かしわで
先日、次回のパン・ラボが開催されまして、
少し遅れてラボ地の「かいじゅう屋」さんに着きまして、
で、いきなりかいじゅう屋のご主人に
ニヤリとしながら
「ル・コッペ堂の場所のヒントを教えてくれませんか?」
と訊ねられまして。
奥ゆかしいなぁご主人は。
自分が逆の立場なら間違いなく「場所を教えてください!」と
ぶしつけに聞いてしまいますよ。
それが「ヒントを?」ですからね。
かいじゅう屋さんからはいつも見習うことばかりです。
と言いつつご主人の投げたスライダーを紙一重で交わし(交わしちゃった!てへ)
サトルボール(ゆれるシンカーっす)で返す自分。
でも気になるのはル・コッペ堂に関して自分に質問してくるとき
みんな顔がニヤついてるとこ。
ムッシュ・ぷさんもニヤりと聞いてきたもんなぁ。
気になるなぁ。みんなのニヤリ顔が。
高田馬場から西へ。
西へ。
途中から千川通りを左へ。
そして旗の立つ地へ。
そこに
ル・コッペ堂
じゃなくて話題の「藤乃木パン」があった。
http://panlabo.jugem.jp/?day=20090811かねてより思い描いていたとおりの佇まいにル・プチ感動しつつ、
店内へ。
いきなり、
いきなりのハムカツサンドに度肝を抜かれる。
パーフェクト。
期待は膨らませるもんじゃなくて、そっとしまいこんでおくもの。
でないと面会したときの反動が大きいから。
でもそのパン屋はこちらの期待をふつうに打ち返してきた。
ハムカツサンドでセンター前、カキーン。
上手い! ふつうに旨い!
すばらしくふつうに美味い!
ヤキソバパンとハムカツサンドはこっちの世界ではまぁ両輪でしょう。
(あっちでもそっちでもない。あくまでもこっちの世界では、ね)
話題のアンパンやポテトサラダパンや高級食パンを確認しながら、
次に手に取ったのはハンバーガー。
パン屋のハンバーガー。
バーガーショップの完璧輪切りじゃない、
ギリでキリとらず中開いたとこに挟みこむパン屋のハンバーガー。
自分はここにスライスチーズをトッピングしてラボる。
あとで記しますが試食はムッシュ・ぷさん宅にて行ってます。
ああチーズを挟みたいともらすと「はさみますか」(ぷさん)と出てくるスライスチーズに
これまたル・プチ感し、
バーガーをかぶりつく。
上手い! これまたふつうに旨い!
しかし自分が本日一番心震えたのはこのパンとのやりとり。
ヤキソバパン。
パン屋に来てた母息子の親子。
その母が店員に
「ヤキソバパンありますか?」
店員
「お作りしますよ」
自分
「え? 注文販売あり? いいなぁ〜」
たしかにヤキソバパンは店頭になかったけど。
店員
「おいくつですか?」
母
「8個ください」
自分
「8っ個も!?」
(ヤバイ。すぐ参加しないと売り切れるかも。焦るミー)
「ししし…シルブプレ、マッダーム。ミーもヤキソバパン欲しいざんす。2個欲しいざんす」
とやや強引に割り込み注文。
なんとか注文に成功。
ふ〜〜。
なんだろうこの満足感。
しかもかねてより注目してた出来立てのヤキソバパンに
こんなに早く出会えるなんて。
旨い! ふつうにうまい。
ただ自分としてはもう少しソバがいっぱい欲しい。
コッペからはみ出る感じでほしい。
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藤乃木パン、いいね。
近くに欲しいパン屋だよね。
などとムッシュぷさんとティラミスを食べながら団欒。
旨いね。このティラミス。
自分でマスカルポーネと甘苦いソースを混ぜながら食べるのが新しくて旨い。
どこの? 落合シェフ? 石鍋シェフ?
「いえ、自家製です。妻が作りまして」
ワーオ! ぷ夫人が作った特製ティラミス(夫人はお子様と外出中で会えず)。
「マスカルポーネ・チーズさえあれば簡単に出来ますよ」とムッシュ。
っつーかね。
前々から思ってましたけどチーズのバリエーションが豊かです。
ぷ宅は。
マスカルポーネが冷蔵庫に眠る家庭。
ちょっといいと思いました。本日最後のル・プチ感です。