パンの研究所「パンラボ」。
誌面では紹介しきれなかったパンのあれこれをご紹介します。
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
陸前高田のためにおいしいパンを焼いてくれる人、募集。

2020年秋、陸前高田で「ベーカリーマーロ」がオープンします。

陸前高田のためにおいしいパンを焼いてくれる人を募集しています。

 

2011年以来、被災者のみなさんにパンをお配りするため、彼の地を何度も訪れました。

そのたびに、パンが人を笑顔にするところを見、おいしいパン屋さんがほしいという声を何度も聞きました。

陸前高田でパンは求められています。

 

8年前の、ちょうど今ごろでした。

津波をからくも逃れた丘の上で、私はりんごが赤い実をつけるのを見ました。

その可憐さは、無残にも津波が流し去った市街地の跡とはあまりに対照的でした。

私は夢を見ました。

りんごのパンが名物のパン屋をこの街に作って、街の人に元気を与えるととともに、遠くから食べにきてもらえないかと。

 

「希望のりんご」という復興支援のグループを作り、ことあるごとにそれを言いつづけていたところ、本当にそんなパン屋を作りたいという人が現れました。

田村満さんという、地元の自動車学校の社長さんで、自分の学校を開放してまで復興に尽力し、街で尊敬を集めている方です。

震災以来、市街地がなくなり、若年人口も減り、過疎が進行しています。

このままでは 陸前高田はなくなってしまう、そんな危機感を共有する人たちによって立ち上がった「CAMOCY(発酵の里)」というプロジェクトの一環です。
しょうゆやみそといった陸前高田で古来からつづく発酵文化ともコラボし、またビールや日本酒といったさまざまな発酵の職人たちとも協働し、発酵のパラダイスを作ろうという雄大な構想です。
シェフの候補を求めています。
必要なのは、技術以上に、あなたのイメージと情熱です。
陸前高田の人にどんなパンを食べてほしいか、どんなパン屋があればにぎわいが生まれ、幸福な日常がやってくるのか。
そんなことを自由にイメージして、パンを作ってください。
強力な助っ人もいます。
震災のあとから、ずっと復興支援活動に協力、何度もいっしょに陸前高田を訪ねてきた、ZOPFの伊原靖友シェフも支援を快諾してくれています。
興味がある方、まずは一度、話をしてみましょう。
もし可能なら、陸前高田を訪れてみてください。
その上で、自分にできることがある、と思えたら、陸前高田のために手を貸してください。
↓応募要項

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