パンの研究所「パンラボ」。
誌面では紹介しきれなかったパンのあれこれをご紹介します。
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
X Bakery 〜近未来パン屋〜 @原宿ROCKET
平成X年、日本の未来はたぶんこうなる。

・TPPによって食糧は外国製が席巻。日本古来の食べ物はめったに口にできない。日本人はお茶漬け味のものに飢えている。
・「風流」が誤解されて伝承されている。もっとも風流なものはクリームパン。
・生物の進化によって、花が咲く植物は希少になり、シーラカンスかカブトガニのような天然記念物になっている。
・現代とは美的感覚がずれている。パンも突拍子もない形や色になる。
・科学の進歩が極まる一方、しょーもない縁起は依然としてかつぐ。
・クリスマスの食べ物にも勘違いが生じ、七面鳥ではなく、別の動物を食べている。

12月25日、原宿のギャラリーROCKETに、近未来からパン屋が着陸する。
「X Bakery」は、平成X年X’masの、とあるパン屋を先取りした姿である。
「20 HOST in ROCKET」という、日替わりでアーティスト、デザイナー、料理家など錚々たるクリエイターの方々が食のイベントを繰り広げる企画の一環。

パンを作っていただくのは、江古田のブーランジェリー ジャンゴ。
先端グルメマニアとして、東京の片隅でとんでもない新作を次々と放ちつづけている。
パン屋の新作は、世間を半歩先取りするのがいいとされる。
ジャンゴの場合、4歩5歩は先取りしてしまうので、ときに誰にも理解されないことがあるのが悩みの種。
この機会に溜まりに溜まった思いの丈を大爆発していただく。
せっかくのクリスマスなので、それ的パンもご用意いただけるそうです。

アートディレクションは、池田浩明の新刊『日本全国パンの聖地を旅する パン欲』の表紙の絵を描いた、彦坂木版工房にお願いした。
紙に描いてあると知っていながら、あまりのリアルさ、ほっこり感ゆえに、心の手が絵のパンを思わずつかんでしまう「木パン画」。
木版という江戸時代から伝わる伝統技法の継承者であるのに、未来パン屋のADを無茶ぶりされ、いささか戸惑いぎみではあるが、いま構想を練っている最中である。

ちなみに、このイベントは、池田浩明の新刊『日本全国パンの聖地を旅する パン欲』(世界文化社)の発売を記念するイベントの第1弾だったが暴走してしまい、内容はほぼ関係ない。
彦坂木版工房さんの特製『パン欲』缶バッジなどグッズを販売するので、そちらも楽しみに。(池田浩明)

【営業時間:18:00〜21:00】
商品の数に限りがありますので、売切れの際はご容赦ください。
池田は営業時間内はずっと在廊しております。

トークショー
「近未来パン 池田浩明 × ブーランジェリー ジャンゴ 川本宗一郎」
パンラボ池田浩明とブーランジェリー ジャンゴの川本宗一郎が、
近未来パンについて語り尽くします! トークにはブーランジェリージャンゴの美味しいパンがセットです。
クリスマスの夜、パン好きは逃せないトーク、ぜひご参加ください!
【時間】20:00-21:00
【参加費】1500円(パン付き)

*トークショーお申し込み方法
workshop@rocket-jp.com 
までメールをお送り下さい
件名に「近未来パン 12/25」、本文にお名前、参加人数、連絡先をお書きください。
参加決定後こちらよりお返事をさせていただきます。
※ 定員に達し次第募集を締め切らせて頂きます。

本文と関係ありませんが…。
希望のりんごのサンふじ。
いま、とれたてを食べてほしい。
写真でもわかる、この蜜の多さ。
とんでもない甘さ、みずみずしさ。

おかげさまで、台風による落下でご心配をおかけしたジョナゴールドはほぼ完売したそうです。
いまはふじの季節。
甘く、甘く、甘いりんごをと、1年間、農家さんが丹誠込めた総決算。
小粒で不揃いなため、贈答用として出荷できないものを、特別に下記で販売しております。


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