らせて頂きます。

 

5 お申込方法
別添の申込書に所定事項をご記入の上、FAXにてお申込下さい。

 

6 お申込締切
平成30年9月21日(金)

 

7 お申し込み方法
日清製粉株式会社 チャリティー製パン講習会 窓口行まで

下記の必要事項を記入してFAXで
FAX:03-5282-6137

・フリガナ    
・貴社名    及び 貴社ご住所
・電話番号    
・FAX番号    
・参加者ご芳名(役職[所属部署])
 1        
 2        
 3        

 

8 お問合せ先
日清製粉株式会社 営業本部営業企画部 (TEL:03-5282-6365)
チャリティー製パン講習会窓口 小池

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第17回チャリティー講習会のお知らせ

 

東日本大震災の年から、レジェンド山豊シェフ(元Gerard Mulo)はじめ、伊原靖友シェフ(ZOPF)、井上克哉シェフ(Auvergne)の3人がつづけてきた「チャリティー講習会」も17回目。
今回は熊本に場所を移して、地震発生から早くも2年の歳月が流れた熊本にて開催されます。
会場の株式会社丸菱は震源地に近く、甚大な被害を受けました。
また、いまだに自宅に帰れない方がいるなど、復興は道半ばです。
講師は他に、地元で盛り上がるパン屋さん、Boulangerie Pa Painの西徳雄シェフ、ロビンフッドの家弓武矢シェフ。
ぜひお近くの方は足をお運びください!

 

 

1 実行委員及び講師 予定演目
西 徳雄氏 (Boulangerie Pa Pain代表) 阿蘇自然豚と熊本の季節野菜のパン/エッグタルト(マカオ風)
家弓 武矢氏(ロビンフッド代表取締役社長) シナモンロール/洋梨の赤ワイン煮等
井上 克哉氏(Auvergneオーナーシェフ ) 最高級デニッシュ食パン
伊原 靖友氏(ZOPF オーナーシェフ  ) ロッゲンミッシュブロート/昼食
山 豊 氏(元 Gerard Mulotシェフ  ) バゲット/ライスミルクブレッド/マドレーヌ

 

2 日時・場所
平成30年6月21日(木)10時〜16時30分(9時30分受付開始)
株式会社丸菱
熊本県上益城郡益城町宮園788/電話096−286−1915

 

3 会費
受講の方 5,000円(お一人当たり)
メディアの方 2,000円
*義援金は運営経費を差し引いて熊本市災害寄附金に振り込ませていただきます。

 

4 定員
50名 ※定員となり次第締切らせて頂きます。

 

5 お申込方法
下記の所定事項をご記入の上、FAXにてお申込下さい。

 

6 お申込締切
平成30年6月11日(月)

 

FAX送付先
大陽製粉株式会社 チャリティー製パン講習会 窓口行
FAX:092−781−2527

・フリガナ
・ご参加者名
・貴社名
・お役職(所属部署)
・貴社ご住所
・電話番号
・FAX番号
・シェフへのご質問など


お問合せ先
大陽製粉株式会社 TEL:092−713−5782
チャリティー製パン講習会窓口 勝野

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パンよ、空へ!

パンラボは、要石を失くした。
3月4日のことだった。
さっきまで元気にいつもの通り競馬のブログを書いていたというのに、運命がかしわでさんを奪っていった。
誰もそれを信じなかった。
訃報を聞いてもドッキリだろうとみんなで言い合っていた。
いつもおもしろがり、隙あらば笑わせようとしていた、そんな人だったから。

 

要石とさっき書いたが、重石なんかじゃない。
軽きも軽し、堂々たる軽石だった。
昔からパンラボblogを読んでくれている人なら、軽妙で剽軽で軽佻浮薄な、その文体を知っているだろう。

 

文頭や文末に「かし」とか「かしわで」と記された記事を読んでほしい。

氏は頭脳パンかにぱんに異常なる執着を見せた。
あるいは、キューカンバーサンドにはまっていたことがあったけど、それは女子にモテたいからであったり。
それからAKBの誰がパン好きかということや、フジの女子アナの誰がどのパンが好きかということにも通じていたし、

ル・コッペ堂という幻のパン屋から三色インドカレーコッペなどを買ってきてくれたりも。
あんぱんの中では、つぶあんやこしあんという王道ではなく、いちばんの変化球である「うぐいすあん」を愛していたし、
ぬぬぬぬぬ。
とか
ターーーー!
ワオ!
うひょ!
というオノマトペを好んで多用した。
かしわでさんはパンをおもしろがっていたのだ。

過剰なるおもしろがリズムこそ、かしわでさんの真骨頂だった(氏はそれを「ニギ」と呼んでいた)

 

仮想のパン研究所「パンラボ」をはじめてから約9年も経ち、私がむしゃむしゃとパンを食べ、どんどんとディープにマニアックに向かっていった一方で、かしわでさんはいつまでもミーハーで軽チャーなままだった。
いや、かしわでさんは、あえてその地点にとどまったんだと思う。
本を作るためには両方の視点が必要だ。
もっと先へ、もっと深くへと道をたどっていくマニアの視点と、本屋さんでたまたまパンラボに出会い、なんの予備知識もないままとびらを開ける人の視点。
私が森の奥へ奥へとすすむ獣道をずんずん進んでいったとき、かしわでさんは道の登山口を守っていてくれた。

 

実のところ、かしわでさんがいなかったら、私はいまだに何者でもなかったかもしれない。
大学を出て白夜書房(パンラボの発行元)に入った私に、本の編集というものを教えてくれたのは、かしわでさんだったし、白夜書房を辞め、ふわふわしていた私に『パンラボ』という本を出させてくれたのも、またかしわでさんだった。
つまり、かしわでさんがいなかったらみなさんがいま目にしている「パンラボ」というものは、どこにもなかったかもしれないのだ。

 

そんな感謝を、あまりにも突然だったので、本人にマジ告白したことなんて一度もなかった。
あーと悔いまくりながらお通夜に向かったところ、思いもかけず、そこには、かしわでさんの手を経てパンラボシリーズの本を出した著者の方々が一堂に会していたのである。

まさこジャム』の渡邉政子さんも、『パンの漫画』『パンの漫画2』の堀道広さんも、『空想サンドウィッチュリー』の西山逸成さんも、『パンは呼んでいる』の山本ありさんも、『シアトル発 ちょっとブラックなコーヒーの教科書』(これはパンの本ではないけど、かしわでさんのもうひとつの大好物)の岩田リョウコさんも。
かしわで氏への感謝は、私だけではなく、著者全員が共有していたものなのだ。

 

その気持ちは、『空想サンドウィッチュリー』の撮影のときのかしわでさんのことを書いた西山さんのこの言葉に言い尽くされている。

 

「いつも試食の際にはおもしろがって、『すごい!、すごい!』『美味しい!、美味しい!』と言ってくださるようなとても優しい方だった」(「とても寂しかったこと。」)

 

そう、私たちに発表の場を与えてくれて、率先しておもしろがってくれたのが、かしわでさんだった。
パンをいろんな店で10個とか買ってきて、それをいっぺんに食べて感想を記した『パンラボ』という本も、ダンボールで屋台を作っていろんな場所でサンドイッチ屋を開店する『空想サンドウィッチュリー』も、他の出版社では実現しそうにないほどめちゃくちゃだ。
それを、大人の事情なんて脇に置いて、無条件におもしろがってくれたかしわでさんがいたからこそ実現したといえる。

 

パンラボ前、パンラボ後。
パンラボを開始した2009年、かしわでさんや私たち(編集のDさんも)が共有していたのは「前夜」という感覚だった。
「パンってなんかおもしろくないですか?」
かにぱんも、頭脳パンも、バゲットも、有名な店のパンも、パン職人の生き様も、発酵も、あれもこれも。
ふと見渡してみたら、この世界の至るところにパンのトビラはあって、それを私たちは叩いてまわったが、どのトビラも ワオ! とか うひょ! とならないものはひとつもなかった。

 

そしていまや誰もが認めるパンブーム。
パンみたいなおいしいものを、いままでみんな好きじゃなかったのが急に好きになったということではたぶんない。
私が思うにそれは「パンおもしろがりブーム」なのだ。
食べ物としてのパンはもともとみんな好き。
それ以上の価値(アートやカルチャー)としてパンが認知された。
かしわでさん、あなたがこの9年、おもしろがってきたパンを、いまではたくさんの人がおもしろがってくれるようになりましたよね!

 

心配してくれる人がいる。
「かしわでさんがいなくなって、パンラボはこれからどうなるんですか?」
私の腹はもう決まっている。
かしわでさんの遺志を継ぐしかないでしょう!


パンラボはこれからもパンをおもしろがりつづける。

誓いよ、届け。

パンよ空へ! (池田浩明)

 

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