パンの研究所「パンラボ」。
誌面では紹介しきれなかったパンのあれこれをご紹介します。
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
「第1回シナモンロール座談会」に忘れかけていたパンラボの原点を見た!
原宿シナボンにて「第1回シナモンロール座談会」が開かれた。
主催は自称シナモンロール親善大使のクマンダ。
大学4年生の彼女はtwitterでも発信している。

まず自作のシナモンロール紙芝居を朗読。
・シナモンロールはスウェーデン生まれ
・シナモンロールの日は10月4日
・スウェーデンではフィーカ(10時と3時のお茶の時間)に欠かせない食べ物

・「渦巻型」「コルヴァプースティ型」(=平手打ちされた耳 =シナモンロールの意味)「王冠型」「ノット型」「ハート型」がある
等々のシナモンロール豆知識を楽しく学んだ。

(私は日和ってキャラメルピーカンボンを注文したが、他の人は全員シナボンクラシックだった)

つづいて、参加者のシナモンロールにはまるきっかけとなった原体験が披露された。

クマンダ「スタバでバイトをしていたときシナモンロールを毎日食べている人がいた。『こいつやばい』と思ってたら自分がはまった(笑)。このすばらしさを伝えるためにシナモンロール祭りをやろう。スタバのガラスケースをぜんぶシナモンロールでいっぱいにし、150個販売達成!」

「中学生までシナモンは得意じゃないと思っていたら、いつのまにかシナモン中毒。食パンにマーガリンとシナモンシュガーめっちゃかけて食べてる(笑)」

「映画『ライフ』でベン・スティーラーが『シアトルに行ったらシナボンに行かなきゃだめだよ』というセリフを言うのを聞いて、シナボンどんだけすごいんだと。行ってみたら、シナモンの香りはいいし、すごくやわらかいし、めちゃくちゃはまってます」

「シナモンの瓶に砂糖を入れたマイシナモンシュガーが必需品です(市販のシナモンシュガーは砂糖が多すぎてシナモンの香りがものたりない)」

(おみやげにいただいたKALDIのシナモンロール)

さらに、座談会は佳境へ。
自分流のシナモンロール作法を各自が紹介。

「私はまわりから普通に食べる」
「私は中心部分(いちばん甘くてしっとりしている)を最後までとっとく派」
「そうそう、シナモンロールの中心は神聖なもの!」

シナモンロールの奇跡。
一枚のシートからできているにもかかわらず、どの部分もひとつとして同じ味ではない。
というのは、巻き込むときに圧力が生じるし、火の入り方も各部異なるので、中心はしっとりしていちばん甘い。
だから外から食べ進んでもっとも甘美な中心に至るときがクライマックス、あるいはゴールとなるのだ。

「まず外を食べ、そののちにアイシングを味わって、それから中心部に行き、最後に中間層(外と中心の間)を食べます」

「ノーフロスティング、ノーライフ! 家でアイシング作ったら怖くなりました。どんだけ砂糖入ってるんだって!」

「真四角型にぜんぶ分解してから食べる人がいる」

(ごちそうさまです)

最後にみんなが座談会の感想を言い合う。
すごく共感した言葉があったので紹介したい。

「いつもひとりか二人で食べるので気づかなかった。みんなでシナモンロールを食べるとこんなにおいしいんだ、楽しいんだ!」

パンを食べて、無邪気に、ばかばかしいほど真剣に語り合っているときがいちばん楽しい!

(池田浩明)

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