パンの研究所「パンラボ」。
painlabo.com
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
パンラボ&comics その4純喫茶マジック

 

えっへん!

 

 

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東中野の純喫茶の名店・ルーブルのセレナーデ(パフェ)。

 

最先端のパフェにそれがあるのかわからないけれど、昭和のパフェには

「えっへん!」感があった気がする。

 

蝶ネクタイをして、えっへんと誇らしげな感じ。

 

それは背筋を見るとわかる。

 

 

 

 

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背筋ピーン!

 

うむ、えっへん感いっぱいだ。

 

 

ルーブルの名物はもう一つある。

喫茶店で使える魔法として、ちょっと前に掲載したこれ。

 

 

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ミートーソース・スパゲッティ

 

 

これまた日本の喫茶店文化の中で研鑽され、昇華してきたと感じる日本人が大好きな旨味満載の、絶品ミートソース。

だからパスタではなく、スパゲッティ〜!

 

 

このことを教えてくれたのが純喫茶の達人で、もうすぐ新刊も出る(純喫茶、あの味)・難波里奈さん。

 

マツコ・デラックスさんの番組で、難波さんが紹介していたから知ってる人も多いかもしれない。

ほんとうにここのミートソースはおいしい。

 

映画「探偵はBARにいる」では、喫茶店のナポリタンが大活躍するけど、東中野が舞台だったならばきっとミートソースが大活躍してるはずだ。

純喫茶=ナポリタンの常識を覆してくれる逸品だ。

 

 

でもルーブルの入口は喫茶店ではない。パン屋だ。

もっといえば、総菜系のパン屋だ。

入口はパン屋で、その奥に喫茶店。

 

実は、東中野近辺に10年近く住んでいるから、当然ルーブルは知っていた。

でも純喫茶の名店としてリスペクトされていることは知らなかった。

いつも入口でサンドイッチを買って、それで終わっていたからだ。

 

 

 

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でも、サンドイッチにも名物と思しき逸品がある。

それが、緑のサンドイッチ。

 

 

 

 

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きゅうりのサンドイッチではない。

メカブのサンドイッチだ。

 

 

 

 

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マヨネーズとからしともう一つ何かで味付けされたメカブ。

メカブのコリっと感と磯の香りの浮遊感がおいしい。

 

このサンドイッチについては前から知っていた。

そしてときどき無性に食べたくなるときがあって、このサンドイッチを食べたいがために立寄っていた。

 

「メカブのサンドイッチのファンもいっぱいいますよ」と難波さんも語っていたけど、しごく納得だ。一度食べたら忘れられない、クセになるサンドイッチだ。

 

 

 

にしても、パンと磯の香りって、なんで合うのだろう。

 

それは、食パンの魔法でも協力してくれた神田・エースののりサンドのおいしさからもわかる(魔法60のりサンド)。

 

 

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こちらは難波さんオススメのドーナツ。

 

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真ん中のバターを少しずつつけながら食べる。

一口食べて、コーヒーをひとすすり。

 

忘れかけてた「ほっこり」を思い出せてくれるような、

自分にもまだ「ほっこり」の感性が残っていたんだ、と安心させてくれるような、

ほっとするおいしさだ。

 

 

で、思ったのでした。

あ〜もっと知りたい!

純喫茶のパンについて、トーストについて、もっともっと知りたい!

 

で、こうなりました。

 

 

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難波里奈さんを監修に迎え、池田浩明を相手に、神田・エースにて、

今一度、漫画用に語り合ってもらいました。

 

神田エースは、難波さんとムッシュ池田が「喫茶店のトーストはなぜおいしいのか?」というトークショーを川口で行ったときの打ち合わせで使われた場所。

そのときのトークショーがあまりに面白かったので、もっと多くのみなさんに伝えたいと思い、もう一度、神田エースに集結してもらったのでした。

 

このトビラ(↑の漫画)を開けると、純喫茶とパンの世界が広がります。

奇才・あかい画伯の描く、難波さん、池田、マスターたちの世界をどうぞご堪能ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンラボ&comics 7月15日発売
現在ガイドワークスオンラインで予約受付中。
ガイドワークスオンライン限定の特典「パンのクリアファイル」が付きます。

パソコンの方はこちらへ。本の簡単な紹介もしてます。
http://guideworks.co.jp/sports-culture/panlabc

スマホの方はこちらです。
http://guideworks.co.jp/sports-culture/s/panlabc

 

 

 

 

 

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パンラボ&comics その3 ぱんとたまねぎ


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




福岡在住のパン作家といえば、
ぱんとたまねぎさん。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




その独特な表現力、パンへの愛情表現力はムッシュ池田に通ずるものがあると、
またイラストの存在感は堀道広さんにも通ずるものがあると、
2011年の8月以来、ず〜っと
ず〜〜〜〜っと、勝手にシンパシーを感じていたのであります。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




とくにブログのイラストが好き。
頭にバゲットののったバゲットリーゼントのお兄さんが好き。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




「あ!カウリスマキ!」
なんて思って、ひとりでニヤニヤ、ニギニギしていたのでした。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




ぱんとたまねぎさんの描く漫画が無性に読みたくなってしまったのでした。
ぱんとたまねぎさんの福岡物語が読みたい。なんて一方的にこがれていたのでした。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




ぱんとたまねぎさんがパンラボ&comicsに参加してくれました。



わー。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 



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あ〜福岡へ行ってみたい。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




シンプルで毎日食べなくなるようなおいしいぱん。
丸ぱんのような、ブリオッシュのようなかわいらしいぱん。
だけど、ときどきスパイスもまぶされいて刺激的でもある、
とぼけた味わいもあるぱん。
そんな4コマをいっぱい描いてくれました。


福岡の方とぱんの距離感が伝わってくる。
明太子の本場、福岡のめんたいフランスって、福岡ではどんな立ち位置なんだろう?
そういう気になるところも漫画にしてくれました。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



4コマっていうか、漫画はめったに描かないそうなので、
それだけでプレミアムですが、クオリティーも抜群です。
どうぞお楽しみに。





パンラボ&comics 7月15日発売
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パンラボ&comics その2 パンは自転車にのって



とりゃあ
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突然視界に海が見えてくる。

こういう景色の現れ方がすき。単純に好き。無性に好き。

ここは鎌倉・由比ガ浜〜七里ガ浜。


こういうところを観光客が、徒歩でもなく、自動車でもなく、自転車で滑るとどうなってしまうか。







わたし、鎌倉に、住んでま〜〜〜す。

心地いいカン違いに浸れてしまうんであります。


自転車のカゴにパンがささっていたら、カンペキだ。

鎌倉に、住んでま〜〜〜〜〜〜す。





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やっぱりパンが好き!」の山本ありさんが、鎌倉のパン屋を自転車にのって、めぐる漫画。
それが「パンは自転車にのって」。


ありさんは、調理師免許を持ってるほどの料理好きだけど、パンがこの上なく好きなことは、やっぱりパンが好きや、世界ぱんぱかパンの旅での
小麦の味にまで迫る描写からもぐいぐい伝わってくる。






とりゃあ
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江ノ電と並走し、




とりゃあ
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パンを買って、すぐに海へ行ける。



とりゃあ(由比ガ浜)
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とりゃあ(江の島)
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とりゃあ (大仏)
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スリリングだけど美味しかったり、
気持ちのいいシーブリーズを浴びつつ、美味しかったり、
息をきらしつつもおいしかったり、
心の底からほっこりしつつ、おいしかったり、

楽しいけれど、ちょっとした洗礼もあったりして、
充実の自転車めぐりだったように思います。



鎌倉にはおいしいパン屋がいっぱいだ。

今回は、ありさんとムッシュ池田がお店をリストアップ!

しかも、買ったパンをどこで食べればいいかまでご紹介。

はたして、どこをどう回ったのか?


パンは自転車にのって
は、7月15日発売のパンラボ&comics にて。





おたのしみに。






パンラボ&comics
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パンラボ&comics その1 彼は帰ってきた 予告漫画付き

2014年10月下旬。


パンラボ編集部にパンと手紙が送りつけられてきた。



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これがすべてのはじまりだった。

http://panlabo.jugem.jp/?search=%C2%C0%C5%C4%B8%F7%B5%B0



このときから1年6ヶ月。

青年はフランス修行を終え帰国し、いま、京都は丹後で自ら栽培した小麦で、パンを焼く準備をしている。


その情報を聞きつけたクロックムッシュ氏は、
「五感で伝えるパンを作りたい」という青年の志に触れるためにただちに京丹後へと向かったのだった。




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青年が目指していたはずの「五感で伝えるパン」とは何か?
フランスで学んできた「ペイザン・ブーランジェ(農家パン屋)」とは何か?
いや、そもそもなぜ、五感で伝えるパンを焼きたいと思ったのか?
いまでもその高い志は生きたままなのか?



答えはイエス。イエスにもほどあり!



だから、そのすべてをパンを愛するみなさんに伝えることにしました。
どうぞ、いっしょに感じてください。




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本編へつづく



さすらいのクロックムッシュ氏 京都、丹後の弥栄窯・前編
漫画・堀道広 原作・池田浩明




パンラボ&comics 7月15日発売


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パンラボ&comics


パンラボ&comics という漫画書籍が7月15日に発売になります。

こちらこちらで、さすらっていたのはこのためでした。

今回はガイドワークス限定特典なるものがガイドワークスのオンラインで購入すると早いもんじゅんに付いてきます。

それは、パンのクリアファイルです。
表は堀画伯の表紙絵、裏は池田フォトグラファーのカンパーニュのパンラボ写真。
ここでしか貰えないものです。


パソコンの方はこちらで見てやってください。本の簡単な紹介もしてます。
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スマホの方はこちらです。
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本については、これから少しずつここで紹介していきます。

やっぱりパンが好きの山本ありさんの描き下ろしや、
あの! ぱんとたまねぎさんが初4コマ漫画に挑戦してくれてます。
他にも面白根多満載です。


&comics班


食パンをもっとおいしくする99の魔法
ともどもよろしくお願いします。


 
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