11月28日、江別市畑作生産部会主催の「ハルユタカが紡いだ人との繋がり」という講演会だ。
江別市はハルユタカの生産地。
かつては「幻の小麦」と言われた。
それほど不作が多く、なかなか出回らなかったかったということだが、ハルユタカの父といわれる江別市の生産者片岡弘正さん(故人)が「初冬まき」という技術を確立、安定して収穫できるようになった。
飯田さんがあこがれた故佐野実さん(支那そばや店主)が、自家製麺に使っていたのがハルユタカ。
佐野さんのようにハルユタカを使いたい、畑を訪れてみたいと、衝動的に江別製粉を訪れたのが約10年前、飯田商店創業当時のこと。
まだハルユタカの不作がつづいている頃で、売ってはもらえなかった。
でも、江別製粉の社員が、工場からほど近いハルユタカの畑に連れていってくれた。
飯田さんは畑に生えていた麦の穂から取り出した一粒を口にしたという。
初夏、小麦が硬く熟する前のまだ青い、やわらかい状態。
甘くてミルキーな小麦の滴が舌の上にしたたった。
「俺はこういう麺が打ちたい。やっぱりハルユタカが使いたい」
そのとき得たインスピレーションはいまも麺を作る上での原点。
2年後、片岡さんから直接ハルユタカを買えるようになり、以後ハルユタカはずっと変わらず飯田商店のメインの粉となっている。
「味の濃さだったらもっと濃い小麦はあると思う。ハルユタカは、1個奥に味があって、後からおいしくなってくる。しなやかでありながら、製麺の仕方によって、もちもち感も強く出せる。でも、主張が100じゃない。奥ゆかしい魅力がある」
講演会のあとの懇親会では、来場していた数十人の小麦生産者たちに飯田さんがラーメンを振る舞った。
麺はハルユタカ100%、亡くなった片岡さんが好きだった塩ラーメン。
スープはほぼ鶏のみとごくシンプルに、ハルユタカの風味を引き立たせようという狙いだ。
飯田さんのイメージ通りのラーメンを小麦生産者に提供する重大任務を、「僕に仕切らせてください」と買って出たのは、地元・札幌の超人気ラーメン店「Japanese Ramen Noodle Lab Q」の平岡寛視さん。
飯田さんの盟友であり、弟分と呼ぶ存在だ。
飯田さんは湯河原から麺の材料を送り込んだ。
麺にチャーシューやネギといった具材、スープ、調味料…それらをもとに、平岡さんの指揮のもと、「青森中華そば オールウェイズ」里村慶人さん、「らぁ麺 紫陽花」戸谷真佐男さん、「Ramen FeeL」渡邊大介さん、それに飯田商店の弟子たちという豪華な面々が、飯田さん不在でも万全にラーメンを作り上げるはずだった。
ところが…。
当日の朝、会場に届いていた箱を開けた平岡さんはびっくりして固まってしまったという。
箱の中身はスープではなく、鶏ガラと丸鶏と昆布と水。
スープの材料しか入っていなかったのだ。
気持ちを立て直し、迫りくる時間の中、タレは作らず、塩と地鶏と昆布だけのシンプルなスープを仕上げた。
平岡さんの仕事に「期待以上のスープ。ちゃんとハルユタカの味を大事にしてくれるバランス」と、飯田さんも納得顔だ。
それはハルユタカを活かすものだった。
イタズラの謎解きをするなら、ハルユタカのよさがもっとも活きるのは、湯河原から送ったものではなく、フレッシュな躍動感のあるスープだということではないのか。
淡麗でありつつ、鶏の力強い香りも表現されていたのだが、自家製粉した全粒粉も加えたハルユタカ100%の細麺は、やわらかでありながら、自身も濃厚なミルキーさや力強いコクによって応えていた。
特に、食べ進んだとき、小麦がスープに溶けてくると、鍋の締めで食べる煮込んだラーメンをほうふつとさせるぐらい、香りがむんむんししていた。
そこにも飯田さんの狙いがあり、あえてスープを少なめに、麺の量を多く入れることで、”ダシ”としてのハルユタカを感じてもらおうとしたのだ。
実は、小麦生産者が、自ら作った小麦を食べる機会は多くない。
なぜなら、ニンジン農家が畑から採ったニンジンをそのまま口にできるのとは異なり、小麦は製粉会社や、ラーメン屋さんのような職人の手を経なければ、味わうことはむずかしいからだ。
しかも、この日のような小麦の個性が余すところなく表現されたラーメンとなればなおさら。
飯田さんは、急遽思いついて打ったという生麺を、おみやげとして生産者全員に渡した。
お父さんの仕事のかっこよさを生産者の家族にも知ってほしいという思いからだ。
帰り際、ある生産者の目に光るものを飯田さんは見たという。
会場には終始あたたかな雰囲気が流れていた。
立ち上っていた湯気のせいばかりではない。
この講演会のタイトル通り、ハルユタカはラーメンとなって改めて人との繋がりを紡ぎ、生産者からJA、製粉会社、ラーメン職人へとつながる見えないつながりを浮かび上がらせていたからだろう。
NPO法人新麦コレクション
パンラボ公式
]]>発表と同時にぜんパンラボキーホルダーの胸を熱くさせているこのプロジェクト、ついに初号機を設置!
その場所とは!
ジャーン!
いまいちばん旬な場所、11月1日より虎ノ門ヒルズにオープンしたBEAVER BREAD BORTHERS!(パチパチパチ)
あの有名デザイナー片山正通氏が手掛けた超おっしゃれーな店内に置かれているというのけ?(CV:アミダババア)
シニャモンロールほしさに思わず5回まわしてしまう人が出るなど、ヒルズ族のみなさま、港区女子のみなさま、もしくはその他の族のみなさまの間で人気爆発中らしい!!
マンガ化されカルト的人気を誇ったクロックムッシュ氏!
キーホルダー未発売の新麦たぬき!
そして、新キャラクターのシニャモンロールはシナモンロールとネコが合体した新時代のウナギイヌ!
不肖、私がモデルとされるバゲットを持つ男!
そして、イギリスの貴族はティータイムにきゅうりサンドを食べるという聞き齧りが暴走、勘違いのまま訂正されることなくイラスト化されたキュウリー夫人まで!(いや、別の勘違いもごちゃ混ぜになってますけど!)
11月 BEAVER BREAD BROTHERS(東京・虎ノ門)
とパンラボガチャ筐体が全国縦断ツアーの旅に出る予定!
お近くの方は楽しみに待っていてください!
全国でみなさまにガチャっと回してほしい。
そのためには、ぜひたくさんの方に置いていただきたいです!🙇
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パンラボYouTube
巨匠・志賀勝栄シェフ、シニフィアンシニフィエ世田谷本店での最後の仕事。[ASMR]
ASMR動画で現場そのものの音声をお届けしており、私のナレーションは入らない。
ただ、カメラを構えながら無言で呟いていた心のナレーション、もしくはカメラの前以外で志賀シェフに教えていただいたことを書き記したい。
0:10 志賀シェフの背中
厨房で実際の志賀シェフを見たときの凄み、もしくは不思議な違和感。
それを顕著に表すのは背中だ。
長老、あるいは導師然とした顔つきに比べ、背中は驚くほど若く、30代の青年に見える。
実際に動き出せば、ますますその印象は際立つ。
誰よりも機敏に、厨房に足を踏み入れた夜の9時から翌朝までひと時も休まず、動き続ける姿はアスリート。
1955年生まれ。
だが、30代のときから体力が落ちた自覚が一切ないという。
「厨房でパンを作ること自体がトレーニング」
パン職人になった日から厨房では常にフルスロットルで動きつづけたからこそこの肉体が維持されているのだ。
0:15 生地の入れ替え
厨房に入るなり最初にドウコンへ向かい、生地の状態をチェックする。
志賀シェフの作る生地は、自家培養の発酵種、もしくは超低イースト。
甘く、口溶けよく、香り豊かである引き換えに、酵素によって毎日生地の状態が変わるパンになるかぎりぎり。
早番のスタッフが仕込んだ生地の状態を見て、瞬時に焼き上がりまでのプランを立て、ふさわしい発酵温度にするため、生地を入れ替えたり、移動させたりしているのだ。
25:56 パンドミの押し丸め
ホップ種など自家培養した発酵種のみでイーストを使わず、また副材料も加えないという、ボリュームを要求される食パンとしては高いハードルを自らに課す。
それをどのように超えるか?
秘密のひとつは缶に生地を詰めるときの押し丸め。
志賀シェフの師匠、福田元吉氏から受け継がれたテクニック。
それは、さらに福田さんの師匠、ロシア・ロマノフ家の宮廷料理人であったイワン・サゴヤンから伝わったものだ。
手つきはあまりに手早く、普通の丸めと見分けがつきにくいが、生地がスムーズに上方向へと持ち上がるよう、一瞬の動きで畳み込んでいるのだ。
34:58 掃除
夜から翌朝まで、その10時間超の仕事の中で、何度掃除を繰り返しただろう。
麺台やオーブン、水回りは無論。
床は掃除機だけではなく、拭きあげる。
機械の下や天井まであらゆる場所を。
培養する発酵種に雑菌が入らないようにするため必要だという。
あるいは、小麦粉は匂いが吸着しやすいため、厨房をうつくしく保てばパンの味もクリアに保たれるだろう。
スタッフだけでなく、志賀シェフ自身も、この地道な仕事を行う姿は、派手な仕事よりもかえって感動的だった。
47:15 発送作業
オーブンから出た熱々のパンはすぐさまショックフリーザーに入れられ冷凍、焼きたての香りが封じ込められる。
発送作業はスタッフさんがやられるのかと思っていたら、レストランなど卸先への発送は、志賀シェフ自身が行うのだ。
ぴかぴかの包装材を用い、箱のふたを止めるときのテープさえ狂いなくまっすぐに。
「こういう細部こそブランドの価値が宿るんです」
52:00 粉を落とす
オーブンから出たパンに丹念にブラシをかけ、余計な粉をすっかり落とす。
これもシニフィアンシニフィエとその出身者ベーカリー以外であまり見ない光景だ。
シニフィアンのパンの多くは高加水。
生地は扱いにくく、スリップピールや炉床にくっつかないよう多くの手粉を必要とし、役目を終えたら取り除かれるのだ。
「この粉はパン職人のためのもの。お客様のためのものではありません」
1:02:21 厨房を出る
夜を徹した仕事のあと、まるで疲れも見せず、志賀シェフは去っていた。
あふれる朝日の中へと。
志賀シェフの「パン作り」はこれで終わりではない。
90歳、100歳までパンを作り続けるためランニングし、常識にとらわれない思考を得るため宇宙物理学や生命科学の本を耽読する。
ECサイトへと移行、聖地世田谷ラボは一旦閉じたものの、それはおそらく次なる驚きへの跳躍台だ。
シニフィアンシニフィエ公式ECサイトはこちらから。
https://www.instagram.com/signifiantsignifie_official/?hl=ja
サイトのリニューアルが完成、パンの販売が再開された!
伝説は終わらない。
5月24日、アルペなんみんセンターにいる難民の方、ボランティアの方、そして近隣の方合計150人もの方に、飯田さんはラーメンを振る舞った。
それに先立つ4月19日、なんみんセンターにいる方々のためにプレイベントとしてつけ麺を振る舞った。
それは、本店で決して出ることのないコラボの麺だ。
スリランカから来たリヴィさんは、カレー作りが得意だ。
お母さんから受け継いだチキンカレーは、ガチのスリランカカレー。
リヴィさんのカレーをみんなで味わったあと、いよいよ飯田商店のつけ麺が出てくる。
飯田さんは、はじめて食べるリヴィさんのカレーを使って、即興で作った。
澄み切ったダシを入れ、スパイスや調味料を目分量で足し、炭火で焼いた鶏をのせる。
リヴィさんのカレーから取り出したじゃがいもや玉ねぎなどの具材を切ろうとした弟子をこう言って制止した。
「切り刻むんじゃねえぞ。具材がごろごろ入っているのがリヴィさんのカレーの特徴なんだから」
私はイエローナイフ(浦和)で買ったカンパーニュを提供したのだが、スライスするときに出たパンくずを拾い集めて、自分が持ってきたオリジナルスパイスを合わせてデュカを作り、それを麺の上に振りかけて即興で私とさえコラボしてしまった。
こうしてできてきたカレーつけ麺は、リヴィさんのカレーであるにもかかわらず、同時に飯田商店の麺でもあるのだった。
舌触りのなめらかさとやわらかさと弾力をあわせ持ち、スープには透明感があり、なにより、一口食べたらもう一口となり、食べ終わるまで息をもつかせないあのやみつき力を持つまぎれもない飯田商店ならではの。
食事のあと、リヴィさんがスリランカ流で淹れたチャイを振る舞ってくれた。
リヴィさんはそのとき腕にある銃創(銃弾でできた傷)を見せてくれた。
約20年前、大統領の警護を行っていたとき、反政府組織に銃撃を受け、日本に逃れてきた。
リヴィさんは正確にいえば、難民ではない。
難民認定の申請を行なっているが、20年間ずっと認められていない。
難民として認められなければ、仕事もできないし、移動の自由もない。
人との関わりが少なく、自分が誰かの役に立っていると実感することがむずかしい。
「20年間、NO LIFE」とリヴィさんは言った。
難民の方に対する先入観は壊れていった。
5月24日はいよいよ本番、近隣の人も招いて、150食のラーメンを振る舞う日だ。
予約サイトも瞬殺してしまって予約が取れない、食べようと思ってもなかなか食べられない飯田商店のラーメンを無料で振る舞ってしまう。
飯田さんの呼びかけに応じて集まった、Ramen Feelの渡邊大介さんや、雪ぐにの柴田雅大さん、麺ふじさきの藤崎みづきさん、そして次回参加のための視察に肉山の光山英明さんも訪れ、さながらオールスター状態。
提供したのは、宗教上の理由で豚肉を食べられない人にも食べられるように、鶏と昆布のダシのしょうゆラーメン。
食べた人は口々に「こんなおいしいラーメンはじめて食べた」などと言い合っていた。
それでも、お店ではない慣れない環境で作ったこともあって、飯田さんは自分のラーメンに飽きたりていないようだった。
「鰹節のダシも入れたほうがいい」
鰹節の酸味によってキレを出し、味に広がりを生むというのだ。
昆布ダシは横に広がるコクで、鰹節は酸味を含むタテのコクだという。
飯田さんは、そんなふうにを頭の中で味立体映像としてモニターし、おいしさを組み立てている。
だから、出会った素材や、先日のリヴィさんのカレーのようなイメージから、自由自在に食材を組み合わせて新たなラーメンを創造し、かつ誰もがものすごくおいしいと感じられる飯田将太ならではの一杯に昇華できるのだ。
私は前回もお持ちしたイエローナイフのカンパーニュやモラセス(糖蜜のパン)に加え、鎌倉のブレッドイットビーのカンパーニュをスライスして提供した。
ウクライナからきたイレナさんにこう言ってもらったからだ。
「うれしいうれしい。このパン、ウクライナで食べてたパンと同じ。日本にきてからずっとウクライナのパン食べられなかったからとっても幸せ」
日本のコンビニやスーパーのパンがどれも甘さで味付けされてふわふわしているのに対し、ウクライナのパンはルヴァンのような発酵種で作られたハード系が主流であるらしい。
イレナさんは、昔、お母さんが作ったパンケーキを3年ぶりに食べたとき、おいしすぎて泣き出してしまったことがあるという。
パンケーキといっしょにそれを食べていた小さい頃の思い出が次々とフラッシュバックしてきたのだろう。
そのあと数時間、口に残った余韻と思い出に浸ってぼーっとして過ごしたという。
そんなふうに思い出とつながった食べ物を口にし、琴線が振れると、感情があふれだすのが止まらなくなってしまうというのだ。
イレナさんは特別かもしれないが、たしかに食べ物にはそうした力がある。
難民の方々が予想以上にもりもりとパンを食べてくださってうれしい驚きだったのだが、パンはヨーロッパはもちろんアジアでもあらゆる国にあって、誰もが思い出を持っている共通語だと体感できた。
飯田さんは、この難民キャンプでのボランティアをきっかけに、いずれは世界を飛び回って世界中の人に食べてほしいと思っているそうだ。
ラーメンを食べたことのない人が、飯田商店のラーメンを食べて泣く。
そのときラーメンも世界の共通語になるだろう。
…すいません! すぐ謝っちゃいますが、かっこつけてパンを食べたいだけの敷居の低いイベントです!
BEAVER BREAD割田健一シェフに抹茶に合う特別な食パンを作っていただき、目の前で最高の状態にトーストし、みなさまに食していただきます。
今回の場所は、前橋に誕生して話題のアート・デスティネーション「白井屋ホテル」(世界的アーティスト杉本博司が設計した空間!)。
どんな食パンが出るか(季節のアレ入り)、どんなふうに焼くか(パンクラブひのようこさんが特別な器具で焼く)、どんなふうに食べるか(特別ななにかをかける)…すべてお楽しみでということでお願いします。
前橋、ちょっと遠いかもですが、割田シェフ監修「白井屋 ザ・ベーカリー」も行けますし、そのほかおいしいパン屋さんもいろいろあるので、パン屋巡り兼ねてぜひおいでください。
↓以下公式告知
⾃他ともに認める「パンギーク(パンおたく)」パンラボ池⽥浩明⽒と表千家講師⻑⾕川葉⽉⽒によるパンと茶の湯のマリアージュ「パ道(ぱどう)」を開催します。全国のありとあらゆるパンを⾷べ歩き、パンに関する著書も多い池⽥浩明⽒がパンを茶会のお菓⼦にみたて、⻑⾕川葉⽉⽒がたてる⼀服の抹茶と楽しんでいただく粋な会「パ道」です。
パンは⼈気店、東京東⽇本橋のBEAVERBREADの割⽥健⼀⽒が監修する「⽩井屋ザ・ベーカリー」から焼きたてのものを池⽥⽒が選びます。参加者のみなさまには、⽩井屋ホテルのツアー、池⽥⽒のパン談義、そして茶の湯体験をお楽しみいただきます。パン談義を開催するのは現代美術作家の杉本博司⽒と建築家の榊⽥倫之⽒による新素材研究所が設計した唯⼀無⼆の空間です。茶の湯体験は、旧⽩井屋時代の最後の⼥将が愛⽤した茶室を移築したホテル内の茶室で⾏います。ホテルのアートツアー、それぞれの空間探訪もパ道への通過儀礼として興じられるひとときです。
予約・詳細ページ
(下にスクロールして「パ道」囲みご覧ください)
割田シェフ監修「白井屋ザ・ベーカリー」はこちらで予習をお願いします。
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去年の夏、北海道の小麦生産者さんを訪ねたときのこと。
小麦畑を見て、生産者さんと話したあと、なぜ国産小麦はおいしいのか本気で解き明かさなきゃだめだと猛烈に決意したのです。
いきなりすぎるので、ちょっと説明が必要ですね。
パンの感動とは、素材の感動である。
これは揺らぐことのない僕の信念です。
そして、パンの素材といって、まず第一にあげられるべきは小麦です。
小麦の品種はそれぞれ個性を持っています。
食感の元となるのは、グルテン、でんぷんの質。
風味の元となるのは香り成分、アミノ酸、糖。
これらの量やバランスによって品種の個性は生まれます。
たとえば、最近流行りのスペシャルティコーヒー。
カフェに行ってメニュー表を見ると、「エチオピア ピーチ」「タンザニア ベリー」とか各産地の個性をフルーツやナッツの香りにたとえて表現してますよね。
ワインも、ありとあらゆる食べ物などに例えて香りを表現する体系が作られ、ワイナリーや品種や各年度のヴィンテージを評価・格付けしています。
そうすることによって市場や流通が確立され、おいしいものを作ろうという各生産者のがんばりは正当に評価され、報われるわけです。
ひるがえってわが小麦。
みんなで取り合いをするほど希少で人気のあるキタノカオリ(北海道の品種のことです)でさえ、なぜそれがおいしいのかは科学的に解き明かされてはいない。
こんなことで、がんばって小麦を作っている生産者さん、小麦を生み出す自然の営みに報いることができるだろうか。
ライターとして言葉はいろいろ紡ぎ出してきたものの、体系化はまだされていない。
いや、「まだ」じゃないだろう、おまえが「いま」やるんだ。
そんな感情が、小麦畑であふれだしてきたわけです。
北海道から帰ってきた僕は、「クロマトグラフィ」という分析装置を持つ研究機関を探し当て、成分分析に着手したのです。
小麦を試験管に詰めて、この分析装置にかける。
モニターに出てきた結果は、ちんぷんかんぷんなカタカナとか分子記号の羅列。
一体どう読み解けばいいのか最初は途方に暮れましたが、教えてもらったり調べたりしているうち、ぼんやり見えてきた、香りが”可視化”された風景。
この10年パンを食べまくって暗中模索してきたものの答え合わせでした。
たとえば、福岡県八女市の梅野製粉石臼挽きミナミノカオリ。
僕はこの小麦を「お茶のような」と表現してきました。
パンの皮はほうじ茶、パンの中身は緑茶。
「八女だからかな?」なんて冗談を言っていたのですが。
他の小麦の追随を許さないほど、アルデヒド系の成分に満ちていたのです。
アルデヒドは様々な香りを呈しますが、その多くは草のような青っぽい香り。
まさにテイスティングの印象と一致したのです。
熊本県菊池市の東博己さん(Lonowa)のニシノカオリ。
三重でも栽培されるニシノカオリに特徴的なのは、国産小麦離れしたフランス産小麦のような香り。
バゲットにうってつけなのがこの小麦です。
分析結果にずらっと並んでいたのは、アーモンドやらくるみやらナッツのような香り。
まさにフランスのバゲットが持っている香りではないですか。
結果を読み解けたときは、背筋がぞくぞくしました。
ただの印象でしかなかったものが次々と可視化されていく。
国産小麦の魅力を多くの人に伝えていけるのではないか、そんな手応えを感じたのですが、いちばん解読に難航したのは、僕にとって(そして多くの人にとって)もっとも特徴的であるはずのキタノカオリでした。
キタノカオリのもつ甘い香りを僕は「バター」「ミルキー」「フルーティ」「コーン」こんな言葉で表現していました。
「国産小麦ってこんなにおいしいんだ」
食べた人がみんなそう思えるような、わかりやすいおいしさがあります。
ところが、香りの成分分析をしたときはごくごく平凡だったのです。
比較対象のためにいっしょに分析していた、どこにでも売っている小麦粉とほとんど変わりません。
この結果にはショックを受けました。
僕が感じていた風味はなんだったんだろう。
精度が十分ではないのではないか、なんて機械のせいにしたりもしました。
平凡であるということが知られたら、わざわざ栽培のむずかしいこの小麦を作ってくれる生産者は少なくなるかもしれない。
大好きなキタノカオリに自分が引導を渡すことになるのではないか。
自意識過剰な使命感からそんなことさえ考えたものです。
研究所に持ち込んだホームベーカリーでキタノカオリのパンが焼き上がるとき、まるで桃のような甘い香りがしていました。
僕は思わず「これ!これがキタノカオリなんです!」と研究員の方に口走ったものです。
ここにキタノカオリじゃなきゃありえないようなすごく甘い香りがある。
でも、それは成分として記録されない。
なぜなんだろう。
けっこう悩みました。
ガスクロマトグラフィによって分析できるのは”香り”ですが、もうひとつ”味”を分析する装置「液体クロマトグラフィ」もあります。
こちらの分析結果は遅れて判明。
キタノカオリ(北海道本別町・前田農産)の味に2つの特徴があることがわかりました。
ひとつはアミノ酸が極端に少ない。
これも凹む結果です。
アミノ酸といえば、味の素の主成分であるグルタミン酸に代表されるような旨味の元です。
それが少ないっておいしくないとしか言えないですよね…。
研究所に通いはじめてから半年後、いちばん遅れてわかったのが糖の分析結果。
キタノカオリはずば抜けて麦芽糖が多かったのです。
そうか、やっぱり甘いのか!
この結果には思わず膝を打ちました。
ここまでの分析でわかったことをまとめると
・香りの成分が少ない
・アミノ酸が極端に少ない
・糖が多い
…この3つの特徴からどのような仮説が導き出せるでしょうか。
パンを焼くと「メイラード反応」というものが起こります。
ステーキで考えるとわかりやすいのですが、肉の中の糖分とアミノ酸がフライパンの熱によって反応し、褐色の焼き色がつきますよね。
これがメイラード反応で、たくさんの香り物質が生まれ、おいしさの元となります。
パンの皮もこういう状態です。
香りの物質はたくさん生まれたけれど、アミノ酸と糖が結びついてしまった結果、糖は失われてしまうわけです。
キタノカオリの場合、糖はたくさんあるけれどアミノ酸はちょっとです。
すると、メイラード反応はちょっとしか起こらず、焼き上がったあとも糖が残った状態になるのではないか。
つまり甘くなるということ。
しかも、香りの成分が少ないので、糖の甘さを、雑味に邪魔されることなく、クリアに感じられる。
キタノカオリのおいしさとは香りではなく、甘さだったということ。
前述したように、僕はキタノカオリについて「バター」だとか「コーン」だとか「桃」だとか表現していました。
でもそれは本当にバターやコーンや桃の香りの成分がそこにあることを意味してないのです。
僕はいままで食べたものの中で、自分が感じている香りに近いものを”例えとして”引っ張り出していただけ。
それを自分で真に受けていた。
幻影を追っていただけなのではないでしょうか。
(前述したミナミノカオリの「お茶」やニシノカオリの「ナッツ」もすべてこの類いです)。
もうひとつの幻影。
それは、「多ければ多いほどおいしい」という錯覚です。
キタノカオリの検査結果を見たときショックを受けていたのは、香りもアミノ酸も”少ない”からです。
おいしいものは”多い”のだと、勝手に思い込んでいただけ。
むしろ、キタノカオリのおいしさとは、少なく、研ぎ澄まされていることにある。
もし人間が(いや僕が)自分の好きなように小麦を作るとなったら、糖分もアミノ酸も香りも欲張っていっぱいにするでしょう。
でも、奇跡のようにおいしいキタノカオリはそういう小麦ではない。
Less is more。
キタノカオリの賢さというのは、人間のもっと先を行っている。
キタノカオリがあるからそれに気付ける。
小麦のおいしさは、人間が作り出すものではなく、小麦が教えてくれるものだったのです。
ここに書いたことはあくまで仮説。
正解でもなんでもない。
リアルパンラボの途中経過です(しかもまだ序の口)。
データとともにみなさまに確定したことをお知らせするのはまだ先のこと。
それまでは話半分に聞いてください。
PVを作っちゃいました。
今日は、パンラボ池田が理事長を務めている新麦コレクションのお話し。
平山哲生(パンストック)、平子良太(アマムダコタン)。
福岡から日本のパンを変えていく二大人気シェフのコラボが実現した「新麦プレミアム講習会」。
福岡の大人気店平山シェフがパンを作り、平子シェフがタルティーヌに仕立てる!
現在、麦フェスサイトにて絶賛公開中です!
講習内で作ったアイテムは実際におうちに届きます!
パン、そしてソース、さらにはいくつかの素材も同梱されているので、おうちで映えまくりのパンを再現することができます。
?手ごねのコツを惜しみなく伝授!...ミキサーのないご家庭で作れることはもちろん、少量でも効率的に作れる手ごねはプロも知っておくべきテクニック。バゲットの名手・平山シェフがワンレベル上のコツを伝授します。
?国産小麦で最高のバゲットを作る魔法「湯ゲル」...国産小麦のバゲットは歯切れが出なくて、、そんなことを感じたことはありませんか? 湯ゲルを使う製法なら、クラストの割れは抜群、しかも甘さ・風味ともにぐんと持ち上がります。
?8/10解禁の九州産小麦使用...大陽製粉「みなみの新麦」、熊本製粉「Premium T」、ろのわ「有機ミナミノカオリ」、梅野製粉「水車印」。4商品の個性を見事に活かした4アイテムを披露します。
?捨てるなんてもったいない!ロスパンの再利用術...ロスパンをリサイクルして販売する「サステナブレッド」を実践する平子シェフ。残ったパンとは思えない映えまくりのパンに変身します!
?インスタ映えならおまかせ!見て楽しく、食べておいしいレシピ…Instagramフォロワー12万人の平子シェフが、映えるパンを作り上げる一部始終を見ることができます。
?わからないことは質問しよう!オンライン質問会を開催…オンライン質問会に平子シェフ、平山シェフが登場。商品つきセットお買い上げの方のみが視聴できる特典です(9/13開催予定、後日、視聴可能)。わからないことがあったらなんでも質問してください。もちろんご視聴のみも可能。見逃した方は後からご覧になれます。
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すごいところが多すぎて、ついつい文字量が多くなり、申し訳ありませんm(__)m。
「このパンがすごい!」
https://www.asahi.com/and/serialstory/konopan/
パンを食べまくる中で出会い、「すごい!」と思ったパン、旬な店、名店を書きつづけてきました。
それをすべてまとめた地図がこちらです!!
つまり池田おすすめの店が一目でわかっちゃう地図です!
日本中のパン屋が300軒近く載ってます。
おでかけの際「この辺においしいパン屋ないかな?」と思ったときにはこの地図を見ていただけば最寄りの名店がすぐにわかります。
家の近所で探してみるのもOK。
ぜひぜひご活用ください!
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https://www.youtube.com/channel/UC_CieXWWq0V-Crbrj6cvG_w
12年以上パンラボをやっていますが、動画に取り組んだのははじめてです。
僕はライターという仕事に異常な執念を燃やしているゆえ、今までは書くこと(及び写真)でパンを表現してきました。
ただ、だんだん「字を読むより、見たり聞いたりのほうが好きな人って多いんだなー」と思うことが多くなり、動画もやっちゃおっかなーと出来心が芽生えた次第。
書き言葉から話し言葉へと変わりますが、常々申してまいりました「言葉のパンを焼きたい」という初志は不変。
自分の心が動いたことに突っ込んでいって、読者/視聴者のみなさまの心を動かしていくスタイルはなにも変わらないのです。
これからは読むだけでなく、お耳でもお楽しみください。
珍プレー好プレー集
https://www.youtube.com/watch?v=ECGYkwsD2B8&t=348s
https://www.youtube.com/watch?v=C2R45rIV9-M&t=341s
元吉本芸人・nichinichi川島シェフと軽快にパン漫才。
試行錯誤中ゆえ、いろいろ不手際もございますが、成長過程も見てやろうぐらいの広い御心で見守っていただけると幸いです。
P.S. ロゴは堀道広画伯です。
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3月13日に発売された『池田浩明責任編集 僕が一生付き合っていきたいパン屋さん』をはじめとするパンラボ池田の著書はじめ、話題作、隠れた名作などなどパンの本がずらーっと集められた本屋のパン祭りです!
本を買ったらうれしいサービス。
パンのカバーをつけた本に、野菜やハムの栞(しおり)をはさむと、ほら、本のサンドイッチが完成!
イベントなどに出店する神出鬼没のパンの本屋さん〈836〉が制作した特別な「パンのブックカバー」と「具の栞」なのです。
『僕が一生付き合っていきたいパン屋さん』に掲載されている錚々たるパン屋さんが、ご自身の本を自分でおすすめしたポップも登場!
さらに、うれしい連動企画も!
期間中、『僕が一生付き合っていきたいパン屋さん』をはじめ池田浩明の著書を買った方は、公園通りをさらに上がったところにある、池田監修のパン屋〈hotel koé bakery〉でレシートを見せれば、パンやイートインメニューがなんと20%OFFになるという太っ腹!
お近くに来た際には、ぜひ〈HMV&BOOKS SHIBUYA〉〈hotel koé bakery〉にお立ち寄りください!
開催場所:HMV&BOOKS SHIBUYA 6階
開催期間:2021年3月13日(土)〜4月12日(日)
連動企画実施店:koé lobby 渋谷店 / hotel koé bakery
協力:パンラボ 池田浩明さま、柴田ケイコさま、マガジンハウス、角川書店、ニジノ絵本屋、TheWorthless
デザイン全体担当:JAROS / Instagram : jaros.tokyo
カバーデザイン協力:Kino Koike、katomari illustration、proshirout
企画:ポンコツ堂 / HMV&BOOKS SHIBUYA 前田智栄
〈836〉とは
大きな本屋の片隅でこっそり生まれたちいさな会社〈ポンコツ堂〉が出店する、本とサンドウィッチの架空のお店。
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Hanako特別編集 池田浩明責任編集 僕が一生付き合っていきたいパン屋さん。 (マガジンハウスムック Hanako特別編集)
本日発売されました!
149軒のパン屋への思いを記し、阿部ケンヤさんの写真とともに掲載しております。
BS朝日「パンが好きすぎる!」
毎週土曜10時30分から放送中!
ひたすらパンを食べ、パンを語り合う!
パンラボそのもののような番組です!
ぜひご覧ください!!
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職人インタビューとは:
ひとりのパン職人に焦点を当て深堀りする。
生い立ち、パン職人を志したきっかけ、経歴、思い出のパン、衝撃を受けたパン、パンの開発秘話、お店のこと、生産者への思い、現在地、未来像まですべてを語ってもらう。
パンラボblogで一番人気を誇った「職人インタビュー」。
レジェンドが多数登場し、パン職人としての生き様に焦点を当てるロングインタビューが、インターネットを使った双方向のライブ中継「パンラボonline」で5年ぶりに復活します。
パン職人の素顔が見られる、自分で質問できる、ノーカット、距離も関係なし!
パンラボ池田浩明が、注目のパン職人に、根掘り葉掘り聞きまくります!
第1回は、SHŌPAIN ARTISAN BAKEHOUSEの平山翔シェフ。
パンシーンに地殻変動を起こしている「国産小麦の世代」の先頭ランナー。
西海岸や日本の最先端の技術をキャッチアップしつつ、過去にとらわれないしなやかな発想で「やさしいパン」を作りだす人。
那須に軸足を置いて、地元の食材を使用。
東京中心から地方へとパンシーンがシフトしつつある現在のトレンドを象徴する存在でもあります。
日時
6/28(日)18:00〜19:30
使用媒体
ZOOM
チケット購入者にURL・IDとパスワードを送付
(はじめての方でも簡単なアプリです)
料金
1000円(+税)
チケット発売
新型コロナウイルスで被害に遭われたすべての方に、お見舞い申し上げます。
パン屋に行けないいま、ぼくも巣篭もりしてパンを食べています。
毎日もりもり食べています。
家に閉じこもってパンを食べるのもいいもんだなあと思う一方、なんだかむずむずしてきました。
外出もしない、イベントもしない、人にも会わない。
そんな毎日がつづくと、「みんなといっしょにパンを食べたい!」「パンの話をしたい!」という気持ちがぐんぐんふくらんできす…。
外には出られないけど、いまはネットがある!
同じ気持ちの方、オンラインでいっしょにパンを食べませんか?
ぼくもパンの話をします。
あなたの話も聞かせてください。
(聞くだけがいい人は、フォームのいちばん下「伝達事項」欄にその旨ご記入ください。)
ZOOMを使ったオンラインでのトークイベントです(パソコン、スマホ、タブレットで簡単に参加できます)。
時間になったら、みんな思い思いのパンをもって、パソコンやスマホの前に集合してください。
近所で買ったパン、通販で買ったパン、自分で作ったパン、コンビニパン、冷凍庫の奥から発掘されたパン、なんでもOKです。
カメラを通じてあなたのパンを見せてください。
よかったら、そのパンについて話をしてください。
パンラボONLINE『こんなときだから、パンの話をしよう。』
日時 5月17日(日)13:00-14:00(開場12:30)
参加費 無料(特別料金)
出演 池田浩明 / pansuki harapeko cyclist SHO
最大定員 40名
お申し込み
https://ssl.form-mailer.jp/fms/d008f9be664485
(募集は終了しました)
pansuki harapeko cyclist SHO
パンを食べる会などを主宰。異常に人なつっこく友達を作るのが大好きという、池田と真反対のキャラでパン界隈をさわがせるニュースター。
Instagram https://www.instagram.com/pansukiharapekocyclist/
*当日開始時間までに、ZOOMのダウンロードなどの準備、操作可能かどうかのご確認を済ましていただくと、スムーズに参加できます。
*ZOOMは「壁紙」機能で部屋を映らなくすることもできます。
*はじめてでZOOMの操作に自信のない方は、12:30に会議室にお入りください。
設定のお手伝いをさせていただきます。
13:00のトーク開始以降は操作についての質問にお答えできないことがあります。
ご質問
ikedahiloaki(@)yahoo.co.jp
(カッコは外してください)
よろしくお願いいたします。
]]>お申し込みいただいた方には、たいへん申し訳ありません。
実施時期が決まりましたら、また発表いたします。
ご理解をよろしくお願いいたします。
所長は池田、研究員はみなさん。
パンを味わう研究所。
写真は第8回カレーパン
シリーズ最終回!
テーマは「あんぱん」。
よりすぐりのあんぱん8種類をテイスティング。
おいしい、だけでなく、「日本人とパン」について考察します。
2020年3月19日木曜日
昼の部14時〜16時(受付15分前より)
夜の部18時30分〜20時30分(受付15分前より)
募集定員 昼の部・夜の部 各20名
研究費 1講座10,000円(税込) 試食パン8種をお持ち帰りいただけます。
※費用に含まれるもの
パン/テイスティング資料/1ドリンク
場所・折形デザイン研究所 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)
受講された方には「パンラボ研究員認定証」(シリアルナンバー入り)を発行します。
お申し込みは以下のリンクよりお願い致します。
パンラボ 3月19日昼の部 9回目「あんぱん」
https://business.form-mailer.jp/fms/ac6b526e114528
パンラボ 3月19日夜の部 9回目「あんぱん」
https://business.form-mailer.jp/fms/92454deb114529
先着順にて受付させていただきます。
※募集人数に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※参加費は当日お持ちいただきます様にお願い申し上げます。
・パンの研究所「パンラボ」とは?
見る、触れる、切る、嗅ぐ、噛む、味わう、飲み込む、そして消化する。
五感と脳を総動員してパンを味わう新しい体験。
参加者は、「パンラボ見習い研究員」となり、毎回テーマに沿った8種の名作パンを味わい、テイスティングの方法をともに学びます。作り手の思い、歴史、意味論、コネタ、食べ方まで。最終的には、パンをこれから食べていくための「座標軸」をみなさんの頭の中に持っていただけるようにしたいと思います。
・テイスティングとは
「外観・内観」「質感」「アロマ」「食感(噛みごたえ・舌触り)」「口溶け」「フレーバー」「喉越し」からなる鑑賞のフレームに沿って、パンを味わい、表現する方法。今回みたいに、複数のパンを同時に味わう「比較テイスティング」の場合、それぞれの記憶が鮮明なため、個性がすごくわかりやすいです。
見習い研究員のみなさまのご意見も参考にしながら、パンのテイスティングについて一冊の本にまとめたいと思っています。まさにみんなで共同研究する「ラボ」です。
所長は池田、研究員はみなさん。
パンを味わう研究所。
8回目にしてはじめて、「惣菜パン」に踏み込みます!
2月の研究テーマ「カレーパン」
炭水化物、旨味、油。
無敵のトリプルフォーメーションが生み出す圧倒的快楽に身をまかせつつも、テイスティング理性を働かせてみよう。
スパイスの覚醒効果の助けも受け、カレーパンの新たな目覚めを得るだろう。
2020年2月13日木曜日
昼の部14時〜16時(受付15分前より)
夜の部18時30分〜20時30分(受付15分前より)
募集定員 昼の部・夜の部 各20名
研究費 1講座10,000円(税込) 試食パン8種をお持ち帰りいただけます。
※費用に含まれるもの
パン/テイスティング資料/1ドリンク
場所・折形デザイン研究所 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)
2月13日 カレーパン
3月19日 あんぱん *日程が変更になりました。ご了承ください。
受講された方には「パンラボ研究員認定証」(シリアルナンバー入り)を発行します。
お申し込みは以下のリンクよりお願い致します。
パンラボ 2月13日昼の部 8回目「カレーパン」
https://business.form-mailer.jp/fms/b4fab3ed114527
パンラボ 2月13日夜の部 8回目「カレーパン」
https://business.form-mailer.jp/fms/76fa2e35114526
パンラボ 3月19日昼の部 9回目「あんぱん」
https://business.form-mailer.jp/fms/ac6b526e114528
パンラボ 3月19日夜の部 9回目「あんぱん」
https://business.form-mailer.jp/fms/92454deb114529
先着順にて受付させていただきます。
※募集人数に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※参加費は当日お持ちいただきます様にお願い申し上げます。
・パンの研究所「パンラボ」とは?
見る、触れる、切る、嗅ぐ、噛む、味わう、飲み込む、そして消化する。
五感と脳を総動員してパンを味わう新しい体験。
参加者は、「パンラボ見習い研究員」となり、毎回テーマに沿った8種の名作パンを味わい、テイスティングの方法をともに学びます。作り手の思い、歴史、意味論、コネタ、食べ方まで。最終的には、パンをこれから食べていくための「座標軸」をみなさんの頭の中に持っていただけるようにしたいと思います。
・テイスティングとは
「外観・内観」「質感」「アロマ」「食感(噛みごたえ・舌触り)」「口溶け」「フレーバー」「喉越し」からなる鑑賞のフレームに沿って、パンを味わい、表現する方法。今回みたいに、複数のパンを同時に味わう「比較テイスティング」の場合、それぞれの記憶が鮮明なため、個性がすごくわかりやすいです。
見習い研究員のみなさまのご意見も参考にしながら、パンのテイスティングについて一冊の本にまとめたいと思っています。まさにみんなで共同研究する「ラボ」です。
所長は池田、研究員はみなさん。
今年で「基礎編」を終了、1月から新たに「応用編」開始。
3回シリーズで「クロワッサン」「カレーパン」「あんぱん」をとりあげます。
クロワッサンの層は百層以上。
薄い薄い膜が何枚も重なり合っている様を、考えただけで途方もない気持ちになります。
私たちはそんな超絶技巧の産物を特に考えもせず、むしゃむしゃ食べてしまう。
だが、このパンラボという研究の場では、あたかも一枚一枚皮を剥いていくように綿密に食べます。
新たなクロワッサン体験にきっと出会えるでしょう。
1月の研究テーマ「クロワッサン」
※月ごとにパンのテーマは変わります。
2020年1月9日木曜日
昼の部14時〜16時(受付15分前より)
夜の部18時30分〜20時30分(受付15分前より)
募集定員 昼の部・夜の部 各20名
研究費 1講座10,000円(税込) 試食パン8種をお持ち帰りいただけます。
1月ー3月の3回連続お申し込みの方は10%割引
9,000円 ×3回 =27,000円でお申し込み頂けます。
(お手数ですが、下記のリンクから3回分それぞれお申し込みください)
※費用に含まれるもの
パン/テイスティング資料/1ドリンク
場所・折形デザイン研究所 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)
1月9日 クロワッサン
2月13日 カレーパン
3月12日 あんぱん
受講された方には「パンラボ研究員認定証」(シリアルナンバー入り)を発行します。
お申し込みは以下のリンクよりお願い致します。
パンラボ 1月9日昼の部 7回目「クロワッサン」
https://business.form-mailer.jp/fms/3b563087114479
パンラボ 1月9日夜の部 7回目「クロワッサン」
https://business.form-mailer.jp/fms/f0d182ed114480
パンラボ 2月13日昼の部 8回目「カレーパン」
https://business.form-mailer.jp/fms/b4fab3ed114527
パンラボ 2月13日夜の部 8回目「カレーパン」
https://business.form-mailer.jp/fms/76fa2e35114526
パンラボ 3月12日昼の部 9回目「あんぱん」
https://business.form-mailer.jp/fms/ac6b526e114528
パンラボ 3月12日夜の部 9回目「あんぱん」
https://business.form-mailer.jp/fms/92454deb114529
先着順にて受付させていただきます。
※募集人数に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※参加費は当日お持ちいただきます様にお願い申し上げます。
・パンの研究所「パンラボ」とは?
見る、触れる、切る、嗅ぐ、噛む、味わう、飲み込む、そして消化する。
五感と脳を総動員してパンを味わう新しい体験。
参加者は、「パンラボ見習い研究員」となり、毎回テーマに沿った8種の名作パンを味わい、テイスティングの方法をともに学びます。作り手の思い、歴史、意味論、コネタ、食べ方まで。最終的には、パンをこれから食べていくための「座標軸」をみなさんの頭の中に持っていただけるようにしたいと思います。
・テイスティングとは
「外観・内観」「質感」「アロマ」「食感(噛みごたえ・舌触り)」「口溶け」「フレーバー」「喉越し」からなる鑑賞のフレームに沿って、パンを味わい、表現する方法。今回みたいに、複数のパンを同時に味わう「比較テイスティング」の場合、それぞれの記憶が鮮明なため、個性がすごくわかりやすいです。
見習い研究員のみなさまのご意見も参考にしながら、パンのテイスティングについて一冊の本にまとめたいと思っています。まさにみんなで共同研究する「ラボ」です。
これパの道なり。
亭主
長谷川葉月(表千家講師)
パン(おみやげつき)
BEAVER BREAD
茶道具
折形デザイン研究所
パンの研究所「パンラボ」所長 池田浩明さんに、抹茶にピッタリ、クリスマスにバッチリのパンをご提案頂き、表千家講師の長谷川葉月さんのお点前で「パンと茶道」=「パ道」を開催します。
折形デザイン研究所所有のお茶の道具で、ちょっと不思議な取り合わせもお楽しみください。
お茶の心得の無い方も大歓迎!
折形デザイン研究所
パンに牛乳、ではなくお抹茶を。
パンラボ池田さん発案のもと、この度茶道ならぬパ道を開催することになりました。
今回亭主として美味しい麺麭(パン)とお茶をご用意して皆様をお待ちしております。
師走の慌ただしい時期ではございますがどうぞお出かけくださいませ。
長谷川葉月
日時 2019年12月22日(日)
場所 折形デザイン研究所
参加費/3,000円 当日お持ちください。
持ち物なし
定員/各席 11名
*キャンセルは3日前までにお願いします。食材の準備の関係上、2日前から料金をいただきます。ご理解をお願いいたします。
お申し込みは下記より。
パ道 12月22日(日) 一席11:00-12:00
https://business.form-mailer.jp/fms/c38f2dce114484
パ道 12月22日(日) 二席13:00-14:00
https://business.form-mailer.jp/fms/d810683a114522
パ道 12月22日(日) 三席15:00-16:00←満席のため締め切りました
https://business.form-mailer.jp/fms/369e180c114523
パ道 12月22日(日) 四席17:00-18:00←NEW
https://business.form-mailer.jp/fms/35e05756114804
所長は池田、研究員はみなさん。
食事パンを取り上げてきた「基礎編」、最終回はベーグル。
ベーグルといえば、もちもち。
でも、もちもちの中に、いろんな「もちもち」があります。
しなやかなもちもち、溶けながら弾むもちもち、エアリーなモチモチ、ほどけのいいもちもち…。
もちもちに対する感性がアップさせると、ベーグルを食べるのがもっともっと楽しくなります。
ベーグルは硬くて食べにくい?
先入観をくつがえす体験が、あなたをベーグルの虜にする、かもしれません。
11月の研究テーマ「ベーグル」
※月ごとにパンのテーマは変わります。
2019年11月14日木曜日
昼の部14時〜16時(受付15分前より)
夜の部18時30分〜20時30分(受付15分前より)
募集定員 昼の部・夜の部 各20名
研究費 1講座10,000円(税込) 試食パン8種をお持ち帰りいただけます
※費用に含まれるもの
パン/テイスティング資料/1ドリンク
場所・折形デザイン研究所 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)
2019年度「基礎編」
6月13日 食パン
7月11日 バゲット
8月8日 カンパーニュ
9月12日 ライ麦パン
10月10日 フォカッチャ
11月14日 ベーグル
2020年度「応用編」
クロワッサン/デニッシュ/シナモンロール/あんぱん/クリームパン/カレーパン(予定)
受講された方には「パンラボ研究員認定証」(シリアルナンバー入り)を発行します。
お申し込みは以下のリンクよりお願い致します。
「パンラボ」11月14日木曜日昼の部(14時から16時)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c8ee0c27625505
「パンラボ」11月14日木曜日夜の部(18時30分から20時30分)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cdba3e59625506
※先着順にて受付させていただきます。
※募集人数に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※参加費は事前にお振り込みいただきます様にお願い申し上げます。
・パンの研究所「パンラボ」とは?
パンのテイスティングについて、学び、研究する場。
見る、触れる、切る、嗅ぐ、噛む、味わう、飲み込む、そして消化する。
五感と脳を総動員してパンを味わう新しい体験です。
参加者は、「パンラボ見習い研究員」となり、毎回テーマに沿った8種の名作パンを味わい、テイスティングの方法をともに学びます。作り手の思い、歴史、意味論、コネタ、食べ方まで。最終的には、パンをこれから食べていくための「座標軸」をみなさんの頭の中に持っていただけるようにしたいと思います。
・テイスティングとは
「外観・内観」「質感」「アロマ」「食感(噛みごたえ・舌触り)」「口溶け」「フレーバー」「喉越し」からなる鑑賞のフレームに沿って、パンを味わい、表現する方法。今回みたいに、複数のパンを同時に味わう「比較テイスティング」の場合、それぞれの記憶が鮮明なため、個性がすごくわかりやすいです。
見習い研究員のみなさまのご意見も参考にしながら、パンのテイスティングについて一冊の本にまとめたいと思っています。まさにみんなで共同研究する「ラボ」です。
陸前高田のためにおいしいパンを焼いてくれる人を募集しています。
2011年以来、被災者のみなさんにパンをお配りするため、彼の地を何度も訪れました。
そのたびに、パンが人を笑顔にするところを見、おいしいパン屋さんがほしいという声を何度も聞きました。
陸前高田でパンは求められています。
8年前の、ちょうど今ごろでした。
津波をからくも逃れた丘の上で、私はりんごが赤い実をつけるのを見ました。
その可憐さは、無残にも津波が流し去った市街地の跡とはあまりに対照的でした。
私は夢を見ました。
りんごのパンが名物のパン屋をこの街に作って、街の人に元気を与えるととともに、遠くから食べにきてもらえないかと。
「希望のりんご」という復興支援のグループを作り、ことあるごとにそれを言いつづけていたところ、本当にそんなパン屋を作りたいという人が現れました。
田村満さんという、地元の自動車学校の社長さんで、自分の学校を開放してまで復興に尽力し、街で尊敬を集めている方です。
震災以来、市街地がなくなり、若年人口も減り、過疎が進行しています。
昨年大盛りあがりだった、新麦を味わう収穫祭がスケールアップして帰ってきた!
パン、ラーメン、イタリアン、フレンチ…豪華絢爛たる名店が参加!
中でもパンオタク的注目点は、パン祭りゾーン。
小麦への熱き思いを胸に、すごい店が参加しているのだ!
(昨年の麦フェス。SHŌPAINさん)
=新麦パン販売ベーカリー=
・パンストック×マツパン(福岡)
・CICOUTE BAKERY(南大沢)
・ビーバーブレッド(東日本橋)
・SHŌPAIN ARTISAN BAKEHOUSE(那須塩原)
・soil by HOUTOU BAKERY(横須賀)
・発酵所(太田)
・パーネ・エ・オリオ(護国寺)
・クロフトベーカリー(前橋)
・blanc(虎ノ門)
・チェスト船堀(船堀)
【参加費】前売りチケット ¥1,500(税込)
【日時】 2019年11月24日 (日) 11:00~19:00
【会場】 寺田倉庫TMMT
〒140-0002 東京都品川区東品川2-11-1
※お申込後のキャンセル・返金はご対応できませんのでご了承ください
会場のTMMT。
今年はチケットをご購入いただけば出入り自由。
広々とした会場で、好きなだけ過ごすことができます。
詳細・チケット購入
(昨年の麦フェス。飯田商店さん)
パン以外も超豪華!
らぁ麺屋 飯田商店(湯河原) × 饗 くろ喜(浅草橋)
素材派ラーメン店の二大巨頭がコラボ、この日だけの特別メニューを提供。
ナポリピッツァ世界大会1位の実力派「ピッツェリア ジターリア ダ フィリッポ」(石神井公園)、横浜で名を馳せるフレンチの巨匠「レストラン アルティザン」(元町・中華街)も参加!
会場内で行われる「ワークショップ」では、人気シェフが登場、匠の技を披露する!
参加費:500円 / 定員 各回50名
・第1回 12:00 ~ 12:40(実演販売:栄徳剛/ ブラフベーカリー)
・第2回 14:00 ~ 14:40(実演販売:杉窪章匡/365日・15°C・ジュウニブンベーカリー)
・第3回 16:30 ~ 17:10(実演販売:片根大輔/カタネベーカリー)
・第4回 18:00 ~ 18:40(実演販売:原田浩次/パーラー江古田)
*開始30分前より会場にて整理券を配布します
もちろん、パンラボ池田も会場にずっといます。
小麦に懸ける職人たちによる魂の真剣勝負を見にきてください!
詳細・チケット購入
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フランス、ドイツと研究を行ってきた「パンラボ」、次はイタリアにテーマを移します。
フォカッチャに開けられたたくさんの穴、なんという名前?
なんのために開けられている?
イタリアの小麦粉と国産小麦、どんなちがいがあるでしょうか?
今回も8人の作り手を比較テイスティング、フォカッチャの謎を紐解いていきます。
食べ方も研究、イタリアならではの食文化も垣間見れる構成にしたいと思っています。
2019年10月10日木曜日
昼の部14時〜16時(受付15分前より)
夜の部18時30分〜20時30分(受付15分前より)
10月の研究テーマ「フォカッチャ」
※月ごとにパンのテーマは変わります。
募集定員 昼の部・夜の部 各20名
研究費 1講座10,000円(税込) 試食パン8種をお持ち帰りいただけます
※費用に含まれるもの
パン/テイスティング資料/1ドリンク
場所・折形デザイン研究所 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)
2019年度「基礎編」
6月13日 食パン
7月11日 バゲット
8月8日 カンパーニュ
9月12日 ライ麦パン
10月10日 フォカッチャ
11月14日 ベーグル
2020年度「応用編」
クロワッサン/デニッシュ/シナモンロール/あんぱん/クリームパン/カレーパン(予定)
受講された方には「パンラボ研究員認定証」(シリアルナンバー入り)を発行します。
お申し込み方法は以下のリンクよりお願い致します。
「パンラボ」10月10日木曜日昼の部(14時から16時)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c8ee0c27625505
「パンラボ」10月10日木曜日夜の部(18時30分から20時30分)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cdba3e59625506
先着順にて受付させていただきます。
※募集人数に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※参加費は事前にお振り込みいただきます様にお願い申し上げます。
東日本大震災復興支援のための「第20回チャリティ製パン講習会」が行われる。
場所は被災地でもある仙台。
山?豊シェフ、伊原靖友シェフ、井上克哉シェフ、3人によってつづけられてきた活動はついに20回目を数えた。
11月でもあり、テーマはクリスマス。
山?さんは、岩手県陸前高田の津波で生き残った「希望のりんご」を使ったアイテムも披露してくれる。
もちろん、私も会場に駆けつけるつもりである。
1 実行委員及び講師
近藤 香苗 氏(季節のお菓子教室「12菓月」主宰)クリスマスのスパイスマフィン/タルトタタン風パンプディング
井上 克哉 氏(Auvergneオーナーシェフ) クラックラン(クリスマスブレッド)/スコーン
伊原 靖友 氏(Zopf オーナーシェフ) ブリオッシュ各種/昼食(当日お楽しみください)
山? 豊 氏(元 Gerard Mulotシェフ) 希望のりんご/お楽しみ/手捏ねパン(昼食用)
2 日時・場所
東北石川食料株式会社2F加工センター
仙台市若林区卸町3−6−8
2019年11月19日(火)10時〜16時30分(9時30分受付開始)
※お車でのご来場はご遠慮ください。鉄道など公共交通機関のご利用をお願い申し上げます。
3 会費
受講の方 7,000円(お一人当たり) *昼食付です
メディアの方 2,000円(昼食代として)
* 受講料は「あしなが育英会」に寄付する予定です。
講習会では個別領収書は発行致しませんのでご理解賜りますようお願い致します。
4 定員
30名
※定員となり次第締切らせていただきます。
5 お申込方法
このページ下記の所定事項をご記入の上、FAXにてお申込下さい。
6 お申込締切
2019年11月8日(金)
以上
チャリティー製パン講習会 申込 所定事項
日清製粉株式会社仙台営業部 チャリティー製パン講習会 窓口行 (FAX:022-224-6982)
・貴社名(フリガナ)
・貴社ご住所(郵便番号も)
・電話番号
・FAX番号
・参加者ご芳名(役職・所属部署)
お問合せ先
日清製粉?仙台営業部 担当 猪股 久保
TEL:022−222−3175(チャリティー製パン講習会窓口担当)
会場地図
https://goo.gl/maps/6d7MkD1sfUq8ZMUP8
地下鉄ご利用の場合
仙台市地下鉄東西線 卸町駅下車 北1出口より徒歩14分
(地下鉄は7分おきに運行)
バスご利用の場合
陸上自衛隊仙台駐屯地前 下車 徒歩6分
行き:仙台市営バス 仙台駅50番乗り場 東仙台営業所前行
または 小鶴新田駅行
陸上自衛隊仙台駐屯地着
帰り:仙台市営バス 陸上自衛隊仙台駐屯地 交通局大学病院前行
タクシーご利用の場合
仙台駅東口のタクシー乗り場より約10分〜15分
**仙台中税務署向かい側といえばわかりやすいと思います**
パン用小麦のとれる町・川越。
大人気イベント「川越パンマルシェ」参加の10店舗が、川越周辺で今年とれた小麦によるパンのフェアを行います。
川越と坂戸にまたがる地域で作られる原農場のハナマンテン。
東京近郊とは思えないほど広々とした畑があります。
川越パンマルシェのホームページ
https://www.facebook.com/kawagoebread/?hc_ref=SEARCH
「地元にもこんなにおいしい小麦があることを知っていただきたい。
川越パンマルシェの願いです」
★開催店舗
川越ベーカリー楽楽/サンドイッチパーラー楽楽
川越市元町2-10-13(菓子屋横丁)
049-257-7200
7:30〜17:00
月+不定休
http://www.bakery-rakuraku.com/
けやきベーカリー
埼玉県川越市小堤16-4
049-232-0149
8:00〜17:00
土日祝休
https://www.facebook.com/keyakipan/
善太郎
川越市松江町1-10-7
049-222-0683
11:00〜19:00
日月火休
ブレッドマン
川越市東田町16-1 1F
049-247-3100
10:30〜19:00(売切れ終了、日曜は〜17:00)
月休
https://www.facebook.com/BREADMAN-532450786824334/
ナンツカベーカリー
川越市南台2-2-1
049-215-7850
9:00〜18:00
日月休
https://www.facebook.com/NANTSUKA-BAKERY-1764313370458514/
すべてのパンに新麦を使用
WACCI
川越市新宿町6-27-43
049-248-8118
11:00〜18:00(売切れ終了)
日・第2第4月休
https://wacciboulangerie.wordpress.com/
ブーランジェ リュネット
川越市砂新田2-8-11
049-292-9653
9:00〜18:00
月休
www.boulanger-lunettes.com/
ベーカリー クレープ
川越市大字砂931-7
049-244-7045
日祝休
http://ameblo.jp/kurepuken/
handmadebakery_nikori
川越市仙波町3丁目8-5
049-226-2580(ニコパン)
10:00〜18:30
日月休
https://www.instagram.com/handmadebakery_nicori/?hl=ja
BAKELIKE 0044
川越市的場北1-12-8
080-6805-0044
10:00〜19:00
日月休
http://bakelike0044.jimdo.com/
8月24日〜31日、散歩に出かけるなら、ぜひ川越へ!
]]>
所長は池田、研究者はみなさん。
パンの研究所「パンラボ」、第4回のテーマはライ麦パン。
むずかしいイメージがあるドイツパン。
ぐーっとハードルを下げてできるだけ簡単にいきます。
世界一パンの種類が多い国といわれるドイツ、その数約3000種。
ライ麦配合量のちがう8種類のライ麦パンをテイスティング。
8種類それぞれ別の作り手のものをご用意します。
遠い国のパンをもっと近く。
そう感じていただけると幸いです。
2019年9月12日木曜日
昼の部14時〜16時(受付15分前より)
夜の部18時30分〜20時30分(受付15分前より)
9月の研究テーマ「ライ麦パン」※月ごとにパンのテーマは変わります。
募集定員 昼の部・夜の部 各20名
研究費 1講座10,000円(税込) 試食パン8種をお持ち帰りいただけます
※費用に含まれるもの
パン/テイスティング資料/1ドリンク
場所・折形デザイン研究所 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)
見る、触れる、切る、嗅ぐ、噛む、味わう、飲み込む、そして消化する。
五感と脳を総動員してパンを味わう新しい体験。
参加者は、「パンラボ見習い研究員」となり、毎回テーマに沿った8種の名作パンを味わい、テイスティングの方法をともに学びます。作り手の思い、歴史、意味論、コネタ、食べ方まで。最終的には、パンをこれから食べていくための「座標軸」をみなさんの頭の中に持っていただけるようにしたいと思います。池田浩明
・テイスティングとは
「外観・内観」「質感」「アロマ」「食感(噛みごたえ・舌触り)」「口溶け」「フレーバー」「喉越し」からなる鑑賞のフレームに沿って、パンを味わい、表現する方法。今回みたいに、複数のパンを同時に味わう「比較テイスティング」の場合、それぞれの記憶が鮮明なため、個性がすごくわかりやすいです。
見習い研究員のみなさまのご意見も参考にしながら、パンのテイスティングについて一冊の本にまとめたいと思っています。まさにみんなで共同研究する「ラボ」です。
2019年度「基礎編」
6月13日 食パン
7月11日 バゲット
8月8日 カンパーニュ
9月12日 ライ麦パン
10月10日 フォカッチャ
11月14日 ベーグル
2020年度「応用編」
クロワッサン/デニッシュ/シナモンロール/あんぱん/クリームパン/カレーパン(予定)
受講された方には「パンラボ研究員認定証」(シリアルナンバー入り)を発行します。
お申し込み方法は以下のリンクよりお願い致します。
「パンラボ」9月12日木曜日昼の部(14時から16時)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c8ee0c27625505
「パンラボ」9月12日木曜日夜の部(18時30分から20時30分)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cdba3e59625506
先着順にて受付させていただきます。
※募集人数に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※参加費は事前にお振り込みいただきます様にお願い申し上げます。
]]>(第2回バゲットより)
所長は池田、研究者はみなさん。
パンの研究所「パンラボ」、第3回のテーマはカンパーニュ。
いよいよ、「発酵種」(いわゆる天然酵母のことです)のパンを取りあげます。
種は目に見えない微生物。
育つ環境に大きく左右されるため、お店それぞれの風味が出ます。
比較テイスティングによってそれがわかるとすごく楽しいと思います。
ぜひ体験してみてください。
8/5追記
16:00〜18:00 昼の部と夜の部の間に
パンの映像を上映!
1950年以降のヨーロッパ、南米など、当時の貴重なパンづくりの短編。
当時の農家の暮らしや道具も見られる、興味深いドキュメントです。
池田とともに講座の前後にぜひご覧ください。
(予約不要)
2019年8月8日木曜日
昼の部14時〜16時(受付15分前より)
夜の部18時30分〜20時30分(受付15分前より)
8月の研究テーマ「カンパーニュ」※月ごとにパンのテーマは変わります。
募集定員 昼の部・夜の部 各20名
研究費 1講座10,000円(税込) 試食パン8種をお持ち帰りいただけます
※費用に含まれるもの
パン/テイスティング資料/1ドリンク
場所・折形デザイン研究所 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)
受講された方には「パンラボ研究員認定証」(シリアルナンバー入り)を発行します。
お申し込みは以下のリンクよりお願い致します。
「パンラボ」8月8日木曜日昼の部(14時から16時)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c8ee0c27625505
「パンラボ」8月8日木曜日夜の部(18時30分から20時30分)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cdba3e59625506
※先着順にて受付させていただきます。
※募集人数に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※参加費は事前にお振り込みいただきます様にお願い申し上げます。
見る、触れる、切る、嗅ぐ、噛む、味わう、飲み込む、そして消化する。
五感と脳を総動員してパンを味わう新しい体験。
参加者は、「パンラボ見習い研究員」となり、毎回テーマに沿った8種の名作パンを味わい、テイスティングの方法をともに学びます。作り手の思い、歴史、意味論、コネタ、食べ方まで。最終的には、パンをこれから食べていくための「座標軸」をみなさんの頭の中に持っていただけるようにしたいと思います。
池田浩明
・テイスティングとは
「外観・内観」「質感」「アロマ」「食感(噛みごたえ・舌触り)」「口溶け」「フレーバー」「喉越し」からなる鑑賞のフレームに沿って、パンを味わい、表現する方法。
今回みたいに、複数のパンを同時に味わう「比較テイスティング」の場合、それぞれの記憶が鮮明なため、個性がすごくわかりやすいです。
見習い研究員のみなさまのご意見も参考にしながら、パンのテイスティングについて一冊の本にまとめたいと思っています。まさにみんなで共同研究する「ラボ」です。
2019年度「基礎編」
6月13日 食パン
7月11日 バゲット
8月8日 カンパーニュ
9月12日 ライ麦パン
10月10日 フォカッチャ
11月14日 ベーグル
2020年度「応用編」
クロワッサン/デニッシュ/シナモンロール/あんぱん/クリームパン/カレーパン(予定)
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パンの研究所 パンラボ
http://panlabo.jugem.jp/?eid=2189
「ハードトースト」「国産小麦」など8つのジャンルから厳選した食パンを食べ、食パンの全体像とテイスティング方法を研究しました。
第2回は「バゲット」。
小麦粉、水、酵母、塩。
ハード系はむずかしく感じるかもしれませんが、もっとも単純な要素から作られるバゲットは、むしろパンを知る一歩として最適です。
2019年7月11日木曜日
昼の部14時〜16時(受付15分前より)
夜の部18時30分〜20時30分(受付15分前より)
7月の研究テーマ「バゲット」※月ごとにパンのテーマは変わります。
募集定員 昼の部・夜の部 各20名
研究費 1講座10,000円(税込) 試食パン8種をお持ち帰りいただけます
※費用に含まれるもの
パン/テイスティング資料/1ドリンク
場所・折形デザイン研究所 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)
受講された方には「パンラボ研究員認定証」(シリアルナンバー入り)を発行します。
お申し込み方法は以下のリンクよりお願い致します。
「パンラボ」7月11日木曜日昼の部(14時から16時)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c8ee0c27625505
「パンラボ」7月11日木曜日夜の部(18時30分から20時30分)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cdba3e59625506
先着順にて受付させていただきます。
※募集人数に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※参加費は事前にお振り込みいただきます様にお願い申し上げます。
パンの研究所「パンラボ」年間スケジュール
2019年度「基礎編」
6月13日 食パン
7月11日 バゲット
8月8日 カンパーニュ
9月12日 ライ麦パン
10月10日 フォカッチャ
11月14日 ベーグル
2020年度「応用編」
クロワッサン/デニッシュ/シナモンロール/あんぱん/クリームパン/カレーパン(予定)
7月13日(土)13:40〜16:40
あなたの「好き」を伝える写真講座
https://otakugakkou.wixsite.com/class/3
鈴木さんには、私も著書『食パンをもっとおいしくする99の魔法』で写真を撮っていただいています。
事前にイメージしていたことの120%のクオリティで応えてくれる稀有なフォトグラファーさん。
情熱をもって、しかもやさしく、丁寧に教えていただける方です。
少人数限定で、参加者それぞれの撮りたいジャンルに対応。
「写真のことぜんぜんわかりませーん」という方も大歓迎。
「これが好きなんだ〜! この『好き』をみんなに伝えたい!」というオタク心を叶える写真を撮るためにはどうしたらいいか?
をいちばん大事にした講座です!
<講座内容>
世界観を決めよう/機材の選び方/構図の考え方/写真を撮るときはまず光を見よう/印象は「色み」が決める/ジャンル別傾向と対策/シチュエーションの作り方 など
<会場>
江東区文化センター
東京都江東区東陽4-11-3
東京メトロ東西線「東陽町」駅 1番出口より徒歩5分
詳細・申し込み
https://otakugakkou.wixsite.com/class/3
もちろん、私もカメラを持って参加します。
ぜひいっしょに学びましょう!
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パン、ラーメン、ピッツァ、小麦生産者、製粉会社。
小麦の世界のトップランナーたちが集まり、毎回白熱のディスカッションが繰り広げられます。
今回、基調講演を行う、高橋博之さんを知っているでしょうか?
『東北食べる通信』という、生の食材が付録についてくる前代未聞の雑誌を立ち上げた人です。
お米やイモならまだしも、ホタテや牡蠣のような生もの、ときには根っこから先端までワカメまるごと1本さえ読者の元へ送ります。
高橋さんは岩手に拠点を置き、日々東北の生産者をまわって、食べる人に感動を与えるような農作物・海産物を探しています。
見つかったなら生産者に密着取材、いっしょに土や波とまみれ、生き様や境遇、仕事の苦労、流通制度や価格の不条理に深く共感し、筆を尽くして、食べ物が作られるまでの物語を書き綴るのです。
高橋さんは、最年少で岩手県議会議員となった人。
東北での震災に遭遇、被災地の現状を目の当たりにするも、政治が過疎や食の問題を解決できないことに絶望し、『東北食べる通信』を立ち上げました。
彼は、地方にいる生産者と都市にいる消費者を、共感によってつなげようとしています。
生きるためにもっとも大事なはずの食べ物がどこでどのように作られているかわからず、一方、生産者も自分の作る食べ物を誰が食べているか知らず、そのために食の安全やお互いの暮らしがむしばまれている現状を、両者が出会い、売買し、話し、食べ物を通して思いを交わすことで変えていこうとしています。
新麦コレクションが立ち上がった理念もまさに同じ。
小麦生産者、製粉会社、流通業者、飲食店・メーカー(パン、ラーメン、お菓子、ピッツァ、うどんなどを作る人)、そして消費者。
おのおのが別の立場で利益を追求する現状から、いっしょに話し合い、一致点やヴィジョンを共有して、未来へ向けて一歩前へ進みたいという思いからです。
第一部の基調講演では、高橋博之さんから、これまでの取り組みや、提案をお話しいただき、第二部のパネルディスカッションでは、各パネラーが、抱えている課題や提案などを持ち寄り、みんなで話し合って解決していくというスタイルを取ります。
高齢化や耕作放棄地など農業問題、環境問題、食と健康の問題、過疎の問題、少子高齢化と労働問題・人手不足の問題、自殺とやりがいの問題。
食、そして都市と地方のギャップが抱えるあらゆる問題を語り合おうと思っています。
みなさまの心の中でくすぶっている疑問や問題意識に必ず火をつけるであろう内容になっておりますので、ぜひお越しください!
【詳細・チケット購入】
https://symposium.peatix.com/
(キャンセルポリシーなどよくお読みください)
【日時】
2019年7月8日(月)14:30受付開始 15:00開始
15:00~16:00 基調講演 高橋博之さん(途中入場可能です)
16:00~16:30 質疑応答
16:30~16:40 休憩
16:40~18:20 パネルディスカッション
17:00〜19:00 懇親会(パネラーのみなさまとも交流できます)
【パネラー】
安孫子俊之(江別製粉)、飯田将太(らぁ麺 飯田商店)、岩澤正和(ピッツェリア ジターリア ダ フィリッポ)、栄徳剛(ブラフベーカリー)、片根大輔(カタネベーカリー)、ジョン・ムーア(シーズ・オブ・ライフ)、東博己(ろのわ、有機小麦生産者)、前田茂雄(生産者)、松尾真奈(霞ヶ関ばたけ主宰、農林水産省)他
司会・池田浩明(パンラボ)
【料金】
会員+懇親会出席 ¥8,500
一般+懇親会出席 ¥9,500
会員 ¥3,000
一般 ¥4,000
【場所】
ドーバー洋酒貿易1階ホール 東京都渋谷区上原3−43—3
《懇親会》ファイアーキングカフェ 東京都渋谷区上原1-30-8
パンオタクを仕事にしてしまった私。
「好き」をあきらめない
3年後の自分をイメージする事業計画書を書こう
https://otakugakkou.wixsite.com/class/blank-3
体当たり&行き当たりばったりでパンラボをはじめた。
いま思えば、なんの計画性もなかったことにぞっとする。
これが会社をはじめると経営者ならば、まず事業計画書を書くだろう。
でも、個人が好きなことを仕事にするのに、そんなことはしない。
なんとなくはじめて、成功も失敗も神のみぞ知る、だ。
そんな人生を賭けるようなやり方より、もっと着実に、もっとリスクなく、好きなことを仕事にできないか?
個人だって、いや個人だから事業計画書を書くべきだ。
それを教えてもらうのに、うってつけの人がいる。
ディエスコンサルティング株式会社代表取締役の和田晃一さん。
大企業のコンサルティングをするかたわら、読書オタクでもある。
読書を仕事にしたくて起業した人だから、好きなことを仕事にするよろこびも苦労もわかっている。
ひとを育てることをライフワークとしてコンサルティングを行っている人だから、誰にでも根気強く、やさしく教えてくれる。
今回、和田さんが私たちに授けてくれる武器はマンダラートスタイルの事業計画書(詳細)。
9つのマスに言葉をあてはめていくだけで、あなたが進むべき道、やるべきことが見えてくる。
まだ気づいていなかった可能性に気づかせてくれる。
授業内容はもとより、加えて心強いのが、いっしょに学ぶ仲間。
少数精鋭だから、自分専用のアドバイスを講師からもらえる。
また、横のつながりができるのは、大事な財産。
第1回でも、講座後の懇親会は大いに盛り上がり、新しい企画が持ち上がったり、前に進む勇気をもらったり。
みなさまから「授業料は元が取れた!」という感想をいただきました。
ぜひいっしょに学びましょう!
6月15日(土)13:40〜16:40
「好き」をあきらめない
3年後の自分をイメージする事業計画書を書こう
講師・和田晃一
会場・亀戸文化センター
パンラボ見習い研究員を大募集!
参加者が「見習い研究員」となり、みんなでパンを研究していくスタイルの講座
「パンの研究所 パンラボ」
をスタートさせます。
見る、触れる、切る、嗅ぐ、噛む、味わう、飲み込む、そして消化する。
五感と脳を総動員してパンを味わう新しい体験。
参加者は、「パンラボ見習い研究員」となり、毎回テーマに沿った8種の名作パンを味わい、テイスティングの方法をともに学びます。作り手の思い、歴史、意味論、コネタ、食べ方まで。最終的には、パンをこれから食べていくための「座標軸」をみなさんの頭の中に持っていただけるようにしたいと思います。
・テイスティングとは
「外観・内観」「質感」「アロマ」「食感(噛みごたえ・舌触り)」「口溶け」「フレーバー」「喉越し」からなる鑑賞のフレームに沿って、パンを味わい、表現する方法。今回みたいに、複数のパンを同時に味わう「比較テイスティング」の場合、それぞれの記憶が鮮明なため、個性がすごくわかりやすいです。
見習い研究員のみなさまのご意見も参考にしながら、パンのテイスティングについて一冊の本にまとめたいと思っています。
まさにみんなで共同研究する「ラボ」です。
2019年6月13日木曜日
昼の部14時〜16時(受付15分前より)
夜の部18時30分〜20時30分(受付15分前より)
6月の研究テーマ「食パン」
※月ごとにパンのテーマは変わります。
募集定員 昼の部・夜の部 各20名
研究費 1講座10,000円(税込) 試食パン8種をお持ち帰りいただけます
6講座60,000円(税込) ※ 6講座一括で6回分のお席が確保されます。
※費用に含まれるもの
パン/テイスティング資料/1ドリンク
場所・折形デザイン研究所 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)
2019年度「基礎編」
6月13日 食パン
7月11日 バゲット
8月8日 カンパーニュ
9月12日 ライ麦パン
10月10日 フォカッチャ
11月14日 ベーグル
2020年度「応用編」
クロワッサン/デニッシュ/シナモンロール/あんぱん/クリームパン/カレーパン(予定)
受講された方には「パンラボ研究員認定証」(シリアルナンバー入り)を発行します。
お申し込み
「パンラボ」6月13日木曜日昼の部(14時から16時)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/26410d7a620263
「パンラボ」6月13日木曜日夜の部(18時30分から20時30分)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/e8c76c19620361
先着順にて受付させていただきます。
※お申し込みいただいた方には、参加の可否のご連絡をいたします。
※募集人数に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※参加費は事前にお振り込みいただきます様にお願い申し上げます。
単行本「パンラボ」をアートディレクターとして世に送り出していただいた、山口信博さん率いる「折型デザイン研究所」とこコラボレーション企画です。
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「池田さん、
平成最期の日に『さらば!平成!!食パン』というのを作ろうと今決めました!
・春よ恋
・はるきらり
・キタノカオリ
・ゆめちから
・きたほなみ
この5品種が平成生まれなので、5品種全部使用の食パンを作ります」
「さらば!平成!!食パン」は、平成31年4月30日しか販売されることがない。
でも、ど〜してもその前に食べてみたかったので、試作の日に行ってきた。
雲のようにふわふわである。
それが舌にのっかるやいなやしゅわっと溶けて甘さがあふれだす綿あめ状態。
本当にすごかったのはトーストしてからだった。
きつね色に焼けた表面が尋常ならざるぱりぱりっぷり。
歯を入れると、ぱりっと音高く鳴っては、表面の細かなデコボコが一瞬にして木っ端微塵に砕け散る、そのとんでもない快楽。
まるでハッピーパウダーが付着しているかのごとき、ミクロなぱりぱりと香ばしさ。
どうやってこんな表面が実現できるのか?
「グルテンの出し方がポイントかと思います。
繋がないように、でも、繋いでいく。
ゆっくりと、ゆっくりと繋がないように、繋いでいく。
そして、ギリギリで止める。
いろんな性質の5種類の小麦が入っているので、ミキシングはかなり気をつかいますね」
グルテンがつながりきらずささくれだっている。
それがミクロぱりぱりの原因だった。
平成の食パンはここまできたのだ。
平成の奇跡といえば、北海道産小麦「キタノカオリ」が生まれたことだと思う。
「キタノカオリってどんな小麦?」
と訊かれたら、「nichinichiのコレを食べてください」と答えることもあったほど、ふつふつとたぎるようなキタノカオリのデンプンのおいしさが表現されていた「キタノカオリ食パン」。
でも、不作や栽培面積の減少によって、ひじょーに残念ではあるが、キタノカオリ100%の小麦粉は入手困難になり、キタノカオリ食パンも店頭に並ばなくなった。
そこで、登場した食パンが、「オヤコノキズナ」。
「親(キタノカオリ )のピンチを子供(ゆめちから)が救った!
というストーリーを名前にしたパンです。
小麦粉『キタノカオリブレンド』(100%じゃないバージョン)と『ゆめちから』(キタノカオリとアメリカの小麦の交配によって生まれた)を、使っています」
ゆめちからならではのグルテンマジック。
ぷわんとエアリーで、ぷりんと弾みながら歯切れる新食感。
とろーっと溶けて液体状になって、ミルクと旨味をにじませる。
名物キタノカオリ食パンをキタノカオリ100%で作れなくなったが、ただ100%のキタノカオリがなくなったことを嘆くだけではなく、新時代へと前を向く、次の一手だ。
平成が終わる最後の日、みなさんはなにをしてお過ごしになるだろうか?
私はもちろん、パンを食べて過ごすつもりである。
平成に食べたパンのことを思いだしながら。
さて、令和にはどんな新しいパンが登場するだろう?
「好きなことを仕事にする」。
そのために必要なスキルを磨く勉強会「プロオタク養成講座」を行います。
私は、パンという自分の「好きなこと」を仕事にしている。
好きなことを仕事にする前、仕事をしていても、自分が自分ではないような、いわゆる「生きづらさ」を抱えていた。
いまはそんなことを思う暇もなく、目の前の仕事に没頭し、無我夢中の日々を送っている。
好きな世界に飛びこんで本当によかったと思う。
一方で無鉄砲にパンラボをはじめたかっての自分を思うとヒヤヒヤする。
人生には、好きでもない仕事を我慢してすることと、好きなことを仕事にするため恐れも知らずバンジージャンプをするか、どちらかしかないのだろうか。
ギャップを埋められる方法ってあるんじゃないか?
ノウハウを学び、必要なスキルを磨く。
同じ志の人と出会い、情報交換し、支え合う。
そんな場を作れたら、バンジージャンプをしなくても、「好きなことを仕事にする」ことに近づけるのではないか。
プロオタク養成講座。
大言壮語チックで気がひけるけれど、要はみんなで学ぶ勉強会。
きっかけは、もっともっとこのパンラボをおもしろくしていくためのスキルを学びたいと思ったこと。
どうせならひとりで学ぶよりみんなで学べば、その道のプロである先生から、授業のスタイルできちんと話を聞けると思ったというわけです。
私も、ただノウハウをもらいっぱなすのではなく、パンラボ10年の経験(たいしたことないけど)を手渡そうと思い、僭越ながら第1回目の講座で講師役を務めます。
プロオタク養成講座
https://otakugakkou.wixsite.com/class
《第1講》
「自分の土俵」の作り方
オタクとして生きるのにいちばん必要なこと
講師・池田浩明(パンラボ)
5月11日(土)13:40〜16:40
亀戸文化センター
パンラボ10年の悪戦苦闘と試行錯誤、そして約500人のプロオタクのプロフィールから導きだされる教訓をいっしょに考えていきます。
また、4つのワーク(作文)を実際に行っていただき、プロオタクとして必要な自己紹介文をともに磨きあげます。
詳細・申し込み
https://otakugakkou.wixsite.com/class/blank-2
また、第2講は、顧客には一部上場企業もいるガチの企業コンサルタントである、「ディエスコンサルティング株式会社代表取締役」の和田晃一さんを講師に迎え、事業計画書を書くワークショップです。
事業計画書って、企業を経営する経営者が書くものというイメージではないですか?
でも実は、社会という大海原をなんの保証もない小舟で漂う、私たちみたいな一個人こそ、大きな武器になりそうです。
《第2講》
「好き」をあきらめない。
3年後の自分をイメージする事業計画書を書こう
講師・和田晃一(ディエスコンサルティング株式会社代表取締役)
6月開催予定
大手企業を手がけるコンサルタントが、失敗してもやり直せる、好きなことを諦めずにカタチを変えて続けられる事業計画の立て方をやさしくお伝えします。
「マンダラート方式」による理詰めの事業計画書をいっしょに書きましょう。
・あなたの「好き」に誰がお金を出しますか? 必要としている人は誰ですか?
・ヲタビジネスの成功例
・失敗しないための埒外マージンの取り方
・異なるドメインからのアプローチ
・ヲタ事業計画を立てる練習
・プロフェッショナリズムを支えるアマチュアリズム
■プロフィール
和田晃一(わだこういち)1970生まれ
ディエスコンサルティング株式会社代表取締役。一部上場企業などコンサルティング多数。読書オタクがこうじ、本を使った研修や、読書イベント「ワダ☆ナイト」を夜の銀座で開催。公益財団法人日本生産性本部及び国立大学法人長岡技術科学大学院講師(非常勤)。
詳細・申し込み
https://otakugakkou.wixsite.com/class/blank-2
《第3講》
あなたの「好き」を伝える写真講座
講師・鈴木静華(フォトグラファー)
7月開催予定
上手な写真と「伝わる」写真はちがうはず。 オタクだけが見えているなにかをみんなに伝えたい。 そんなあなたの「好き」に合った撮り方を一緒に考えましょう。
事前にアンケートで、あなたの撮りたいジャンルや、いま持っている機材をお聞きします。みなさんの「好き」に沿った撮り方をお伝えします。
・世界観を決めよう
・機材の選び方
・構図の考え方
・写真を撮るときはまず光を見よう
・印象は「色み」が決める
・ジャンル別傾向と対策
・シチュエーシ ョンの作り方
■プロフィール 鈴木静華
フォトグラファー。小泉佳春氏に師事後、独立。雑誌『天然 生活』『LEE』『cafe sweets』などのほか、書籍『どっちつかずのもの つくり』(安藤雅信著)、『おうちでできるおおらか金継ぎ』(堀道広 著)、『形の素』(美術出版社)など器や食、ライフスタイルなどの分野で 活動中。
ニッチな勉強会なので必然的に少数精鋭になると思います。
講座のあとには懇親会も予定しているので、1対1でお話しする機会もあると思います。
好きなことを仕事にしたくて悶々としている方、もしよかったらこの勉強会の門を叩いてください!
]]>
(写真はすべて前回、前々回のものです)
去年の秋、みんなでまいた小麦は、無事に育っているようです。
第3回目は「お花見」。
4月の中旬に咲く秋蒔きの小麦の花。
暖冬のため予測しがたいですが、間に合えば小麦のお花見を、間に合わなければ八重桜などの
お花見で里山の春を満喫したいと思います。
そして、畑でピクニックランチ。
「365日」と「カタネベーカリー」「ブラフベーカリー」の
おいしいパンをご用意します。
それも、畑にまいた小麦から3種類を選んで、
3人のシェフがそれぞれパンを作ります。
小麦の味のちがいをお楽しみください。
(写真はイメージです)
また、さいころ食堂/アラスカツヴァイの大皿彩子さんによる
具沢山のスープ(1杯300円の予定)と
上記3店舗によるおやつ(価格未定)もご用意。
ランチの後は、恵泉女学園大学の澤登早苗先生と、Seeds of Life代表のジョン・ムーアさんから、
「里山」「小麦の花」をテーマにお話を伺います。
「365日」の杉窪章匡シェフ、「カタネベーカリー」の片根大輔シェフ、
「ブラフベーカリー」の栄徳剛シェフも参加。
みなさまぜひ、いらしてください。
【種から種へ。第3回「一緒に、お花見」】
●日時 2019年4月21日(日)11時集合 11時30分スタート(終了時間は14時予定)
●講師
・澤登早苗先生
恵泉女学園大学大学院平和学研究所人間社会学部教授、教育農場長、農学博士
・ジョン・ムーアさん
Seeds of Life代表(元電通コピーライター、元パタゴニア日本支社代表)
詳細・申し込み
]]>パンラボ池田と、ZOPF伊原シェフ、こんがりパンだパンクラブのひのようこさんらが、1年に2回陸前高田へのツアーをつづけています。
この春も、地元の人たちと交流しながら、りんご園や地元で人気の居酒屋さんなど、陸前高田のいいところを訪ねます。
今回の裏テーマは「飲み」。
日本酒、ビールを作る酒造レストランや、ワイナリーも訪ねます。
三陸の自然の中で酔い心地は格別。
「新しい故郷」へぜひいっしょに行きましょう。
ツアー内容(予定)
■ 5月18日(土)
11:00
平泉・毛越寺散策
http://www.motsuji.or.jp/keidai/
12:15
一関・世嬉の一酒造蔵元レストランにて昼食
https://sekinoichi.co.jp/
15:00
陸前高田ドライビングスクール訪問
震災当初から街の復興のためにご活躍されている田村校長より震災当時から現在までの陸前高田の街の復興の様子、今後予定している“発酵の里プロジェクト”についてなどお話を伺う予定です。
http://takata.si-dsg.com/
17:00
大船渡温泉日帰り入浴
18:30
地元で人気の食事処“味彩”にて夕食予定
20:30
箱根山テラスチェックイン
広田湾を見下ろす絶景が自慢。モダンな木造建築も魅力です。
https://www.hakoneyama-terrace.jp
■ 5月19日(日)
09:00
金野さんのりんご畑訪問(摘果作業体験)
海の見えるりんご畑、希望のりんご畑を訪問。
りんごの花から小さな実へと成長したりんごの小さな実を間引く作業、りんごの摘果作業を体験。
11:30
キャッセン大船渡で昼食
12:30
大船渡ワイナリー Three Peaks訪問予定
http://3peaks.jp/
(りんごの花摘み作業。写真はすべて昨年ツアーのもの)
詳細・申し込みはこちら
]]>
震災直後からつづけられている「チャリティ製パン講習会」、19回目が5月22日に行われます。
山崎豊さん、ZOPFの伊原靖友さん、オーヴェルニュの井上克哉さんに加え。毎回ゲスト講師が登壇。
今回は、タヴォラ・ディ・オーヴェルニュの市川美月さん、モアザンベーカリーの神林慎吾さん、ポルトボヌールの渡邉泰史さんです。
1 実行委員及び講師
市川 美月 氏(La tavola di Auvergne)アテットレザン(受賞作品)
神林 慎吾 氏(MORETHAN BAKERYシェフ)全粒粉ブリオッシュ/青のりのリステック/海藻バターのクイニーアマン
渡邉 泰史 氏(Porte Bonheurオーナーシェフ)メープルの卵/ショートブレッド
井上 克哉 氏(Auvergneオーナーシェフ )昼食 とろけるWチーズのもっちり塩パン(受賞作品)
伊原 靖友 氏(ZOPF オーナーシェフ )昼食(当日をお楽しみにしてください)
山? 豊 氏(元Gerard Mulotシェフ )昼食 バゲットジャポネ/丹波黒豆もちもちパン
2 日時・場所
株式会社愛工舎製作所 CAPホール
戸田市下戸田2-23-1
2019年5月22日(水)10時〜16時30分(9時30分受付開始)
※お車でのご来場はご遠慮ください。鉄道など公共交通機関のご利用をお願い申し上げます。
3 会費
受講の方 7,000円(お一人当たり)
*昼食付です
メディアの方 2,000円(昼食代として)
*受講料は「あしなが育英会」に寄付する予定です。
講習会では個別領収書は発行致しませんのでご理解賜りますようお願い致します。
4 定員
60名
※定員となり次第締切らせて頂きます。
5 お申込方法
所定の事項をご記入の上、FAXにてお申込下さい。
受講書をお送りいたします
6 お申込締切
2019年5月10日(金)
FAX送り先
株式会社愛工舎製作所 チャリティー製パン講習会 窓口行
FAX:048-446-0645
お申込締切:2019年5月10日(金)
フリガナ
貴社名
貴社ご住所(郵便番号も)
電話番号
FAX番号
No 参加者ご芳名 役職(所属部署)
1
2
3
お問合せ先
株式会社愛工舎製作所
(TEL:048-441-3366)
チャリティー製パン講習会窓口
営業管理部営業企画課 亀岡
※ お申し込み後、一週間以内にFAXにて受付確認・受講料お振込のご案内を送付致します。
一週間以内に連絡がない場合、FAX送受信ミスも考えられますので、念のため弊社迄お問合せ下さい。
「遠くてなかなかパン屋さんに行けない」という方におすすめです!
伊勢丹オンライン
<新麦コレクション>子どもに食べさせたいパンセレクトBOX
詳細・申し込み
受注会期3月12日(火)までです!
お申込みお急ぎください!
ブランジュリ ノアン(福岡・糸島)
食パン「Itoshima」
玄界灘に面した福岡のリゾート地・糸島。
近年はおいしい食材の産地としても注目を集めるほか、糸島パン巡りの特集が雑誌でも組まれたり。
この糸島きっての名店として知られるブランジュリ ノアン。
小麦粉にはじまり、牛乳、地元酒造メーカーの酒粕など、主要な材料をすべて糸島産のもので作りあげた特別な食パン「Itoshima」をリリースしました。
この食パンは超おすすめ!
愛おしくなるほどの、やわらかさ、もっちり感、べたつかないふんわりした甘さが極上です。
朝起きるのが楽しみになるような食パンです。
パーネ・エ・オリオ(東京・護国寺)
日本ではまだめずらしい、現地で修行したオーナーシェフによる、イタリアパンの店。
イタリアから輸入された小麦、オリーブオイル、パネトーネ種を使用。
「イタリアパンってこんなにおいしかったんだ!」と驚くこと請け合いです。
今回は、子供のテンションが上がる、イタリアのおもしろいパンを作っていただきます。
タルタルーガ
イタリア語で亀を意味するパン。
切ると中が空洞になっています。
イタリアではこの中におかずを入れ、はさんでいただきます。
マダムの小林伊基子さんのおすすめは、ミートボール。
お野菜もいっしょに入れれば、普段あまり野菜を食べたがらないお子さんにも、楽しく食べてもらえるかもしれません。
グリッシーニ
小さいお子さんでも手に持って食べやすい、スティック状。
ばきっと気持ちよく割れて、小麦の風味をしっかりと感じられるのは、イタリアの小麦粉を使用しているから。
イタリアでポピュラーな食べ方は、生ハムを巻きつけて食べること。
クレソンなどのお野菜もいっしょに巻き巻きしていただけると、野菜嫌いのお子さんにも興味を持ってもらえそうです。
リュミエール ドゥ ベー(神奈川県・鎌倉)
鎌倉・由比ヶ浜が見える別荘地に店を構え、すべてのパンを店内で培養した発酵種(いわゆる天然酵母)で作ります。
有機栽培の小麦や古代小麦を使用、なるべく乳や動物性の材料を使わないこだわりも、アレルギーのある方にもおいしいパンを食べてほしいという、無量井シェフのやさしい気持ちのあらわれです。
古代五穀米ぱん
乳製品も白い砂糖も不使用。代わりに、有機豆乳や有機甜菜糖、有機パーム油を使用。青大豆や紫黒米、赤米など「古代五穀米」を混ぜ込んでいます。
噛み締めるとふくよかな小麦の甘みの中に、五穀米の滋味が広がるおいしさ。
乳製品の食べられない、アレルギーをお持ちのお子さんはもちろん、朝食や夕食で、ぜひ和食といっしょに食べてみてください。
ひじきやきんぴらごぼうなどと合わせて。
野沢菜や白菜漬けなど漬物ともおいしく召し上がれます。
ソイクリームパン
卵も乳製品を使わず、有機ココナツオイル、有機甜菜糖で作りました。。
「クリームパンは食べたいけれど、アレルギーがあって」
「マクロビを実践しているからクリームパンは食べられません」
という方にぜひ食べていただきたい逸品。
そうでない方も、まったりとしたやさしい味わいのこのクリームは、体に負担になる感じがぜんぜんなく、おいしく食べられます。
セテュヌ・ボンニデー(神奈川・向ケ丘遊園)
「365日と日本橋」で連日大行列を作っている杉窪章匡氏のプロデュース店。
フランスをテーマに、国産小麦や国内産中心に厳選した材料を使用して作る、とても食べやすい食べる人思いのパンが特徴です。
乳・卵フリーの生地で、食パンもしくは、よもぎあんパンを予定しております。
フリュイ
色とりどりの有機のドライフルーツとピスタチオが楽しいパン。
バゲット生地は、北海道産、九州産の小麦を使用、3日かけることで、小麦の甘さ、歯切れよさを極限まで引き出しています。
水を多めに入れ、ドライフルーツが入っているパンにありがちなぱさぱさ感がまったくなく、口溶けが爽快。
ショコラ
北海道産「奇跡の小麦」キタノカオリで作るもちもちのチョコパンです。
フランス産のチョコレートを使用。準チョコではない本物のチョコレートの味をお子さんに感じていただきたいという気持ちが込められています。
上記2品とも、お子さんによろこんでいただけるほか、大人の方ならワインやウイスキーといっしょでも楽しんでいただけるとおもいます。
まるぱん
よもぎあんパン
卵・乳不使用で、近くの幼稚園に卸し、子供たちに大好評を得ている生地。
よもぎあんぱんは、よもぎの鮮烈な香りとあんこの甘さのすばらしい相性を楽しめます。
日本茶といっしょにぜひどうぞ。
<新麦コレクション>
2014年から、その年に取れた小麦をすぐに挽いて、みんなで味わい、収穫のお祝いをするプロジェクト。
「おいしくて安全な小麦あふれる未来」を目標に、全国15の小麦産地、約200の飲食てN・企業が参加する「新麦コレクション」。
特にベーカリーは150店舗以上を数え、素材を大切にする名店揃いです。
小麦は初夏に日本全国で収穫されます。
例年8月に九州が解禁、8〜9月に本州各地で解禁されたあと、10月20日に大産地である北海道産が解禁。列島を新麦前線が北上していきます。
全国のパン屋で新麦のパンが販売されるほか、新麦コレクション主催のイベント「麦フェス」や、一般のみなさんとパン屋さんがいっしょに種まきからはじめ栽培を行うワークショップ「種から種へ」(東京都多摩市)など、さまざまな活動を行っています。
http://mugikore.net
https://www.facebook.com/mugikore/
パンラボをはじめてから10年、夢中で走ってきた。
でも、もう一度、見つめなおしてみたいと思った。
もっともっとパンラボをおもしろくできる方法はないか?
仕事の仕方や、アタマのOSのバージョンアップ次第で、それは可能ではないのか?
考えて考えて答えに届きそうで届かない感じがあって、そうかこれはよく知っている人に話を聞いてみればいいんだと思った。
それだったら、自分ひとりで聞くのはもったいない、みんなで勉強会みたいにできたらいいなと思って、このトークショーになりました。
好きを仕事にしている人、好きなことがあってもそれが仕事にならない人、いまの仕事をもっと好きになりたい人…。
仕事や人生をもっとあーしたいこーしたいと思っている人、ぜひ聴きにきてください!
ゲストは、一田憲子さん、難波里奈さん。
一田さんは、「暮らしのおへそ」「一田食堂」など良書を連発されている、ライター業の先輩。
好きなことを仕事にしているし、好きなことを仕事にしているたくさんの人に「仕事のおへそ」について取材しつづけている。
なにしろ、その「おへそ言語化能力」はすさまじいものであり、私たちをきっと導いてくださるはず!
難波さんは、「純喫茶コレクション」を主宰。
純喫茶という場所、文化、空気感、それを支える人への愛情がものすごい!
私もパンを好きなことでは人後に落ちない自負はあるが、それでもたじたじとなってしまうほど、ものすごい愛だ!
好きなことを仕事にするには、これだけの愛という裏付けがあって、ということを感じてもらえれば幸いです。
場所は、HMV&BOOKS “HIBIYA COTTAGE(日比谷コテージ)”。
話題の東京ミッドタウン日比谷の向かいにある、日比谷シャンテ3F。
といえば、ぴんとくる方も多いと思います。
あの、ル・プチメック日比谷のあるビルです!
ぜひプチメックとセットでお越しください!
[トークショー]「好きなことをして生きていく 〜プロオタクの仕事論〜」
「好きなことを仕事にする」を実践している人は、どうしてそんな生き方ができるのだろう?
熱量の高い人たちに取材を重ね、ライフスタイルのお手本を示しつづけている一田憲子さん。
日本中の純喫茶をまわって純喫茶道に日々邁進する難波里奈さん。
素敵に生きる二人の仕事論に、パンオタクの池田浩明が迫ります!
自分らしい生き方、仕事の仕方を模索中の方にもおすすめのトークショーです。
※トークショーの様子は後日、朝日新聞デジタル&wにて掲載されます。
出演
・一田憲子(ライター、編集者。編著『暮らしのおへそ』など、著書も多数)
・難波里奈(東京喫茶店研究所二代目所長。著書「純喫茶とあまいもの」など)
・池田浩明(「パンラボ」主宰、ブレッドギーク、ライター。著書「パン欲」など)
日時: 3月10日(日)開場13:30 開演14:00 終了15:30
(終了後、出演者の著書をお買いあげの方にサイン会あり)
場所: HMV&BOOKS “HIBIYA COTTAGE(日比谷コテージ)”
東京都千代田区有楽町1-2-2; 日比谷シャンテ3F
参加費: 無料
問合せ: otakugakkou@gmail.com
定員: 70名
主催: 株式会社マーベリック、池田浩明
予約:https://ssl.form-mailer.jp/fms/67af6f9a610976
満席となりました。
その感動的なおいしさをみなさんに味わっていただくイベントです!
バリスタがハンドドリップしたコーヒーとともに、お好みでバターやコンフィチュールをつけお召し上がりいただきます。
渡邊大シェフの窯出し風景見学、パンラボ池田のトークも交え、出勤前の朝のひとときを存分にお楽しみいただけます。
『モーニング イン キョウト -パンと珈琲で始める京都の朝-』開催を記念、3/4(月)には、京都 <TRAVELING COFFEE> バリスタ・牧野広志さんをお迎えし、パンとコーヒーのペアリングもお楽しみいただきます。
<あつあつ窯出しバゲットショー>
開催日時: 3/4(月)・3/5(火) 9:00~10:00
場所 : koe lobby(hotel koe tokyo1F )
参加費 : 1,800円(税込み)
定員 : 各日20名
ご予約はこちらのフォームから
https://ssl.form-mailer.jp/fms/939d7c9a610446
(定員に達し次第受付終了となります。)
※掲載画像はすべて前回のものです!
]]>
大好評につき、第二弾を2月8日(金)から開催することが決定!!
題して、『バゲットの天使が舞い降りるバレンタイン』。
パンおたく=パンラボ池田浩明がバレンタイン特別アイテムを注文、バゲットの天使が、恋するすべての人たちに舞い降りるという、なぜか今頃チャゲアスにインスパイアされたイキったテーマでお送りします!
うさ子
仕事や恋や人間関係に疲れ、癒されたいあなたへ。
フランスの定番おやつ「タルティーヌ・オ・ショコラ」をかわいいうさちゃん型にアレンジしました!
バゲット生地に、フランス・ヴァローナ社の極上メダルチョコ2枚を挿入!
ストロベリー(ココア生地)、ホワイト(抹茶生地)、ブラック(プレーン生地)の3種。
天使のオープンハート ラブフォーチューン
新たな恋をかなえたいあなたへ。
ハート型のチョコバトン2つがドッキングした恋のおまじない。
気になる人とひとつずつ分け合えば、恋が成就するかも(あくまで「かも」でお願いします!)
単品の「天使のオープンハート」もブラックとホワイト2種類ご用意しております!
チョコカレーパン
義理チョコで上司や同僚をドッキリさせたいあなたへ。
「はい、チョコどうぞ!」
「おい、これカレーパンじゃねーかよ(と言いながら一口)…わーお、チョコレート! ギャフン!」。
となることまちがいなし!
カレーパンと見せかけ、中にホワイトチョコ。
でもクミンやカルダモンなどスパイスを入れ、香りはカレーという、どこにもない新しいおいしさです!
(左から)チョコブール / チョコ丸 / 抹茶ホワイトチョコ
とにかくうまいチョコパン食わせろ! という「花よりだんご」主義者のあなたへ。
もちもちバゲット生地を噛み締めると、中からつぶつぶチョコレートが溶けてくるまるぱん。最大限に引き出された国産小麦の甘さとチョコの甘さが溶け合う愉楽をお楽しみください!
なんといっても主役は、渡邊大シェフが3日かけて作るバゲット。
湯種→20時間以上の熟成を経て小麦の甘み・旨みを最大化します。
素材は、「奇跡の小麦」北海道産キタノカオリ100%。
栽培面積の減少や天候不順による不作のため、100%で食べられるのは、ko lobby baguetteでは最後の機会となります!
バゲットの常識を覆すもちもち感と甘さをお楽しみください!
日時 :2月8日(金)〜 7:30〜23:00 (焼き上がりから順次販売予定)
販売内容:第一弾で人気のあんこゴルゴンゾーラなどをはじめ、新作のうさ子や天使のオープンハート ラブフフォー
チューンなどの菓子系のほか、チョコカレーパンや恋するイブリガッコなどの惣菜系まで。
(期間中新メニューなども登場予定)
<koe lobby1st Anniversary special ショッパー>
お持ち帰りのお客様には、koe lobby 1周年を記念し、イラストレーター
たなかみさき氏のイラストを施した限定ショッパーにてお渡しいたします。
※なくなり次第配布終了
みんなで種まきから収穫、製粉、パン作りまで行う小麦栽培プロジェクトです。
(2018年10月の第1回)
2月3日の第2回は麦踏み!
365日杉窪シェフ、カタネベーカリー片根シェフ、ブラフベーカリー栄徳シェフ、そしてパンラボ池田も参加。
Seeds of Life代表ジョン・ムーアさんと、農学博士・澤登先生のお話。
上記3店舗特製ミニデニッシュの食べ比べとあたたかいお茶もお楽しみいただけます。
場所は、多摩丘陵の里山。
東京都とは思えない自然いっぱいの場所です。
ぜひみんなで楽しく麦踏みしましょう!
【種から種へ第2回「一緒に、麦踏み!」】
●日時 2019年2月3日(日)12時30分集合 13時スタート(終了時間は15時半予定)
●集合場所 恵泉女学園大学南野キャンパス河井道ラウンジ(東京都多摩市南野2−10—1)
http://www.keisen.ac.jp/about/campus/access/
●参加人数 50人(新麦コレクションの会員以外の方も参加できます)
*ぜひこの機会に会員登録をお願いします(会員の方特別割引あり)。こちらから → mugikore.net
●講師
・澤登早苗先生
恵泉女学園大学大学院平和学研究所人間社会学部教授、教育農場長、農学博士
・ジョン・ムーアさん
Seeds of Life代表(元電通コピーライター、元パタゴニア日本支社代表)
オープンを記念し、「あつあつバゲット窯出しショー」を開催いたします!
朝、香ばしい湯気とともに、焼きたてのバゲットがオーブンから焼き出される。
そのときこそ、バゲットがもっともおいしく食べられるとき。
ひょっとしたら、一生忘れられない瞬間になるかもしれません。
バリスタがハンドドリップしたコーヒーとともに、お好みでバターやコンフィチュールをつけお召し上がりいただきます。
渡邊大シェフからのバゲットの説明、パンラボ池田もいっしょに参加、ご挨拶させていただきます。
出勤前の朝活としてぜひご参加ください!
開催日:12/10(月)、12/14(金)
時間:8:15-9:00
料金:1500円(税抜)(当日店舗にてお支払い)
定員:15名 先着順(定員に達したら受付終了)
場所:koe lobby Baguette
東京都渋谷区宇田川町3-7 ヒューリック渋谷公園通りビル hotel koe tokyo1F
03-6712-7257
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そこで、私、池田浩明がコラボさせていただき、期間限定でポップアップベーカリーをオープンすることになりました!
名付けて「koe lobby Baguette」、またの名を「(パンおたくからの)注文の多いバゲット専門店」。
あーだこーだ、おたくのこだわりが多すぎて、ご迷惑だったかと思いますが、いろいろ注文をつけさせていただき、本日から期間限定オープンの運びとなりました。
ふわふわ食パン専門店ブーム真っ只中、ただひとり逆をいく、かりかりバゲット専門店。
なぜなら、シェフの渡邊大さんは、バゲットの名手。
パリで食べて強烈な印象を受けたバゲットから発想。
「奇跡の小麦」北海道産キタノカオリ100%で作る「koeバゲット」をこのポップアップベーカリーのために作りあげました。
バゲットは3種。koeバゲットに加え、カカオを練り込んだ「ブラックバゲット」、常識破りのふにゃっとやわらかな「ホワイトソフトバゲット」。
そのほかバゲットを使ったアイテムは約25種。
明太子を贅沢に使った定番の明太フランス、ワイン漬けのレーズンを使った「ワインレーズンのミルクフランス」、あんバターならぬあんことブルーチーズの組み合わせが新しい「あんこチーズのサンド」、肉料理を食べる機会の多いクリスマスにぴったりの「フレッシュハーブのブール」などさまざまなバリエーションが登場します!
koe lobby Baguetteのオープンを記念し、窯から出た直後のバゲットをハンドドリップコーヒーとともに楽しむ朝食イベント「あつあつバゲット窯出しショー」を開催!
出会えそうでなかなか出会えない、バゲットのもっともおいしい瞬間を、私といっしょに味わいましょう。
日時は、12月10日(月)、12月14日(金)の2回、AM8:15〜9:00
予約制となっており、予約の方法は、追って発表します。
パーティや肉料理を食べる機会が多く、バゲットの需要が一年でもっとも高まるクリスマスシーズンは、ぜひ「koe lobby Baguette」へ!
koe lobby Baguette
東京都渋谷区宇田川町3-7 ヒューリック渋谷公園通りビル hotel koe tokyo1F
03-6712-7257
食をテーマにデザインするテキスタイルブランド[gochisou]の坂本あこさん。
彼女の純真無垢な絵心にときめいて、パンラボとのコラボをお願いしました!
パンをまとってみたい。
24時間ずっとパンに包まれていたい。
できるなら、見てるだけでわくわくした気持ちになれるような素敵な絵で。
描いてもらったのは、日本橋BEAVER BREADのパン。
骨太なカンパーニュも、ピンクに染まった明太コッペも。
坂本さんにお願いしたのは、「攻めてほしい」ということ。
常識にとらわれない型破りが、BEAVER BREADの割田健一ファウンダーの身上だと思ったから。
坂本さんは私の願いに応え、自由闊達に絵筆を動かして、とても楽しい布ができました。
ミューズとして、モデルの山野ゆりさんを迎えました。
テーマは「インドアピクニック」。
都会にいても、いつでもどこでも誰とでも(ひとりでも)、心を開放しパンを食べれば、心は野山を駆け巡り、まるでピクニック。
そんな気持ちを込めました。
撮影は日本橋で。
写真は、雑誌の撮影でごいっしょして以来、センスに惚れ込んでしまった写真家・山田薫さんにお願いしました。
BEAVER BREADやTHE A.I.R BUILDING(展示会の会場)、そして町の中に飛び出して。
山野ゆりさんのプロ魂。
カメラマンやデザイナーの要求に難なく応えながら、周囲に自分の世界観を染め上げる山野さんにプロフェッショナルを見ました。
好評のうちに終わりました「もみじ市」での先行販売を経て、ついにコレクションの全貌が明かされる日が来ます。
展示会「gochisou×パンラボ×BEAVER BREAD×山野ゆり collaboration exhibition」には、山野ゆりさんとのコラボバッグ、ブレッドギーク専用ネクタイ、そのほか生地やアパレル、バッグ、ハンカチなど日常使いできるアイテムがたくさん!
会期中はイベントもあり。
11/16夜のオープニングレセプションは、パンとワインを満喫する「BEAVER BAR」!
11/17には、坂本あこ、割田健一、山野ゆり、そして池田のトークショー。
会場のTHE A.I.R BUILDINGも交通至便でカフェもあるかっこいい場所なので、ぜひ来てください!
gochisou×パンラボ×BEAVER BREAD×山野ゆり collaboration exhibition
日程:2018年11月16日(金)〜11月18日(日)
会場:THE A.I.R BUILDING
住所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-2-8
時間:11:00〜20:00
トークイベント
《日時》11/17 15:00~(約60分)
《出演》パンラボ 池田浩明×BEAVER BREAD 割田健一×gochisou坂本あこ ×モデル 山野ゆり
パンの魅力、コラボレーションについて お話します。
オープニングレセプション
《日時》11/16 18:00~
BEAVER BREADによるBEAVER BAR限定open!!
パンや飲み物の販売があります。
どなたでも参加できます。
麦フェス2018
その翌週、11月25日は炭水化物の祭典!
行列のできるラーメン屋「飯田商店」、世界一のピッツェリア「フィリッポ」、「BEAVER BREAD」「365日」など名だたるベーカリーが集結!
https://peatix.com/event/449863/view
(写真はイメージです)
パンラボ・池田が理事長を務める「NPO法人新麦コレクション」主催、食と農の体験型プロジェクト!
人気ベーカリーシェフといっしょに小麦の種をまき、育て、製粉し、食べる!
「【種から種へ】第1回 一緒に、小麦の種をまこう」
《2018年10月21日(日)10:00〜15:00 恵泉女学園大学》
新しいプロジェクトの始動です!
みんなで種をまき、育て、製粉し、いっしょにパンを作るところまで行う体験・参加型イベント。
無農薬・無化学肥料で栽培。
収穫された小麦の一部をとっておき、翌年また種としてまき、自然の循環を実感します。
人気ベーカリーのシェフたちといっしょに農作業、昼食にはパンもご用意しております。
「【種から種へ】第1回 一緒に、小麦の種をまこう」のポイント!
1. 1年かけて小麦からパンがどんなふうにできあがるか体感!
パンはいつも食べているかど、その原料である小麦がどんなふうにできるかわかりませんよね?
いっしょに土に触れて、自然の中に身を置いて、食べ物ができる現場を体感しましょう!
2.「365日」杉窪章匡シェフや「カタネベーカリー」片根大輔シェフ参加! 昼食は両店のパン!
杉窪・片根の両人気シェフやパンラボ池田浩明も参加。
プロといっしょに小麦を育て、パンを作るというまたとない体験ができます。
昼食として「365日」「カタネベーカリー」の作ったパンもついています!
(小麦を栽培する畑)
3.東京とは思えない自然な風景!
恵泉女学園大学とNPO法人みどりのゆびが協働で管理している多摩丘陵の里山にある畑で行います。人工物などなにも見えない丘に囲まれた自然な場所。ここに小麦を植えることは、このうつくしい里山を保存することにも貢献します。
4.オーガニック界の第一人者が農業指導!
専門家の指導付きなので誰でも簡単に農業が楽しめます。
・澤登早苗先生
恵泉女学園大学大学院平和学研究所人間社会学部教授、教育農場長、農学博士
・ジョン・ムーアさん
Seeds of Life代表(元電通コピーライター、元パタゴニア日本支社代表)
●日時 10月21日(日)10時集合
●集合場所 恵泉女学園大学南野キャンパス河井道ラウンジ(東京都多摩市南野2−10—1)
*小雨決行、大雨順延。中止の場合は、朝、メールで通知
*順延の予備日時 10月27日(土)14時~16時
*電車利用の場合は、多摩センター駅より路線バス(所要時間約10分)をご利用いただく(日曜日のためスクールバスなし)。自動車の場合は駐車場は利用可。
詳細 http://www.keisen.ac.jp/about/campus/access/
●申し込み インターネットにて
https://tanekaratanehe1.peatix.com/
一般2700円(種持参の場合2500円) 会員2200円(種持参の場合2000円)
タイムスケジュール
9時30分 受付開始
10時 畑へ移動
10時10分 講義開始 澤登先⽣、ジョン・ムーアさん
10時30分 作業
11時30分 休憩(トイレ)
11時45分 作業
12時30分 お昼ご飯
終了15時(最長の場合。進行によって早く終わることもあり)
ぜひいっしょに小麦を育てましょう!
]]>この秋、発表する、テキスタイルブランド「gochisou」とパンラボのコラボアイテム。
明日から「もみじ市」で先行販売されるアイテムの写真が、前日になってやっと送られてきました!(マジ話)
特別先行販売
10月13、14日「もみじ市」(今週の土日)
(昨日の記事、日付がまちがっておりました。申し訳ありません!)
@東京オーバル京王閣(※雨予報のため会場変更されております)
ビーバーブレッド ブース内で販売。
かわいいビーバー君のロゴでおなじみ、BERAVER BREADのパン(上の写真のパンです)をモチーフとしたテキスタイルから、下記のアイテムが作られ、今回先行販売されます!
・クラッチバッグ2種
・ビニールバッグ
・ハンカチ3種
・エプロン3種
11月16~18日にはTHE A.I.R BUILDING(日本橋)でgochisou×パンラボの展示販売会を行います。
こちらでは生地やアパレルの販売もします!
トークイベントやBEAVER BAR(BEAVER BREADプロデュースによる宴)もやりますのでぜひお越しください。
詳細は後日発表します!!
]]>
gochisouとは?
坂本あこさんが食をモチーフとしたうつくしいテキスタイルをデザイン。
洋服や雑貨をひとつひとつ手仕事で作っています。
https://www.gochisou-textile.com/
今回モチーフとしたのは、「BEAVER BREAD」!
ファウンダー割田健一が創立。
昨年オープンし、早くも人気を不動のものとした東日本橋のベーカリーです。
パンシェルジュでもあるパン好きモデルの山野ゆりさんとコラボバッグを製作!
山野さんはミューズとして、イメージブックのモデルを務める他、イベントにも登場します!
特別先行販売
10月13、14日「もみじ市」
@東京オーバル京王閣(※雨予報のため会場変更されております)
ビーバーブレッド ブース内で販売。
・クラッチバッグ2種
・ビニールバッグ
・ハンカチ3種
・エプロン3種
11月16~18日にはTHE A.I.R BUILDING(日本橋)でgochisou×パンラボの展示販売会を行います。
トークイベントや生地やアパレルの販売、BEAVER BAR(BEAVER BREADプロデュースによる宴)もやりますのでこちらもぜひお越しください。
詳細は後日発表します!!
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昨日、興奮して書きました。
「やったな、アレックス」
とアメリカを代表するレストランの料理人たちがハイタッチするほど盛り上がった、伝説級のパンを再現すると!!
http://panlabo.jugem.jp/?eid=2169
エンマー小麦のことも知っていただきたいのですが、パンは食べ方が重要!
本によると、スライスしたパンに、スプーンいっぱいのリコッタチーズとオレンジマーマレードをのせて供すると、あっちのテーブルからもこっちのテーブルからもオーダーが入って、エンマー小麦が在庫切れになったとのこと。
この食べ方も再現します!
リコッタはすでに購入、マーマレードは当日、世田谷パン祭りにて極上のものを現地調達する予定でおります!!
「エンマーラボ 幻の古代小麦のパンを食べてみたい!」(試食付)
2018/10/08 (月)
11:00 - 12:00
IID世田谷ものづくり学校 1F 108教室
詳細・お申し込みは
https://peatix.com/event/433999/
パンはパーラー江古田の原田浩次さん特製!
飛び入りゲストもひょっとしたらいるかもしれません!
パンマーケットへ待たずに入れる優先入場券付きのチケットもあります!
前売り発売は本日水曜まで(当日券あり)。
お急ぎください!
私、実はこういう本を出しております。
https://www.amazon.co.jp/パンソロジー-パンをめぐるはなし-池田-浩明/dp/4582632203
古今東西の、パンにまつわる名著・奇書のおもしろいところ(池田的に)を集めたアンソロジー本でして。
『食の未来のためのフィールドノート』(NTT出版)も含まれております。
ダン・バーバーさんという、アメリカを代表する料理人(食のアカデミー賞といわれるジェームズ・ビアード財団賞を受賞した)が書いた本です。
この中に、オーガニック全粒エンマーで作ったブリオッシュが登場します。
それは、こんなふうだったそうです。
「日頃は評価の厳しいコックたちが、このパンに強い印象を受けて(「やったな、アレックス」)、絶賛したのである」
「ブリオッシュは本当においしかった。一口ほおばると心がほっとするような味で、トーストされたナッツと湿った草の香りがアクセントを添える」
どうですか?
どんな味がするのか実際に食べてみたくないですか?
これを本当に作ってしまおう、というのが今回のイベント!
「エンマーラボ 幻の古代小麦のパンを食べてみたい!」(試食付)
2018/10/08 (月)
11:00 - 12:00
IID世田谷ものづくり学校 1F 108教室
世田谷パン祭りの会場で行います。
パンはなんと! パーラー江古田の原田浩次さんに作っていただきます!
飛び入りゲストもひょっとしたらいるかもしれません!
詳細・お申し込みは
https://peatix.com/event/433999/
パンマーケットへ待たずに入れる優先入場券付きのチケットもあります!
前売り発売は明日までです(当日券あり)。
お急ぎください!
「希望のりんご」陸前高田ツアー参加者募集のお知らせです。
震災のときパンをお配りしてからもう7年以上ものおつきあい。
いまでは里帰りするような感覚で年2回訪れるようになりました。
今回は、りんご収穫ツアー。
海の見える畑になった可憐な赤いりんごを、ぜひご自身の手で摘んでください。
そのおいしさは、一生ものの記憶となるでしょう。
翌日はBBQ。
地元の方と交流し、収穫したりんごを焼きりんごにしたり、ZOPF伊原靖友シェフが仕込んだ「巻きパン」を焼いたり。
そのほか、お祭り見物など楽しいイベントがいっぱいです。
はじめての方、大歓迎!
「新しいふるさと」へいっしょに里帰りしましょう。
詳細、お申込みはこちら
http://www.kibounoringo.com/event/post464.html
【日程】
2018年10月6日(土)〜7日(日)
【参加費】
大人26,000円(税込) 子供(小学生以下)18,000円(税込)
(一ノ関〜陸前高田の往復バス代、1日目昼食代、夕飯代、宿泊代、2日目朝食代、昼食代含む)
※往復新幹線代は含まれませんので、ご自宅から一ノ関までの往復交通費はご自身でご手配ください。
※なるべくお早めに指定券をお取りください。駅の窓口では1ヶ月前からの販売。JRえきねっとの事前予約ならさらに1週間前から予約できます。
※JR東日本より発売されている週末パス(JR窓口での事前購入が必要です)をご利用いただくと安くなります。特急券は別販売になります。例:東京⇔一ノ関往復 20,690円
※本ツアーには国内旅行傷害保険料金が含まれています。
【集合場所】
一ノ関駅東口出口(6日 10:30集合)
【宿泊先】
箱根山テラス(2名1室、相部屋でのご利用となります。)
【定員】
25名
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(新麦で作ったエピ[麦の穂])。右から、ベーカリークレープ、リュネット、川越ベーカリー楽楽、ナンツカベーカリー)
パン用小麦のとれる町・川越。
大人気イベント「川越パンマルシェ」参加の10店舗が、8月24日の埼玉新麦解禁日に合わせ、川越でとれた新麦パンのフェアを行います。
川越と坂戸にまたがる地域で作られる原農場のハナマンテン。
東京近郊とは思えないほど広々とした畑があります。
会いにいける地元の小麦です。
川越パンマルシェのホームページ
https://www.facebook.com/kawagoebread/?hc_ref=SEARCH
★開催店舗
川越ベーカリー楽楽/サンドイッチパーラー楽楽
川越市元町2-10-13(菓子屋横丁)
049-257-7200
7:30〜17:00
月+不定休
http://www.bakery-rakuraku.com/
善太郎
川越市松江町1-10-7
049-222-0683
11:00〜19:00
日月火休
ブレッドマン
川越市東田町16-1 1F
049-247-3100
10:30〜19:00(売切れ終了、日曜は〜17:00)
月休
https://www.facebook.com/BREADMAN-532450786824334/
ナンツカベーカリー
川越市南台2-2-1
049-215-7850
9:00〜18:00
日月休
https://www.facebook.com/NANTSUKA-BAKERY-1764313370458514/
すべてのパンに新麦を使用
WACCI
川越市新宿町6-27-43
049-248-8118
11:00〜18:00(売切れ終了)
日・第2第4月休
https://wacciboulangerie.wordpress.com/
パン工房クローバー
川越市砂967-2
049-244-3278
7:00〜19:00
火休
ブーランジェ リュネット
川越市砂新田2-8-11
049-292-9653
9:00〜18:00
月休
www.boulanger-lunettes.com/
ベーカリー クレープ
川越市大字砂931-7
049-244-7045
日祝休
http://ameblo.jp/kurepuken/
handmadebakery_nikori
川越市仙波町3丁目8-5
049-226-2580(ニコパン)
10:00〜18:30
日月休
https://www.instagram.com/handmadebakery_nicori/?hl=ja
BAKELIKE 0044
川越市的場北1-12-8
080-6805-0044
10:00〜19:00
日月休
http://bakelike0044.jimdo.com/
8月24日〜31日、散歩に出かけるなら、ぜひ川越へ!
]]>大いに期待できそうだ。
1 実行委員及び講師
渡邊 涼太郎氏(涼太郎オーナーシェフ)赤ワインパン/全粒粉100%バターロール他
山? 豊 氏(元 Gerard Mulotシェフ )バゲット/セーグルフリュイ/フリュイルージュ他
井上 克哉 氏(Auvergneオーナーシェフ )デニッシュ食パン
伊原 靖友 氏(ZOPF オーナーシェフ )昼食
2 日時・場所
平成30年10月3日(水)10時〜16時30分(9時30分受付開始)
日清製粉株式会社 小網町ビル加工技術センター
〒103-8544 東京都中央区日本橋小網町19−12
※お車でのご来場はご遠慮ください。鉄道など公共交通機関のご利用をお願い申し上げます。
3 会費
受講の方 7,000円(お一人当たり) *昼食付です
メディアの方 2,000円(昼食代として)
*受講料は「赤十字」に寄付する予定です。
講習会では個別領収書は発行致しませんのでご理解賜りますようお願い致します。
4 定員
70名 ※定員となり次第締切らせて頂きます。
5 お申込方法
別添の申込書に所定事項をご記入の上、FAXにてお申込下さい。
6 お申込締切
平成30年9月21日(金)
7 お申し込み方法
日清製粉株式会社 チャリティー製パン講習会 窓口行まで
下記の必要事項を記入してFAXで
FAX:03-5282-6137
・フリガナ
・貴社名 及び 貴社ご住所
・電話番号
・FAX番号
・参加者ご芳名(役職[所属部署])
1
2
3
8 お問合せ先
日清製粉株式会社 営業本部営業企画部 (TEL:03-5282-6365)
チャリティー製パン講習会窓口 小池
東日本大震災の年から、レジェンド山?豊シェフ(元Gerard Mulo)はじめ、伊原靖友シェフ(ZOPF)、井上克哉シェフ(Auvergne)の3人がつづけてきた「チャリティー講習会」も17回目。
今回は熊本に場所を移して、地震発生から早くも2年の歳月が流れた熊本にて開催されます。
会場の株式会社丸菱は震源地に近く、甚大な被害を受けました。
また、いまだに自宅に帰れない方がいるなど、復興は道半ばです。
講師は他に、地元で盛り上がるパン屋さん、Boulangerie Pa Painの西徳雄シェフ、ロビンフッドの家弓武矢シェフ。
ぜひお近くの方は足をお運びください!
1 実行委員及び講師 予定演目
西 徳雄氏 (Boulangerie Pa Pain代表) 阿蘇自然豚と熊本の季節野菜のパン/エッグタルト(マカオ風)
家弓 武矢氏(ロビンフッド代表取締役社長) シナモンロール/洋梨の赤ワイン煮等
井上 克哉氏(Auvergneオーナーシェフ ) 最高級デニッシュ食パン
伊原 靖友氏(ZOPF オーナーシェフ ) ロッゲンミッシュブロート/昼食
山? 豊 氏(元 Gerard Mulotシェフ ) バゲット/ライスミルクブレッド/マドレーヌ
2 日時・場所
平成30年6月21日(木)10時〜16時30分(9時30分受付開始)
株式会社丸菱
熊本県上益城郡益城町宮園788/電話096−286−1915
3 会費
受講の方 5,000円(お一人当たり)
メディアの方 2,000円
*義援金は運営経費を差し引いて熊本市災害寄附金に振り込ませていただきます。
4 定員
50名 ※定員となり次第締切らせて頂きます。
5 お申込方法
下記の所定事項をご記入の上、FAXにてお申込下さい。
6 お申込締切
平成30年6月11日(月)
FAX送付先
大陽製粉株式会社 チャリティー製パン講習会 窓口行
FAX:092−781−2527
・フリガナ
・ご参加者名
・貴社名
・お役職(所属部署)
・貴社ご住所
・電話番号
・FAX番号
・シェフへのご質問など
お問合せ先
大陽製粉株式会社 TEL:092−713−5782
チャリティー製パン講習会窓口 勝野
要石とさっき書いたが、重石なんかじゃない。
軽きも軽し、堂々たる軽石だった。
昔からパンラボblogを読んでくれている人なら、軽妙で剽軽で軽佻浮薄な、その文体を知っているだろう。
文頭や文末に「かし」とか「かしわで」と記された記事を読んでほしい。
氏は頭脳パンやかにぱんに異常なる執着を見せた。
あるいは、キューカンバーサンドにはまっていたことがあったけど、それは女子にモテたいからであったり。
それからAKBの誰がパン好きかということや、フジの女子アナの誰がどのパンが好きかということにも通じていたし、
ル・コッペ堂という幻のパン屋から三色インドカレーコッペなどを買ってきてくれたりも。
あんぱんの中では、つぶあんやこしあんという王道ではなく、いちばんの変化球である「うぐいすあん」を愛していたし、
ぬぬぬぬぬ。
とか
ターーーー!
ワオ!
うひょ!
というオノマトペを好んで多用した。
かしわでさんはパンをおもしろがっていたのだ。
過剰なるおもしろがリズムこそ、かしわでさんの真骨頂だった(氏はそれを「ニギ」と呼んでいた)
仮想のパン研究所「パンラボ」をはじめてから約9年も経ち、私がむしゃむしゃとパンを食べ、どんどんとディープにマニアックに向かっていった一方で、かしわでさんはいつまでもミーハーで軽チャーなままだった。
いや、かしわでさんは、あえてその地点にとどまったんだと思う。
本を作るためには両方の視点が必要だ。
もっと先へ、もっと深くへと道をたどっていくマニアの視点と、本屋さんでたまたまパンラボに出会い、なんの予備知識もないままとびらを開ける人の視点。
私が森の奥へ奥へとすすむ獣道をずんずん進んでいったとき、かしわでさんは道の登山口を守っていてくれた。
実のところ、かしわでさんがいなかったら、私はいまだに何者でもなかったかもしれない。
大学を出て白夜書房(パンラボの発行元)に入った私に、本の編集というものを教えてくれたのは、かしわでさんだったし、白夜書房を辞め、ふわふわしていた私に『パンラボ』という本を出させてくれたのも、またかしわでさんだった。
つまり、かしわでさんがいなかったらみなさんがいま目にしている「パンラボ」というものは、どこにもなかったかもしれないのだ。
そんな感謝を、あまりにも突然だったので、本人にマジ告白したことなんて一度もなかった。
あーと悔いまくりながらお通夜に向かったところ、思いもかけず、そこには、かしわでさんの手を経てパンラボシリーズの本を出した著者の方々が一堂に会していたのである。
『まさこジャム』の渡邉政子さんも、『パンの漫画』『パンの漫画2』の堀道広さんも、『空想サンドウィッチュリー』の西山逸成さんも、『パンは呼んでいる』の山本ありさんも、『シアトル発 ちょっとブラックなコーヒーの教科書』(これはパンの本ではないけど、かしわでさんのもうひとつの大好物)の岩田リョウコさんも。
かしわで氏への感謝は、私だけではなく、著者全員が共有していたものなのだ。
その気持ちは、『空想サンドウィッチュリー』の撮影のときのかしわでさんのことを書いた西山さんのこの言葉に言い尽くされている。
「いつも試食の際にはおもしろがって、『すごい!、すごい!』『美味しい!、美味しい!』と言ってくださるようなとても優しい方だった」(「とても寂しかったこと。」)
そう、私たちに発表の場を与えてくれて、率先しておもしろがってくれたのが、かしわでさんだった。
パンをいろんな店で10個とか買ってきて、それをいっぺんに食べて感想を記した『パンラボ』という本も、ダンボールで屋台を作っていろんな場所でサンドイッチ屋を開店する『空想サンドウィッチュリー』も、他の出版社では実現しそうにないほどめちゃくちゃだ。
それを、大人の事情なんて脇に置いて、無条件におもしろがってくれたかしわでさんがいたからこそ実現したといえる。
パンラボ前、パンラボ後。
パンラボを開始した2009年、かしわでさんや私たち(編集のDさんも)が共有していたのは「前夜」という感覚だった。
「パンってなんかおもしろくないですか?」
かにぱんも、頭脳パンも、バゲットも、有名な店のパンも、パン職人の生き様も、発酵も、あれもこれも。
ふと見渡してみたら、この世界の至るところにパンのトビラはあって、それを私たちは叩いてまわったが、どのトビラも ワオ! とか うひょ! とならないものはひとつもなかった。
そしていまや誰もが認めるパンブーム。
パンみたいなおいしいものを、いままでみんな好きじゃなかったのが急に好きになったということではたぶんない。
私が思うにそれは「パンおもしろがりブーム」なのだ。
食べ物としてのパンはもともとみんな好き。
それ以上の価値(アートやカルチャー)としてパンが認知された。
かしわでさん、あなたがこの9年、おもしろがってきたパンを、いまではたくさんの人がおもしろがってくれるようになりましたよね!
心配してくれる人がいる。
「かしわでさんがいなくなって、パンラボはこれからどうなるんですか?」
私の腹はもう決まっている。
かしわでさんの遺志を継ぐしかないでしょう!
パンラボはこれからもパンをおもしろがりつづける。
誓いよ、届け。
パンよ空へ! (池田浩明)
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台北と台南を訪れた時の模様をイラストで描いてくれました。
ピーナツバター・ベーコン・チーズバーガー。
ヌヌ!と構えながらも、頬張ってみたくなります。
ケチャップは使わないのですか?
「ピーナツバターと肉の塩気だけです。ケチャップなどは使ってません。でもそれだけでも美味しいです。
台湾の人はピーナツバターが大好きですからね。調味料みたいなものです。
日本人にウケるかはわかりませんが、アメリカ人にはウケそうです」
今すぐにでもマネて見たくなります。
加糖のピーナツバターを使うのですね。
「このピーナツバターは加糖で甘かったです。甘じょっぱいのが好きなら口に合うと思います。私は好きなのでとても美味しかったです」
台南は全体的に味が甘めなのですか?
「甘いです。薄〜いハムと薄〜〜い卵焼きのサンドイッチにも甘いミルククリームのようなものが塗られてます」
食パンはどんな味なのですか?
「日本の食パンとはぜんぜん違います。全体的に小麦の味が薄いように思いました。日本だとリッチな食パンとリーンな食パンに分けられると思いますが、リーンな食パンをさらにリーンにした感じでしょうか?」
スーパーリーンって感じですか?
「そういうニュアンスではないですね。現地の人が、紹介したサンドイッチを懐かしい味と表現するくらいですから」
日本で言うところの「昭和の味」ってやつですか?
「それに近いかもしれません。ちなみにパンはパサパサしてません。しっとりしてます」
好評発売中(電子版も配信中です)。
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(01前編はこちら)
第一話 終わり
著者:うさとさや
ゼノンコミックス
定価:580円+税 B6判
発売:徳間書店 発行:ノース・スターズ・ピクチャーズ
発売日:2018年1月20日(土)
美味しいオリジナルパンレシピ満載♪
悲しみから始まったふたりの共存生活は、「パン」で笑顔に変わっていく――。
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講師は、国産小麦シーンのトップシェフばかり。
初心者の方でも歓迎です。
ぜひご参加ください。
2/26(月)
カタネベーカリー 片根大輔シェフ 「ファーマーズブレッドレッスン」
おかげさまで満席となりました。
3/2(金)
ZOPF 伊原靖友シェフ 「国産小麦のコツを知るパンレッスン」
予約が取れないパン教室もお店で主宰する伊原シェフが登場。
ちょっとむずかしいイメージのある国産小麦ですが、コツを知るとおいしいパンができます。
外国産とは異なるグルテンの性質を、「繊維」のたとえを用いて、簡単に教えてくれます。
詳細 http://www.happycooking.jp/course/20489
3/19(月)
畑のコウボパン タロー屋 星野太郎シェフ 「季節の酵母が香るパン[〜春〜いちご酵母編]」
おかげさまで満席となりました。
新麦コレクションでは、小麦をテーマとしたパンレッスンを随時行っております。
賛助会員になっていただきますと、会員限定割引や人気レッスンの先行予約などの特典があります。
お申し込みはこちらのホームーページから。
]]>パンと僕のモモちゃん・第一話ー01
1−02(後編)へつづく。
後編はこちら。
著者:うさとさや
ゼノンコミックス
定価:580円+税 B6判
発売:徳間書店 発行:ノース・スターズ・ピクチャーズ
発売日:2018年1月20日(土)
美味しいオリジナルパンレシピ満載♪
悲しみから始まったふたりの共存生活は、「パン」で笑顔に変わっていく――。
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パン部門
大賞 ななかまど(北海道白老郡) 道産粉田舎パン
銀賞 障がい者福祉サービス事業所 宝蓬館ベーカリーチーム 一関草木ハーブシュトーレン(写真は砂糖がけする前の状態のものです)
銅賞 ODAKO−BREAD(岩手県滝沢市) ブラックカンパーニュ
菓子部門
大賞 つどい工房・杜の風(山梨県北杜市) 山くるみマドレーヌ
銀賞 発酵食品 アスタ荏田(横浜市) みそ de シフォン
銅賞 ボンボンスマイル(沖縄県糸満市) パッションマンゴーロールケーキ
その他の受賞者の情報はこちら
http://kusizawa.blog14.fc2.com
金銀銅のメダルに輝いたパンについて。
銅賞に輝いたODAKO−BREADのブラックカンパーニュは、カンパーニュにココアパウダーを混ぜ込んだもの。
ココアとはちみつ、発酵種が意外なハーモニーを作りだす。
銀賞、宝蓬館の一関草木ハーブシュトーレンは、よもぎ、干し柿、干しナツメ、栗など、すべて一関でとれたものだけを使ったもの。
志の高いアイデアと新しい味わいは、和の食材によるシュトーレンの可能性を示した。
大賞の、ななかまど・道産粉田舎パン。北海道産小麦をもっと盛んにしたいとハルユタカを使用。
皮の香ばしさ、中身のもっちり感は小麦の特徴を表現。
サワー種のみで見事なボリュームを出し、パンとしての完成度が高かった。
奇をてらわない、毎日食べられる王道のパンに、審査員の評価が集まった。
パン部門審査委員長を務めた山本敬三シェフ(パンステージプロローグ)
「2年に1度、自分の心がピュアになれる日。
参加者のみんなががんばっているのを見て、自分もがんばろうと思います」
菓子部門審査委員長を務めた横溝春雄シェフ(リリエンベルグ)
「毎回レベルが上がってきています。
私たちプロが見ても参考になるレベルでした」
菓子部門審査員の中村逸平グランシェフ(ラ・テール洋菓子店)
「ミキサーががちゃがちゃいっているのに気づかないのはどうしたのかなと思ったら、耳の聴こえない人。
みんな障がいの程度がちがうのだから、審査員はそこを見ないといけない。
健常者にとって簡単なことでもすごく一生懸命。
車椅子の人でも一生懸命できることをやろうとしていたことに感銘を受けました。
そういう人に施設の人が我慢強く教えていることにも頭が下がります。
僕だったら、思わず手が出ちゃうよ」
ぱんぱかぱん(徳島県板野郡)の藍パンは、東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムをモチーフに、市松模様を藍入りのパンで作り出した。
利用者自らがこのアイデアを申し出て、チーム一丸でこの手間のかかる作業をやり遂げた。
「みんな緊張していたけど、みんなが声をかけあい、ミスにも気づくことができて、いつも以上によくできました」
ある施設の人の言葉である。
たくさんの人に見られながら仕事をすることは、特に障がいのある人にとって、健常者が想像する以上のプレッシャーを与えているはずだ。
それでも誰かに注目される=認められるという経験は、普段以上の力を参加者に与える。
作業を終えて戻ってきた参加者をハイタッチと拍手で迎えていた親御さんや友人たち。
彼らが今日どれだけがんばったかを痛いほどわかっているのだろう。
感動的な光景だった。
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