パンの研究所「パンラボ」。
誌面では紹介しきれなかったパンのあれこれをご紹介します。
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
「小麦ヌーヴォー解禁祭りin東京」出品FILE04 チクテベーカリー
9月28日(日)に青山・国連大学前広場で行われる「とかち小麦ヌーヴォー解禁祭りin東京」。
ボジョレヌーヴォーのように、今年とれた麦をいち早くパンにして、みんなで味わう。
錚々たるパン屋が集結し、麦の豊穣をお祝いするお祭り。
アーティーかつ心温まる、唯一無二のパンを作る八王子の名店も参加します。

チクテベーカリーの北村千里さんは、店に届いたヌーヴォー小麦の袋を開けたとき、こう思ったという。
「袋を開けて粉を触った感じが、ぜんぜんちがっていて、それだけでテンションが上がりました。
空気がたくさん入っていて、新鮮な感じが伝わってきた。
畑からきた感じがしました。
キタノカオリは思った以上に水が入りました。
今年はタンパクが高いんじゃないかな、という気がしました」

いろんな人にヌーヴォー小麦の評価を求めてきたが、触感の感動を口にしたのは北村さんがはじめてだった。
タンパク値が高いという今年の麦の傾向まで触知したのだ。

「試作は手ごねでやってるんで、粉の感じが活きがいい。
試作はいつも手でします。
最初にアグリシステムの粉を使ったときと感触がちがうことを、今回たまたますごく感じました。
これをちゃんと活かさないといけないな」

北村さんのパンは心に響く。
それはしっかり素材のことを感じながらパンを作るからなのだろうと、この話を聞いて思った。

ヌーヴォーキタノカオリに、いま旬の栗を合わせたパンを作る。
「八王子産の蒸した栗を入れました。
キタノカオリの甘みと合うといいな」

チクテベーカリーの象徴アイテム、カンパーニュもヌーヴォー小麦バージョンで出品される。

・直火焼きマフィン
 キタノカオリT85使用
・バゲット
 スムレラ使用
・八王子の栗を使ったパン
 キタノカオリT85使用
・大きなカンパーニュ
 キタノカオリT85使用

八王子まで行かなければ食べられないパンを食べる得難い機会。
ぜひ足をお運びください。(池田浩明)



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