ヤマザキパン*工場見学
2011.12.14 Wednesday 01:12
11月某日、ヤマザキ製パンの工場見学へ行って来た。
パンの会をはじめた頃あいさつに行ったのがきっかけで、ヤマザキ製パンの方々と仲良くなった。
仲良くなったと思っているのは私のほうだけかもしれないが(笑)
当時まだパンのことがよくわからない私に工場見学をさせてくれ、大手パンメーカーのパン作りをじっくり見せてくれ、懇切丁寧に説明もしてくれた。
大手パンメーカーがどんな風にパンを作っているのかは、パン好きとしてはとても興味があり知りたいことだったので、子どものように嬉々と工場見学をし、すぐにパンの新聞にも掲載した。(ずいぶん昔のことだ/ハハハ)
あれから20年近くが過ぎ、パン業界での講演でヤマザキ製パンの方と再会、再び工場見学に招待してくれたので、ウキウキと東戸塚にある横浜第一工場へ向かった。
まず玄関の自動扉の前に立ったのに扉が開かない。
立つ場所を間違えたのかと思って移動したりジャンプしたりしてみたが開かない。
おまじないが必要なのか?
いやいや違った(笑)
手にプシュッと消毒液をかけないと開かない仕組みになっていた。
奥へ進むと事務所。
事務所にはもちろん事務仕事をしている社員がいるのだが、みんな同じ格好。
そして現れた以前から知り合いの社長室の方々。
スーツかと思いきや、みんな工場のひとたちと同じ白い作業着。
事務所のひとたちもみんな同じ作業着だった。
応接室でひと通り話を聞いて、私も同じ白い作業着に着替え、靴を履き替え、
メッシュの帽子でお髪を被い(耳まで)、さらに帽子をかぶり、でっかいマスクをしてスタート。
もう誰が誰なんだかわからない。
手を念入りに洗い、3回だったか4回だったか、衣服のホコリ取り(コロコロするやつ)やエアーシャワー(ホコリや髪の毛を吹き飛ばす)を通過し、靴底をキレイにし。。。とにかく、長い長い道のりだった。
ようやく工場の中に入るとまずは食パンの仕込みのコーナー。
で〜っかいミキサーが目の前にど〜んとあり、ミキシングの責任者が生地の状態を見ていた。
機械制御である程度は出来るのだが、最後は責任者/職人さんの判断でミキシングを終える。
発酵室はで〜っかいお部屋で、パン生地のほかほかしながらふわふわ発酵していた。
その後分割や丸めなどはすばらしい機械で流れるように行われるが、要所要所担当者がいて目を光らせていた。
無人工場ではなく、ちゃんとひとがパン作りに携わっている。
びっくりしたのは「あんぱん」。
平たくまあるいパン生地の上にあんが絞り出されたものが流れてくると、それを3、4人の女性(たぶん女性。何しろみんな同じ格好だから/笑)がせっせと包んでいる。その早さはいち、に、さん、ハイ!ってくらい早い。
もう見事しか言いようがない素早さにしばしみ見とれてしまったくらい。
一体一日いくつのあんぱんを手で包んでいるのだろう。。。
だってヤマザキだよ、ヤマザキ!
興奮してついヤマザキと呼びつけになってしまった/ごめんなさい。
落ち着け落ち着け。。。
えっと〜そうだ、薄皮あんぱんだ。
ちなみに薄皮シリーズは機械で包んでいた。
それを見て何だか「よかった〜」と思ってしまった。
だって人気の薄皮シリーズ全部を手で包んでいたら、みんな腱鞘炎になっちゃうよ。
ホッとしたとこで試食に焼きたての薄皮あんぱんを食べさせてもらった。
もちろんあっちっち〜。あんこはあっつあつ。あんまん以上の熱さだったけれど初の焼きたて薄皮あんぱんにニンマリ。
そうそう、ヤマザキ(呼びつけ/ごめんなさい/今後も失礼)はあんこにもかなりこだわってちゃんと自家製で炊いている。和菓子(おまんじゅうや羊羹までやってるもんね)もあるしね。私は自分でもあんこを作るけど、ヤマザキのあんこは好きで、薄皮シリーズの白あんぱんの豆が何かを尋ねて来たくらい。
食パンもドーナツもあんぱんもラインに乗って流れ流れてちゃんと製品になり、焼き上がったあとはひとの手に触れることなく冷まされて袋に入って、また流れていく。
たどり着くのは配送のために振り分けるところ。
ここでは各店舗からの注文を確認しながらスタッフが丁寧にばんじゅうパンを並べていた。もちろんハイテク(コンピューター)を上手に使いながらだ。
でも並べるのはひとの手。パンひとつひとつをちゃんとチェックしながらね。
そしてやっと出荷となり、あのヤマザキトラックに乗って私たちの町にやってくる。
量産のため作るのは機械に頼るところが多いけれど、ちゃ〜んとひとが生地の状態を確認したり、目で見て不出来なものをはじいたりもしている。
私なんて「そのロスになったパンちょうだい」って言いたいくらいだったもの。
食パンの耳もしかり。
売り場に並ぶのは耳を落としてスライスされたパン。
耳好きな私には目の毒だった。

これが焼き上がった新食感宣言のチーズバージョン(だったと思う)。
これをスライス機械でキレイにスライスするのだが、この耳がおいしいのなんのって。
スライサーのところからパラパラと落ちてくるそれを一枚食べさせてもらった。
できたて冷めたてスライスしたてのそれがおいしくないわけはない。
チーズ入りなのでパンの香ばしさに加えてチーズの焼けるときの香ばしさがあり、その匂いだけクラクラした。
おっと、これ以上書くと「ずる〜い!」と避難を浴びそうなのや止めとこ。
見学の途中、このまま工場内に隠れちゃって、
あちこちをフラフラ歩き回って、パンを食べちゃおうかと思ったよ(笑)
24時間やっているし、みんなと同じ格好で顔なんてわからないし、仕事してる振りをすれば、私もヤマザキのひと。
温度管理もされているから家みたいに寒い暑いなんてこともないし。
よくよく考えるとこれはいい!な〜んてね。
たっぷり見学させてもらい、試食もさせてもらい、いろんな意味でヤマザキパンを満喫した午後だった。大満足!
そして
ヤマザキはすごい!
さすが世界のヤマザキ!
と改めて感心感動した。
まだまだ書き足りないけど、今日はこの辺でおしまい。
つづきは次回にね〜♫
◎ ○ ◎ まさこぱん ◎ ○ ◎


























黒小豆は煮汁も真っ黒。やや紫色(小豆色)がかった黒。

形は使い込んでいたのとほぼ同じはず。