パンの研究所「パンラボ」。
誌面では紹介しきれなかったパンのあれこれをご紹介します。
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
石窯パン工房 暖家
第2軒目
埼玉の住宅街にあるパン工房 暖家。

食パン、惣菜パン、菓子パンというアットホームな品揃え。
どのパンもちょっと甘めで、子供を食いつかせやすい味付けになっている。

防犯上の観点からぜひ注意をうながしておきたいのが、魅惑のボックス(上写真)が入口を入ってすぐのところに置かれていることである。
この中に大量のコッペパンおよび、コッペパンに塗るためのスプレッド各種がすべて格納されている。
たいへん危険である。

この種のサービスは住宅街のファミリーな店でときどき見かけるものだ。
これがある時点で私的にはすでに合格だけれど、暖家の場合、スプレッドの種類がすばらしい。
コーヒークリーム(クッキー入り)、チョコカスタード、黒豆きなこ…。
そしてジョーカーは豆乳クリーム。
ダブルでいく場合、普通はバター+あんこ、バター+ジャムぐらいしか手がないのであるが、豆乳クリームの存在によって、クリーム+チョコカスタード、クリーム+あんこなど、夢は果てしなく広がっていく。


ただスプレッドだけでコッペ箱が危険だといっているわけではない。
コッペパン自体がすばらしい。
まず口を持っていっただけですでに生地から香る甘い香りがいい。
食べてしまうやいなや、スプレッドの甘さに意識をかなり持っていかれてしまうのは確実であり、香りの一撃で存在感をお知らせしていただいたので、生地へすんなり入っていけた。
表面がさっくりで香ばしく、皮を噛み破って中身に入ると、ふわふわしていながらちょうどいい噛み応えがあって、かつそれらと口溶けとのバランスが絶妙にいい。
それらすべてが同居する瞬間が至福なのである。
パンとしてのさまざまな魅力の断面をわずか数瞬でくぐり抜けるのだ。

石窯を用い、すべてのパンに天然酵母を使用する。
酒まんじゅうにも似た天然酵母の甘い香りが強調されたプレーンなパンが好みだった。

食パン暖家(367円)。
やさしい甘みを帯びた心地いい発酵の香り。
その香りに終始励まされながら食べ進む。
マシュマロのような極上のなめらかさを持つ生地は、甘口の酒のようなまろみのある甘さ。とてもふわふわで、噛んでいるだけで気持ちいい。

クロワッサン(168円)。
バターの香りがあたたかい。
表面だけかりっとして、中はとてもむっちり。
一枚一枚の層にやや厚みがあるために、かえってやさしく、食べ応えがある。
単独でおやつになりそうなほど甘いのも特徴。

店の前は公園で、子供たちが凧揚げをしていた。(ぷ)

石窯パン工房 暖家
048-446-2233
埼玉県戸田市上戸田3-16-13
7:00〜19:00
日休

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