パンの研究所「パンラボ」。
誌面では紹介しきれなかったパンのあれこれをご紹介します。
パンのことが知りたくて、でも何も知らない私たちのための、パンのレッスン。
農家パン屋ってなんだろう?

 

パンの漫画2発売記念特別トークショー

 

農家パン屋ってなんだろう?

 

9月2日(日)田原町のReadin' Writing'で行われました。

 

 

パンの漫画2で2回に渡り漫画化された、京丹後で農家パン屋・弥栄窯を営む

太田光軌さんを招いてのマボロシトークショー。

緊急イベントなのに会場はいっぱいで、大いに盛り上がりました。

 

 

 

 

左から 堀道広さん・池田浩明さん・太田光軌さん・粉花さん姉妹

 

漫画に登場する粉花さんも二人で参加していただけました。

 

 

 

太田青年をズームアップ!

 

 

この日のために太田くんが焼いてくれたパン

左から 農家のブリオッシュ カンパーニュ コンプレ・ビオ

 

農家のブリオッシュの解説

「僕たちにとっての農家パンの原点、フランス・ノルマンディ地方のオーガニックファーム"Chante la vie(シャント。ラ・ヴィ)。

その農場主・セルジュの、お爺ちゃんの代から大きな窯で焼かれている。

パリのそれとはすこし、いやだいぶ違っていた直焼きの無骨なブリオッシュ。ジャムを塗って嬉しい朝食に!」

 

卵を使わずにジャージー牛乳とバターなどを使って焼いているそうで、無骨だけど優しい味が後を引くおいしさだった。

実際、奥様曰く「出来立ては特においしくて、一人でまるごと1つ食べてしまいます」とか。

 

 

セルジュとブリオッシュといえば、太田青年がフランス語もままならないときにかり出された「りんご祭り」で作ったりんごのブリオッシュが思い出されます。

 

 

パンの漫画2より

 

 

 

移動式の窯をトラックで運び、その場でパンを焼く。

 

 

左がセルジュ 右が太田くん

 

 

りんご1個をブリオッシュで包み込んだパン。

その場で焼かられて、振る舞われるのだからおいしいに決まっている!

 

 

 

 

 

 

 

 

このような写真なども紹介しながら、フランスでの農家パンについて話してくれたのでした。

 

 

 

 

 

 

パンの漫画2さすらいのクロックムッシュ氏編

好評発売中です。

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『農家パン屋ってなんだろう?』弥栄窯 太田光軌さんトークショー

『パンの漫画2 さすらいのクロックムッシュ氏』発売記念トークショー
『農家パン屋ってなんだろう?』

 

農家パン弥栄窯
太田光軌
×
パンラボ
池田浩明

 

フランス中のペイザンブーランジェ(農家パン屋)をまわって、パン作りと農業を学び、京都府京丹後市の築百年の古民家でこのほど開店した太田光軌さん。

自ら自然栽培で麦を作り、薪窯でパンを焼く。
いま注目の農家パン屋(小麦農家がパンを焼く)という生き方について、太田さんに聞きます。
薪窯・自家培養でのパン作りを知りたい人、田舎暮らしをしたい人、自然栽培などオーガニックな農や食に興味のある人、もちろんパンの好きな方もぜひどうぞ!

 

日時
9月3日(日)19:00 (開場18:30)

場所
Readin’Writin’(田原町)

料金
1500円(別にワンドリンク必ずお買い上げください)

定員

20名

 

*弥栄窯のパン試食あり

 

申し込みフォーム
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c980012b527892

(おかげさまで満席となりました)

 

会場のReadin’Writin’

今年オープンしたばかりのおしゃれな本屋さん。

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それからの弥栄窯 パンの漫画2読みどころ情報

パンの漫画2 さすらいのクロックムッシュ氏』の最大の読みどころといっていいでしょう、「農家パン 弥栄窯」編。

 

ストーリーは、ある無名の若者(現弥栄窯店主・太田光軌さん)がクロックムッシュ氏の自宅(パンの家)に自分が焼いたパンをいきなり送りつけてくるところからはじまります。

 

彼はそうして集めたカンパを元手にフランスを巡り、農家パン屋(ペイザン・ブーランジェ)の神髄を学んで帰国します。

 

まるで漫画のためのネタみたいですが、本当の話。

太田光軌パン送りつけ事件については当時のパンラボblogで読むことができます。

 

​突然編集部に小包が届いた

http://panlabo.jugem.jp/?search=%CC%D1%C1%DB%A5%D6%A1%BC%A5%E9%A5%F3%A5%B8

 

こんなに大きくなって太田さんが帰ってくるなんて…。

彼の焼いたパンを食べておいしいと思った、その直感を信じて記事を書き、本当によかったなと思います。

 

パンの漫画2 さすらいのクロックムッシュ氏』では農家パン屋になろうとする彼が決意するに至った波瀾の青春と、フランスでの冒険について、堀道広画伯が迫真の筆で描いています。

 

足掛け3年、太田さんが夢をかなえて、ついに開店させた農家パン屋についてはこちらの記事で詳しく書かせていただきました。

 

朝日新聞デジタル&w「このパンがすごい!」

京丹後でいま起きている静かなるパン革命/弥栄窯

http://www.asahi.com/and_w/articles/SDI2017080309711.html

 

いま注目の新しい流れ「農家パン屋」。

太田さんの後につづく若者がこれからどんどん現れてくるでしょう。

 

小麦からはじまるパン作り。

パンラボ、新麦コレクションで応援していきたいと思っています。

 

新刊発売中!

パンの漫画2 さすらいのクロックムッシュ氏

 

8月10日、ついに解禁!

新麦コレクション

http://panlabo.jugem.jp/?eid=2128

 

 

 

 

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パンの漫画2チンプラお渡し会・追加試食情報

パンの漫画2・さすらいのクロックムッシュ氏編の発売を記念して行われる、

堀道広・チンプラ制作お渡し会の追加情報です。

 

 

 

ムッシュ池田浩明プレゼンツ

農家パン・弥栄窯の太田光軌さんのパンのご試食

 

 

 

本書に2話連続で登場してくれた「農家パン・弥栄窯」の太田光軌さんが今回、特別にパンを提供してくれることになりました。

 

太田さんは、自ら小麦を育て、小麦を挽き、その小麦でパンを焼く農家パン屋(ペイザン・ブーランジュ)を京都の京丹後で取り組む新世代パン職人で、パンラボとも少なからず関係があったので、その一挙手一投足に注目してきました。

 

太田青年とパンラボについてはこちらにて。

 

 

そして、フランスへと修業へ出たのでした。

 

 

 

 

 

 

 

フランスで農家パンの真髄を学ぶ太田青年。

 

 

 

 

そしてたどり着いたのは、五感で伝えられるパンでした。

 

 

 

 

そして、今。

 

 

「それからの弥栄窯」として写真漫画で続報掲載。

 

 

種をまき、窯を作り、

 

そして、

 

パンが焼けた!

 

 

 

 

 

現在、京丹後市内で、パンを提供しているそうです。

(カナブン・木曜日 キコリ谷テラス・金曜日 いととめ・土曜日)

 

 

 

 

本書を読んで、太田さんのパンを食べる。

試食なので、量は少ないかもしれませんが、日本の新しいパンの形、そして漫画の臨場感を感じていただければと思っています。

 

 

チンプラお渡し会の予約をしていただいた方は確実にご試食できるようにします。

お楽しみに!

 

 

 

 

 

パンの漫画2 7月14日発売

チンプライベント 7月16日

 

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突然、パンラボ編集部に小包が届いた。
突然、パンラボ編集部に小包が届いた。
中にはパンが入っていた。
なんの心当たりもない。

プレゼントか?(それなら大歓迎)
新手の詐欺か?(パンがあるとなんでも食べてしまうので気をつけなければ…)
爆弾テロか?(それは考えすぎだと思う)

同封されていたのは「妄想ブーランジェリ」と題されたプレゼン資料。
おそるおそる読んでみるとこんなことが書かれていた。

「僕は今、今春まで有機農業を学んでいた京都府最北端、丹後半島は弥栄町にある梅本農場で育てた小麦を自家製粉して(一部だけど)ロケットストーブと手作りオーブンで薪を使って、ルヴァン種(小麦だけで起こす最も根源的なパン種)でパンを焼いています」

「僕は五感で伝えられるパンが焼きたい。生きている喜びを飽和状態までねじ込んでパンを焼きたい。
そのためにはやはり本質に触れないといけないと思いました。だからぼくは今年の秋に長期でのフランス行きを決意しました」

「しかしながら資金が足りません!もし僕のパンを食べて、ぼくのやるべきことに賛同し、それだけの価値があると思っていただけたら、思っただけの価値でどうか、支援して下さい。目標は50万円です」

妄想ブーランジェリ店主こと、太田光軌さんは、フランス修行の資金を稼ぐため、各所にパンを送りつけたというのだ。
さて彼の妄想は現実化するに値するのか?
私は半信半疑ながら食べてみた。

まずはミッシュブロート。
ライ麦・小麦粉が半々のドイツパンである。
炎とライ麦が結合し、核融合を起こしていた。
最初に香りだす皮の渋みライ麦の香りに気品があり、あとから滲み出してくる淡い塩気と穀物的な淡さにやさしさがある。
発酵種の香りを気配としてまとわせていた。

うーむ、なかなかやるではないか。
つづいてタンゴカンパーニュと名づけられたパンを口にする。
粒立つ気泡のひとつひとつに味わいが詰まっている。
麦であり発酵種の味わいであり。
大根のような滋味深い根菜の香りにそれは似ている。
やがてうるおいに満ちた中身はやわやわと溶け、そのやさしい穀物感はおかゆを思わせる。

どうしたことだろう。
こんな簡単に太鼓判を押していいのか。
と思ったけど、おいしいと思ったものがおいしいパンなのだ。
パンラボ編集部ナカムラ氏と私はわずかばかりのお金を寄付した。

今頃はフランスの空の下にいるのだろう。
いったいなにを感じ、なにを学び取って帰ってくるのだろう。
そして、どんなパンを焼き、どんな店を開くのだろう。
その日が待ち遠しくて仕方ない。
でも、後悔がないよう、焦らずフランスのパン文化を吸収してほしい。

自分で麦を作り、パンを焼くという原点のパン作り。
それは小麦ヌーヴォーなどを通じて、私の後押ししたいことでもある。
太田さんが妄想のパン種をふくらませていくさまを見守っていきたい。(池田浩明)

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