パンの研究所「パンラボ」。
painlabo.com
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
危うし! こっぺ堂
かしわで


昨日、フラリと五日市街道を歩いていたら、
見覚えのあるパン屋がそこに。

五日市街道を歩くことなんてほとんどないので
見覚えがあるわけない。

気になったのでそのパン屋に入ってみると
やっぱり見覚えがある。

欧州系のパン屋とは違う雰囲気。

もちろんかいじゅう屋さんとも違う雰囲気。
(まぁかいじゅう屋さんと似たパン屋に出会ったことはないけど)

この雰囲気は…あ!
天然酵母系だ。

自分の勝手なイメージでは
使われている木材のローストが欧州系は深く、
日本の天然酵母系は浅い、気がしていて、

この店は明るい薄茶色。

だけどこの店内の感じはそういったすべての天然酵母系を一緒くたにまとめたのとも違う。

杉並の和田、妙法寺近くにあるパン屋に似ている。
店名を忘れたので確認できないけどなんだか店内の温もりが同じテーストな気がする。

ただどこか違う。パンが少し違う。

妙法寺近くのパン屋はサンドウイッチや天然酵母で作ったラスクなんかにこだわっていた。

しかしこっちは違う。

ここのパン屋はなんと、

コッペパンにこだわっている。

素コッペパンが3本入りで売っている。

あんことカスタードを二車線でひいたコッペパン。

ツナのコッペパン。

ゴボウサラダのコッペパン。

自分が入店したときにはこの3種類しかおいてなかったが
雰囲気からはもっといろんな種類がありそうだ。

で、ここで聞いてみた。
「支店はありますか?」と。

答えはやっぱりのイエス。

パン屋の名は
「ふじみ」
http://www.try-m.jp/zenfoods/fujimi/

サイトを見ると
この成田東店が一番新しいようだ。
なんせまだサイトに紹介されてない。

住所 杉並区成田東1-34-10
地図 ココヲクリック


自分は妙法寺近くのパン屋に行ったことがありますが
パンの種類が違う気がします。

「基本は同じです。でもこの店ではコッペパンにこだわってます」


コッペパン!



あんか 

写真は「あんとカスタードが二車線で引かれたコッペパン」

あんといえばバターとの組み合わせがコッペパンのもはや王道だけど
ここのはそれがカスタードに。

あんとバターがお互いの弱いところを補い合って、スパークさせてるとしたら、
こっちはそれぞれの良い点をぶつけあって深みを出そうとしている。

見た目ほど甘すぎない。

たぶんコッペパンにはあんだけじゃ足りず、
バターだけじゃ物足りず、

それと同じようにカスタードだけじゃコッペパンのややもさっとした触感になじみきれないのではないか。

おいしいです。


おいしいですよ、

西新宿のインディーズ系パン屋の「ル・コッペ堂」さん!



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ル・コッペ堂のラグーパン
かしわで


ぷ夫人の手作りティラミスはムッシュ・ぷさんのファインプレイで
自分好みになっていたようです。

マスカルポーネにココアではなくエスプレッソのコナをまぶすプレイ。

ただ
ココアとエスプレッソのコナを両方まぶしたらもっとおいしいのではないか。
などとも思いました。
よし今夜11時頃に自作してみよう。


昨日、久しぶりに一部で話題のル・コッペ堂でパンを仕入れました。


らぐ

赤と緑がきれいなラグーパンです。

ラグーragoût フランス語ではシチューのことのようですが
日本ではイタリア語のragu'が一般的か。

イタリア語でラグーはミートソースという意味らしく
たぶんこのパンのラグーはイタリアのラグーのことでしょう。

ネットで検索するとやたらタコのラグーが引っかかりますが
---しかもとてつもなく旨そうです---
たぶんそれは肉をタコに置き換えたものか。

このコッペを持って、
いつものように
つじあやのさんのように自転車に乗って、口笛を吹きながら、

しかし相変わらずいいなぁ。つじさんのブログの日々の小タイトルは。
http://blog.livedoor.jp/tsuji_ayano/


飄々と、
飄々を持って、
新宿中央公園へ東京ピクニッケ。

しかしいいですね。
このフリーペーパーのここのイラスト     ↓ここ。

飄々1号表紙



飄々さとつじさんはつながるものなのか、
よくわかりません。

でも風は気持ちいいのでよしでしょう。

飄々の配布店は下記にて。
http://panlabo.jugem.jp/?day=20090827


さて
ラグーパンです。

これもたいそう旨かったです。

想像しやすい表現としては
モスバーガーの「モスバーガー」の名物ソースでしょうか。
あのソースには肉はほとんど入ってませんが
あれに肉をいっぱい入れて、
もうちょっと煮詰めてトロリとさせて、
少しイタリアっぽく洗練させた感じ。

ラグーというだけあって、
ボロネーゼではあります。

あ、そうか。パスタの入ってないボロネーゼ・パンといえばわかりやすいでしょうか。

前にDさんが書いてましたがここのトマトは旨い。
すこし塩マリネされた感じでそこが旨い。
今回のラグーパンにも同じトマトが使われていて、
それがいいアクセントになってます。






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ル・コッペ堂のインド風3色カリーパン
 ル3色1かしわで氏よりちょっと食べてもらいたいパンがあると連絡が入った。
訊くと、またあのル・コッペ堂のパンだという。
名前はインド風3色カリーパン。

ル・コッペ堂神田川 http://panlabo.jugem.jp/?day=20090810



ル3色2横から見るとこんな感じ。
赤色と黄色と緑色の何かがコッペパンに挟まっている。
ボリューミーだな、実にボリューミー。
色合いもインド風といえばインド風。インドってたしかこんな色してる。行ったことないけど。



ル今井この見事なパンを一緒に食べようと、他の編集部員も呼んだ。

実食。



…っておいしーーー!!
コッペパンからはみ出しまくっている赤・黄・緑は味の異なるタンドリーティキンだった!
かしわで氏によると、赤はパプリカとかチリパウダー、黄はターメリック、緑はミントとのこと。

しかも一見すると分からないが、ティキンの下にスパイシーなインドカリーが敷き詰められており、
非常に辛い! ちょっと辛いの苦手かも…というような人は止めておいたほうがよさそうなくらい辛い!

ただティキンとティキンの間にさりげなくポジショニングしているトマト(生だが何らかの味が付いている)がインドカリーの辛さをゆるやかにしているため旨みがあるのだな。ははーん。

それらがほんのり甘みのあるスタンダードなコッペパンにIN(ON?)されているのが、
ル・コッペ堂のやり方。


かしわで氏曰く、先日の3色パンの記事に触発されて入手してきたとのことだが。
3色パン思想 http://panlabo.jugem.jp/?day=20090809

こういう3色パンもあるのだなと大変な感心をしつつも(全体の斬新さや味の美味しさに)、
かしわで氏のしたり顔と言うのか、どや顔と言うか、何かそういった表情が気になりました。
自分だけが知っておきたい名店なのかもしれませんが、
ル・コッペ堂って一体どこにあるのかそろそろ教えていただきたいところではあります。【D】
 


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中開きか横開きか。
かしわで


蝉の声は鳴いているけれど雲や湿度が多く、
夏のギラギラとした理想の晴天にはほど遠かった昨日の中野新宿界隈の日曜日。
とはいえせっかくだったので自転車に乗って、
西新宿界隈をぶ〜らんジェリー。

スポーツ紙を2紙もって、フンフンフンって感じでぶ〜らんジェリー。
もちろん2紙の理由は競馬とのりピー根多の読み比べ。

知る人ぞ知るオカズ系パン屋の老舗(?)
ル・コッペ堂神田川でパンを2つ仕入れて、
ふんふんふんとぶ〜らんジェリー。


えび

1本目 丸ごと大エビコッペ。
写真ではわかりにくいけど巨大なエビフライ1本を丸ごとコッペパンに挟んだだけのパン。
中にはキャベツの千切りが、そのうえにソースとマヨネーズその上に巨大エビフライ。
つまりキャベツとエビフライをつなぐ感じでソースとマヨネーズ。

豪快。
ダイナミック。
男のパン。
男前豆腐店。
風に吹かれて豆腐屋ジョニー。
と波乗りジョニーはどっちが旨いの?

とにかくパンから具がはみ出てるだけで
無条件によだれを垂れ流してしまう柏手としては
大満足の逸品。
特にコッペ系やカスクート系は
はみ出てるか否かが購入動機の大半をしめるほどの
ビジュアル・ミーハー系だけに
このはみ出しぶりはまさに圧巻!

味もエビフライがデカイのに大味でなくジューシーさが残っていて
美味。ちょいと甘めのコッペパンともほどよいマッチ。


ころ

2本目 ダブルコロッケサンド

ハムとポテトのコロッケと
ビーフコロッケ。
2種類のコロッケを挟んだからダブルコロッケサンド。
正直、どっちがビーフでどっちがハムポテかよくわからなかったけど
ふつうに旨い。
(なぜ2種類のコロッケを使用するのかは謎)

どう見ても同じコッペパンなのにこっちは横をカットしての挟み込み。
エビをホットドッグみたいに中開きにしてるかと思えば、
こっちは横からの横開きに。

なぜエビは中開きで、コロッケは横開きなのか。

素材によるのか。
たぶん素材によるはず。
気まぐれではないはず。



で、これをどこで食べたのかというと
新宿中央公園を素通りして、
スターバックスにてひっそりと。
じめじめしてノドが渇いて、さらに雲行きも怪しくなってきたので(結局持ったけど)、
思わずスタバに入ってしまいました。
なんかイヤな暑さだったもんで。

風流への道は険しいなぁ。





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