みかんを置いたら鏡餅だ。
2015.12.29 Tuesday 00:23
千鳥町のグルグルベーカリーの「じか食」。
ムッシュ池田浩明曰く、
「皮がおかき的やさしい香ばしさ、ほのかなれど広がる甘さ。ぷるぷるの中身は高加水でみずみずしく、とろけてとろけて仕方ない。やさしい甘さも相まっておかゆ感覚。」
本当にその通りだった。
っていうか、それが衝撃的で、いてもたってもいられなくなって、すぐにお店に向かっていた。
先週までは「春よ恋」を使用していたけれど、今は「キタノカオリ」だった。
それでも「ぷるぷるの、おかゆ感覚」は同じで、うっとりしながらつまんでいたら、アッという間に食べてしまった。
大きさはカンパーニュと同じくらい。
お餅にたとえるなら、鏡餅の下ほどの大きさか。
それをあっという間にペロリできちゃうのは、そのみずみずしいぷるぷるゆえか。
見た目より、ずっと軽い。
お餅よりずっとずっと軽い。
でも、感覚はお餅。クッションみたいに軽いお餅。
このパンの上にみかんを置いたら、ちょっとした鏡餅だ。
包丁を入れるときのシュポシュポ感もたまらなく食欲をそそる。
見ごたえがあって、持ちごたえがあって、包丁の入れごたえがあって、ぷるぷるの食べごたえがある。
「新しい食パンの形ではないでしょうか?」
とも語っていた。
なるほど!
こちらは現在進行中の食パンプロジェクト。
2月19日発売。
こちらは、毎日食べる食パンを一工夫でもっとおいしくする魔法の本。
スーパーやコンビニで手に入る素材で、お手軽(3手順以内)をモットーにいろんな魔法をかけてみました。
イラストはもちろん堀道広画伯だ。
表紙イラストと見比べると楽しさ倍増だ!
こちらにて。