パンの研究所「パンラボ」。
painlabo.com
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
パンの研究所「パンラボ」 第5回はベーグル!

所長は池田、研究員はみなさん。
食事パンを取り上げてきた「基礎編」、最終回はベーグル。

 

ベーグルといえば、もちもち。
でも、もちもちの中に、いろんな「もちもち」があります。
しなやかなもちもち、溶けながら弾むもちもち、エアリーなモチモチ、ほどけのいいもちもち…。
もちもちに対する感性がアップさせると、ベーグルを食べるのがもっともっと楽しくなります。

 

ベーグルは硬くて食べにくい?
先入観をくつがえす体験が、あなたをベーグルの虜にする、かもしれません。

 

11月の研究テーマ「ベーグル」
※月ごとにパンのテーマは変わります。

 

2019年11月14日木曜日
昼の部14時〜16時(受付15分前より)  
夜の部18時30分〜20時30分(受付15分前より)

 

募集定員 昼の部・夜の部 各20名
研究費 1講座10,000円(税込) 試食パン8種をお持ち帰りいただけます

 

※費用に含まれるもの
パン/テイスティング資料/1ドリンク
場所・折形デザイン研究所 港区南青山4-17-1(表参道駅・外苑前駅 徒歩8分)

 

2019年度「基礎編」
6月13日 食パン
7月11日 バゲット
8月8日 カンパーニュ
9月12日 ライ麦パン
10月10日 フォカッチャ
11月14日 ベーグル

 

2020年度「応用編」
クロワッサン/デニッシュ/シナモンロール/あんぱん/クリームパン/カレーパン(予定)

 

受講された方には「パンラボ研究員認定証」(シリアルナンバー入り)を発行します。


お申し込みは以下のリンクよりお願い致します。

「パンラボ」11月14日木曜日昼の部(14時から16時) 
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c8ee0c27625505

「パンラボ」11月14日木曜日夜の部(18時30分から20時30分) 
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cdba3e59625506
 
※先着順にて受付させていただきます。
※募集人数に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
※参加費は事前にお振り込みいただきます様にお願い申し上げます。

 

・パンの研究所「パンラボ」とは?
パンのテイスティングについて、学び、研究する場。
見る、触れる、切る、嗅ぐ、噛む、味わう、飲み込む、そして消化する。
五感と脳を総動員してパンを味わう新しい体験です。
参加者は、「パンラボ見習い研究員」となり、毎回テーマに沿った8種の名作パンを味わい、テイスティングの方法をともに学びます。作り手の思い、歴史、意味論、コネタ、食べ方まで。最終的には、パンをこれから食べていくための「座標軸」をみなさんの頭の中に持っていただけるようにしたいと思います。

 

・テイスティングとは
「外観・内観」「質感」「アロマ」「食感(噛みごたえ・舌触り)」「口溶け」「フレーバー」「喉越し」からなる鑑賞のフレームに沿って、パンを味わい、表現する方法。今回みたいに、複数のパンを同時に味わう「比較テイスティング」の場合、それぞれの記憶が鮮明なため、個性がすごくわかりやすいです。
見習い研究員のみなさまのご意見も参考にしながら、パンのテイスティングについて一冊の本にまとめたいと思っています。まさにみんなで共同研究する「ラボ」です。

- comments(1) trackbacks(0)
陸前高田のためにおいしいパンを焼いてくれる人、募集。

2020年秋、陸前高田で「ベーカリーマーロ」がオープンします。

陸前高田のためにおいしいパンを焼いてくれる人を募集しています。

 

2011年以来、被災者のみなさんにパンをお配りするため、彼の地を何度も訪れました。

そのたびに、パンが人を笑顔にするところを見、おいしいパン屋さんがほしいという声を何度も聞きました。

陸前高田でパンは求められています。

 

8年前の、ちょうど今ごろでした。

津波をからくも逃れた丘の上で、私はりんごが赤い実をつけるのを見ました。

その可憐さは、無残にも津波が流し去った市街地の跡とはあまりに対照的でした。

私は夢を見ました。

りんごのパンが名物のパン屋をこの街に作って、街の人に元気を与えるととともに、遠くから食べにきてもらえないかと。

 

「希望のりんご」という復興支援のグループを作り、ことあるごとにそれを言いつづけていたところ、本当にそんなパン屋を作りたいという人が現れました。

田村満さんという、地元の自動車学校の社長さんで、自分の学校を開放してまで復興に尽力し、街で尊敬を集めている方です。

震災以来、市街地がなくなり、若年人口も減り、過疎が進行しています。

このままでは 陸前高田はなくなってしまう、そんな危機感を共有する人たちによって立ち上がった「CAMOCY(発酵の里)」というプロジェクトの一環です。
しょうゆやみそといった陸前高田で古来からつづく発酵文化ともコラボし、またビールや日本酒といったさまざまな発酵の職人たちとも協働し、発酵のパラダイスを作ろうという雄大な構想です。
シェフの候補を求めています。
必要なのは、技術以上に、あなたのイメージと情熱です。
陸前高田の人にどんなパンを食べてほしいか、どんなパン屋があればにぎわいが生まれ、幸福な日常がやってくるのか。
そんなことを自由にイメージして、パンを作ってください。
強力な助っ人もいます。
震災のあとから、ずっと復興支援活動に協力、何度もいっしょに陸前高田を訪ねてきた、ZOPFの伊原靖友シェフも支援を快諾してくれています。
興味がある方、まずは一度、話をしてみましょう。
もし可能なら、陸前高田を訪れてみてください。
その上で、自分にできることがある、と思えたら、陸前高田のために手を貸してください。
↓応募要項

- comments(0) trackbacks(0)
| 1/1 |