パンの研究所「パンラボ」。
誌面では紹介しきれなかったパンのあれこれをご紹介します。
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
「新麦コレクション」 キックオフ! 公式お披露目会
2015年7月23日木曜日、「新麦コレクション」キックオフ!公式お披露目会が代官山蔦屋書店で行われました。
 
みなさん新麦はいつ収穫されるか知っていますか?

(新麦コレクションに賛同するシェフから寄せられた門出パンの数々)

新米、新蕎麦・・・いろいろ“新”とつくものはたくさんあり、四季を楽しむ日本人には毎年新物を楽しみにしている人も多いはず。
小麦も他の食べ物と同じように新鮮なものが美味しいということを知ってほしい。
小麦を作っている農家さんは自分の作っている小麦の味を知らないと言います。
小麦は製粉をしなければ、パンにしなければ食べられないから。
私たちが小麦を食べ「おいしい!」と感じたその声を農家さんや製粉会社さんに伝えられたら、みんながもっと美味しいものを作ろう!と思い、どんどんいいものが生まれるはずです。
 
小麦を作っている農家さん、製粉する製粉会社さん、小麦を運ぶ流通会社さん、小麦粉をパンにするパン職人、パンを食べるみんな。
小麦に携わる人みんなが情報を共有し、感謝を伝え合う場を作りたい。

そんな思いから、新麦コレクションはスタートしました。

キックオフイベントとなった今回のお披露目会は、「新麦コレクションってなんだろう?」、「新麦コレクションのために自分も何かしたい!」と思ってくださった方達で会場は超満員。

(365日杉窪シェフによるミナミノクロマメ。熊本のオーガニック農家東さんのミナミノカオリのとれたて、ひきたて。同じ小麦でクリームを作って巻き込み、黒豆を合わせる)

代表を務める池田浩明とパン職人を代表して365日の杉窪章匡シェフが新麦コレクションについて詳しく説明。
新麦コレクションが目指す先、「全国に小麦がいろいろあって、特徴があって、どれが一番というのではなくて、そこならではの小麦が味わえるようになりたい」、代表の熱い思いが伝えられました。
 
そして、全国各地にいらっしゃる新麦コレクションに参加してくださる農家さんからのメッセージと小麦畑の様子を映像でお届けしました。
今まで農家さんに感謝を伝えたこともなかったけれど、その逆もない。私たちは農家さんの小麦に対する思いを聞いたことはありませんでした。
農家さんの生の声、小麦を製粉する様子にみなさん釘付けでした。

新麦コレクションに賛同してくださっているパン職人の方たちからは「門出パン」となるパンをいただきました。
みんなで分け合っていただき、皆さんの小麦に込められた思いを、目で耳で、舌で感じることができました。

(ダンディゾン木村シェフより、「日本の豊作を祈るパン」。小麦の粒が落ち、成長し、実り、その種を少しいただいて人間が命をつなぐという永遠の時間と、南から北へと小麦前線が北上していく1年という時間を表現したメビウスの形)

(ブラフベーカリー栄徳シェフより、北海道の農家・前田さんとの友情の印。キタノカオリと生クリーム、はちみつのゴールデントライアングル)

(割田シェフより、ハルユタカの粒、全粒粉、白い小麦粉3種類を使ったパン。品種ならではの味わいを表現しつつ、いかに奥行きを与えられるかという探求から生まれた)

(国産小麦のレジェンド、ブノワトンの故高橋幸夫が残した石臼で挽かれる湘南小麦は、日本の小麦の地産地消のトップランナー。この取り組みが全国に広がるように)

(このパンを食べればわかる、大地堂・廣瀬さんのディンケル小麦の目を見張るおいしさ)

新麦が収穫されるのは初夏から夏にかけて、まさに今です。
新麦ならではの変わりゆく小麦の味を楽しめるように「新麦コレクション」ではこのお披露目会を皮切りに、全国の農家さん、製粉会社さん、パン屋さんが集まれるような説明会や販売会といったイベントを企画しています。

(門出を祝ってくれた、右からガーデンハウスクラフツ村口シェフ、パーラー江古田・原田店長、カタネベーカリー片根シェフ、365日杉窪シェフ、池田)

最後になりましたが、各農家さん、製粉会社さん、パン屋さん、お手伝いいただいた「こんがりぱんだ パンクラブ」ひのさん、ギューデ長谷川さん他のみなさん、白夜書房さん、蔦屋さん、各マスコミのみなさん、そしてご来場のお客様に心からの感謝を捧げたいと思います。

新麦コレクションは、自然からの贈り物に感謝を捧げ「おいしい」の声を伝えることによって小麦にいい循環を生み出す「収穫祭」。
みなさんと一緒に「収穫祭」を行えることを心から願っています。
(女子大生見習い研究員O)


新麦コレクションHP完成!

新麦コレクションFBページ
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